国境を越えて故人を遺族の元へ送り届ける実在する仕事のドラマ。
2023年3月よりAmazonプライムで配信されています。
各ストーリーのあらすじを説明していきます。

【ネタバレ】エンジェルフライトあらすじ
1話:スラムに散った夢

凛子(松本穂香)は英語が達者でありながら、
日本の大企業に入社ができても社風に合わず転職を繰り返しています。
ある時会社説明会で出会った那美(米倉涼子)の
会社の理念や耳障りの良い言葉に惑わされ入社を決めます。
しかし実際はパワハラ上司の那美。
仕事はなかなかできず、遺体と対面しても嘔吐してしまうなど仕事が成り立ちません。

その頃、マニラでギャングの抗争に巻き込まれ死亡した
杉原陽平(葉山奨之)の遺体がフィリピンで消える事件が発生。
エンジェルハースで引き受ける予定だった遺体であるため、
那美と凛子は急きょフィリピンへ飛び、陽平の遺体を探すことになりました。
しかし、陽平は若いころにSNSでシンク内でお風呂として使うという
バイトテロを起こしており世間を騒がせた経緯があります。
両親に迷惑をかけた経緯があり勘当されています。
そのため父の辰彦(杉本哲太)は陽平の遺体の引き取りを拒否します。
結果辰彦と妻・佐千恵(麻生祐未)を連れて、
フィリピンに来たものの陽平の遺体紛失で日本へ戻ってしまいます。

那美はフィリピン大使館の村田と凛子と共にスラム街に乗り込み、
ギャングから遺体を取り戻して日本へ送還することに成功します。
フィリピンのギャングたちは仲間内で葬儀のようなものをする文化であるため、
まだ遺体は寝かされたまま火葬などせず、そのままの状態でした。
柊(城田優)の修復処置によって陽平はリンチを受けた姿とは変わり、
両親の元へ届けられます。

陽平はフィリピンでも仕事が続かず、
両親は陽平はやはりダメな人間かと諦めかけていました。
しかし実はフィリピンの友人たちと農園を開こうとしており、
仕事も続いていたのです。
佐千恵から「家に戻っておいで」と一言だけ書かれた紙を大事に持っていました。
その紙を入れた財布を盗まれたことで暴行に発展していたのです。
そのことがわかった辰彦・佐千恵は涙を流し「おかえり」というのでした。