Netflix「嵐の中で」のキャストは
スペインの名優が集結しています。
今回は、それぞれのキャストの経歴や出演作品などを
ご紹介したいと思います。
「嵐の中で」の主要キャスト5人
1人目:アドリアーナ・ウガルテ(役名:ベラ・ロイ)

ベラ・ロイは、優秀な医学生だったにもかかわらず、
娘グロリアを出産したことで医師になる道を諦め看護師になっています。
夫と娘と充実した日々を送っています。

本名:Adriana Sofía Ugarte Pardal
生年月日:1985年1月17日
年齢:37歳(2022年11月現在)
出生地:マドリード
元の世界に戻ろうと奔走するベラを熱演したのは、
スペインの人気女優アドリアーノ・ウガルテです。
・曽祖父は作家のカルロス・アルニーチェス
・祖父は映画監督で脚本家のエドゥアルド・ウガルテ
という文化人の一家に生まれた彼女は、
若い頃から演技、ダンス、哲学を学びました。
2001年に2001年に短編映画「Mala espina」で女優デビュー。
2006年には、
スペインのアカデミー賞とされるゴヤ賞の最優秀新人女優賞にノミネートされました。
その後、テレビシリーズなどに出演し人気を集めます。

そして2013年には、
スペイン内戦、第二次世界大戦下のスペインを描いた「情熱のシーラ」のヒロイン役に抜擢されます。
時代に翻弄されながらも賢明に生き抜いていくヒロインの30年間を熱演し、
高く評価されました。
このドラマは日本でも2015年からNHKで放送され人気となりました。
2015年には来日もしています。

日本人の精神論、仕事に対する誠実さは尊敬しています。
日本は秩序があって人々が落ち着いていて優しい雰囲気というイメージがあったけれど、その通りでした。
などとコメントをされていました。
2016年にはスペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督の「ジュリエッタ」に出演。
ペネロペ・クルスなどの女優たちと肩を並べる女優になった
と言われたそうです。
今後の活躍が楽しみですね。
2人目:チノ・ダリン(役名:レイラ警部補)

警察署にやってきたベラを対応することになったレイラ警部補。
彼女の言動に半信半疑ながらも、
親身になってサポートしようとします。

本名:Chino Darín
生年月日:1989年1月14日
年齢:33歳(2022年11月現在)
出生地:アルゼンチン サン・ニコラス
戸惑いながらもベラをサポートするレイラ警部補を演じたのは、
アルゼンチンの人気イケメン俳優のチノ・ダリンです。
父親は、アルゼンチンの名優リカルド・ダリン。
2世俳優として20代の頃から映画に出演しています。
・「永遠に僕のもの」(2019年)
・「明日に向かって笑え!」(2021年)
・「アルゼンチン1985 歴史を変えた裁判」(2022年)
このように、立て続けに話題作に出演する注目の若手俳優です。
「明日に向かって笑え!」では、
リカルド・ダリンと親子共演も果たしています。
今後も注目していきたいですね。
3人目:アルバロ・モルテ(役名:ダビド・オルティズ)

ダビド・オルティズは、ベラの夫で、
銀行に勤務するエリートビジネスマン。
元カノのウルスラと密かに浮気をしています。

本名:Álvaro Antonio García Morte
生年月日:1975年2月23日
年齢:47歳(2022年11月現在)
出生地:スペイン アルヘシラス
ベラの浮気性の夫ダビドを演じたのは、
Netflixドラマ「ペーパー・ハウス」の教授役で有名になった
アルバロ・モルテです。
幼い頃から演劇に興味があった彼はマドリード映画学校に進学し
演技を学んだそうです。
しかし、2011年に左脚に悪性腫瘍を負うという経験をされています。
2012年にはドラマ「バンドレラ」に初主演し、奇蹟の復活を遂げました。

2017年には世界的に大ヒットしたスペイン発ドラマ「ペーパー・ハウス」に出演。
強盗の首謀者である「教授」を演じ大ブレイクしました。
2019年には、「スペイン俳優協会アワード」で最優秀主演男優賞を獲得しました。
さらに2020年にはドラマ「THE HEAD」にラモン役で出演。
明るく陽気なキャラクターを演じ、
「ペーパー・ハウス」の教授役とのギャップに驚かされました。
このドラマは山下智久さんがメインキャストとして出演していることでも話題になりました。
2021年Amazon Prime Videoのドラマ「ホイール・オブ・タイム」のシーズン1にも出演。
乗りに乗ってい俳優さんですね。
プライベートも充実しており、双子のパパでもあります。
4人目:ハビエル・グティエレス(役名:アンヘル・プリエト)

アンヘル・プリエト、少年ニコの隣人。
近所に住むクララとの浮気現場を妻ヒルダに目撃され、
包丁をもったヒルダと揉み合いの末に、殺してしまうという不運な男です。

本名:Javier Gutiérrez Álvarez
生年月日:1971年1月17日
年齢:51歳(2022年11月現在)
出生地:スペイン オビエド県ゴソン
浮気が原因で殺人を犯しまうアンヘルを熱演したのは、
スペインの実力派俳優ハビエル・グティエレスです。
「嵐の中で」では、一際存在感を放っていました。
2006年以降、さまざまな映画に出演し、高い評価を得ています。
・2014年「マーシュランド」でゴヤ賞の主演男優賞
・2016年「オリーブの樹は呼んでいる」でゴヤ賞で助演男優賞にノミネート
このようにスペインのアカデミー賞「ゴヤ賞」で実績を残しています。
最近は以下のように多くの作品に出演しています。
・「しあわせな人生の選択」(2016年)
・「アサシン クリード」(2016年)
・「クリミナル・プラン 完全なる強奪計画」(2017年)
・「オリーブの樹は呼んでいる」(2017年)
・「だれもが愛しいチャンピオン」(2018年)
スペイン映画、ヨーロッパ映画好きにはたまらない名作揃いです。
スペイン映画界には欠かせない存在ですね。
5人目:ベレン・ルエダ(役名:カレン・サルドン博士)

カレン・サルドン博士は、
少年ニコの幻覚の話を聞き、それをフィクションとして小説にした、博士であり小説家。
手がかりを求めてやってきたベラにアドバイスをします。

本名:Belen Rueda
生年月日:1965年3月16日
年齢:57歳(2022年現在)
出身地:スペイン マドリッド
ベラに元の世界へ戻るヒントをくれたカレン・サルドン博士を演じたのは、
フランスの人気女優ベレン・ルエダです。
1997年以降、実に多くの映画に出演し、
各映画賞も受賞している名女優です。
・「空を飛ぶ夢」(2004年)
・「永遠のこどもたち」(2007年)
・「ロスト・ボディ」(2012年)
このような日本でも有名なスペイン映画でメインキャストを務めています。
「嵐の中で」では出演シーンは多くありませんでしたが、
ベテラン女優の貫禄がありました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「嵐の中で」は、
スペインの人気俳優たちの共演が楽しめる映画でもあります。
本作でスペイン俳優にハマった方は、
他のスペイン映画やドラマも楽しんでみてはいかがでしょうか。