日本でも大ヒットした
ブルース・ウィリス主演の「アルマゲドン」ですが、
「つまらない」
という意見が多い作品でもあります。
今回は、
「アルマゲドン」がつまらない
と言われる理由を調べてみました。
「アルマゲドン」つまらないと言われる理由5つ
1つ目:科学的な突っ込みどころが多すぎる
本作は科学的な矛盾があることで
有名な作品です。
・小惑星に気付くのが遅い
・素人が短期間の訓練で宇宙へ行く
・テストせずにスペースシャトルを打ち上げる
・スペースシャトル内に重力がある
・ロシア人が宇宙船を叩いて直す
・惑星で風が吹いている
・惑星に重力がある
・核爆弾にリード線がある
・核爆弾で小惑星の軌道を変える
このように突っ込みどころ満載で
その数は168個という説まであります。
そのため、
突っ込みどころが気になって
楽しめなかった
という方が多いようです。
「インディペンデンス・デイ」や「エイリアン」
のように完全なSF映画なら、
科学的矛盾点があっても気にならないでしょう。
しかし本作は「アポロ13」のような
リアリティさがあります。
しかし同時に矛盾点もあります。
この中途半端さが
つまらないと思われる理由でしょう。
もっとSFファンタジーのように
振り切ってくれたほうが、
楽しめたのかもしれません。
2つ目:人類滅亡の危機感が感じられない

18日後に地球滅亡を控えた人たちに行動ではない
という意見も見られました。
18日後に地球に隕石が落下し滅亡する
という状況にもかかわらず、
訓練の合間に盛り上がる掘削員たちや、
普通にデートをして楽しむAJとグレース。
この危機感のなさに冷めてしまった方は
多かったようです。
そんな頼りない男たちが地球を救うところに面白さがある
という描き方なのかもしれませんが、
もう少し緊迫感があったほうが
入り込めたのかもしれません。
「ディープ・インパクト」のほうが良かった
「アルマゲドン」が公開された時、
同じように巨大隕石による地球終焉の危機を描いた
「ディープ・インパクト」という映画が公開されました。
こちらの映画のほうが
地球絶滅に直面した人々の心情が
丁寧に描かれていました。
そのため、
「ディープ・インパクト」のほうが
リアリティがあって面白かった
という方も多かったようです。
3つ目:ストーリーがシンプルすぎる
本作は2時間半の超大作なのですが、
ストーリーは複雑ではありません。
地球全滅レベルの隕石が落ちてくることが発覚
↓
落ちる前に爆破しようとする
↓
リモート爆破に失敗し、
主人公が自ら犠牲となり爆発させる
主軸となるのは
このようシンプルな物語です。
そのため、
単純すぎてつまらない
展開が読めるからつまらない
このような意見が見られました。
単純明快な映画が好きな方も多いですが、
複雑なストーリーを期待していた方には
物足りなさがあったのでしょう。
4つ目:登場人物が多すぎる
本作は、
・石油掘削員とその家族
・NASAの関係者
・合衆国政府の関係者
・ロシア人宇宙飛行士
このように登場人物がとても多いです。
しかもほとんどが男性ということもあり、
登場人物が多すぎて覚えられなかった
という意見も多くありました。
個性的で魅力的な登場人物が多いのですが、
人数が多いことで、
一人一人のエピソードが少ないです。
これはちょっと残念でしたね。
誰がどのような活躍をしたのかわかりにくくて
つまらなかった
と感じた方は多かったでしょう。
5つ目:観終わった後に余韻が残らない

観終わった後に
色々考えさせられたり、
感動がじわじわと込み上げるような映画は
面白かったと思えます。
「アルマゲドン」のレビューを見ると、
ラストが感動で余韻に浸っています
という方もいますが、
鑑賞中は楽しいけど、余韻は残らない
考えさせられるタイプの映画ではない
このような意見もありました。

https://karapaia.com/archives/52096861.html
本作は複雑なストーリーや描写で
観客に考えさせるような作品ではありません。
何も考えずに楽しむ系の作品なので、
いつまでも余韻に浸りたい方には
向いていないかもしれませんね。
「アルマゲドン」面白いという意見も多い
何度観ても楽しめる
つまらないという意見がある一方で、
面白いという意見も多く見られました。
何度もテレビで観ていますが、毎回楽しめる
何度見てもラストでは涙があふれます
このような意見がネット上で見られました。
結末がわかっていても
何度も観たくなるという方が多い本作。
ド派手アクションや、
登場人物たちの活躍を観ているだけで
楽しめるエンターテイメント性の高い
作品と言えるでしょう。
ハリウッド映画の王道的な映画

ハリウッド映画好きが楽しめる作品
さすがハリウッド映画という盛り上がり方がすごい
このように、
ハリウッド映画らしい映画だから面白い
という意見もとても多いです。
本作はハリウッドきってのヒットメーカー二人が
タッグを組んでいます。
・監督:マイケル・ベイ
(「トランスフォーマー」シリーズ、「ザ・ロック」「パールハーバー」など)
・制作:ジェリー・ブラッカイマー
(「パイレーツオブカリビアン」シリーズ、「トップガン」シリーズなど)
さらに主演はブルース・ウィリスということで、
ハリウッド映画好きにはたまらない作品でしょう。
ハリウッドの「爆破王」と言われるマイケル・ベイ。
本作でもド派手な爆破シーンに圧倒されます。
突っ込みたくなる愛すべき映画
本作は科学的な視点で見ると、
突っ込みどころが満載です。
しかし、これも含めて
突っ込みたくなる最高の映画
突っ込みどころ満載で笑って楽しめた
矛盾があっても愛すべき作品
という感想も目立ちました。
科学的な矛盾点があるのは確かですが、
それを突っ込んで楽しめるところも
「アルマゲドン」の魅力なのでしょう。
小難しい映画よりも、楽しめて好き!
という意見も見られました。










まとめ
今回は「アルマゲドン」が
つまらないと言われる理由を調べてみました。
つまらないという意見もありますが、
面白いという意見も多いことがわかりました。
賛否を聞いた上で鑑賞すると、
いろいろな見方ができて面白いですね。