3月2日に10.000件以上のリツイートをされた「デパコス」騒動。
「デパコス」をめぐり、一人の美容部員のツイートから、
男性は化粧品コーナーに入って良いのかなど騒ぎになりました。
どのような経緯で今回炎上騒ぎになっているのでしょうか。
デパコス騒動!美容部員のツイートが男性への批判?
一連の流れまとめ
騒動は1人の美容部員のツイートからでした。
(BA:ビューティアドバイザー、BC:ビューティカウンセラーと略されますがわかりやすく美容部員と表記)
百貨店の化粧品売り場に不審な男性が来ることや、不快な対応をしていくことについて
ちょっとした愚痴程度にツイートしました。
そのツイートを受けて、
- 男性側
- 普段化粧品コーナーに入りづらいと思っていた人
- デパート・百貨店という言葉に選民意識があると感じてしまった人
これらの人たちから一部の批判を受ける一方で
- 同じ百貨店勤務の美容部員
- 購入する意図のない男性による被害を経験をした販売員
- 外来看護師
- 病院の事務
このような人たちから大量の肯定的な意見が多く見受けられました。
問題となったツイート


最近男性の美容垢でデパートのコスメ売場で冷たくされたというお話がよく出ていて、
@hinano0213_
皆が化粧品を気持ち良く買えないなんて悲しいなと思いながらも
ちょっとここでだけ美容部員の本音を書いてもいいですか
このツイートをきっかけに、普段女性が働く環境への本音を吐露されました。
まとめると次の通りです。
- デパートでは男性客に狙われやすい
- 容姿に関わらず狙われやすい環境である
- 過剰なプライベートへの関りが多いが注意しづらい
- 男性化粧品への伺いは客に触らなければならない
- 男性店員がいないから抑止力にならない
- 男性客はスタッフも警戒しやすいから顧客名簿に登録して欲しい
百貨店(デパート)で働く環境では
タッチングアプローチを行う仕事柄、変な男性が来やすいとのツイートをされました。
このツイートに対しての返信


話題になっているツイートを拝見しました。
「納得だよな、そりゃ怖いよな…」という共感と共に、近年タイアップやイメージキャラクターとして『男性アイドルや俳優の起用』をしている企業やブランドに携わる一員として。
男性顧客や今後顧客になりうる人に対しての批判?はあそこまで言うべきでは無いのかなと思いました。
中略
デパコス売り場・勤めているブランドへ男性が来て欲しくないなら
「商品イメージキャラクターやタイアップに男性を使わないで欲しい、起用してもいいけどハッキリ言えば、どうせなれないんだから一般人は来ないで欲しい」と言ってくれた方がまだマシな気がします。
どこのブランドにお勤めかは知りませんが、私はあなたのような店員がいるブランドでは買い物をしたくありません。
こちらは、ツイートではなく「マシュマロを投げよう」でコメントされた言葉です。
この返信を美容部員の方が晒したことにより、
美容部員を擁護する声で溢れました。
美容部員からの自身のツイートに関しての言い分

「男性全てにあてはまることじゃない」と釈明されています。
購買を行う男性側が身なりやふるまいに気を付けるのではなく、
そのような環境を作らない店側の配慮が必要だと話されています。

こちらのマシュマロに関するコメントツイートに対し
デパコスは場所じゃないよ
デパコスって言うなら普段行ってる人ではないよね
といったような、このツイートに向けられたリプではなく
言葉の揚げ足取り合戦のようになってしまいました。
デパコス行くって何??
— えすこ (@_Under_the_desk) March 2, 2022
「デパコス屋さん、デパコス屋さん、これひとつくださいな♪^^」
みたいなこと?
デパコスは買うやな
— 虚無メロディ(暗黒微笑) (@Pichaaaaaan_dy) March 2, 2022
行かへんな🤔

最終的には「デパコス」と言うか言わないかの
論争に最終的には発展してしまいました。

まとめ
今回の騒ぎは、美容部員が不審な男性の入店についてツイートしたところ
「男性が入店」「デパコスとは」といった騒動に発展していきました。
男性も女性も普通に買い物ができるように、
不穏・不審な男性は警備環境などの整備が必要だと改めて実感させられました。
今後の日本全体の職場環境の改善に繋がればいいなと感じますね。