がんの中でもっとも多く診断される(男性は1番目、女性は2番目)大腸がん。
芸能人の中にも大腸がんを患っている方がいます。
今回は大腸がんになった芸能人をまとめました。




大腸がんになった芸能人7人まとめ
1人目:あき竹城

https://www.chunichi.co.jp/article/604548
あき竹城さんは2020年頃に、
大腸がんを患っています。
【大腸がん発覚時の状況】
・2020年頃に大腸がんが発覚。
・レギュラー番組を降板。
・メディアへの出演をせず治療に専念。
病気を公表しなかった

あき竹城さんは、
元気なあき竹城でごあいさつしたい
と希望し大腸がんを患っていることは
一切公表しませんでした。
2020年9月に、
レギュラー番組「「炎の体育会TV」を降板。
最後の出演は電話出演という形でした。
その後、メディアから姿を消したのですが、
年齢的にもコロナが怖いため、
仕事はお休みしている状況です。
と休業理由を説明されていました。
しかしこの頃はすでに、
大腸がんの治療をしていたそうです。
その後は約2年闘病生活を送りますが、
2022年秋頃に病状が悪化。
2022年12月15日、大腸がんのため東京都内の病院で亡くなっています。
75歳でした。
2人目:今井雅之

https://eiga.com/person/17112/
今井雅之さんは2015年4月21日に、
大腸がんを患っていることを公表しています。
その後、4月30日に記者会見を開き、
ステージ4の末期がんであることを公表しました。
【大腸がん発覚時の状況】
・2014年8~9月に風邪と診断されたが、
胃痛などが収まらずに再検査し、大腸がんが発覚。
・長らく健康診断を受けていなかったこともあり、
手の施しようのない状態だった。
・2014年11月に大腸がん手術を受ける。
・2014年12月末に抗がん剤が合わないため使用を中止。
・2015年3月から入院し抗がん剤治療を再開。
末期がんを公表した時には、
・副作用で眠れない
・果物以外、食べられない状態
という大変な状態であることを明かしています。
末期がんでも復帰を目指していた

https://www.cinematoday.jp/news/N0073597
復帰に向けて芸能活動を続けていた今井さん。
病気を公表した記者会見では、
仕事が生きる支えになっている。
この仕事を命がけでやっていきます。
と、仰っています。
2015年5月5日には舞台に立ち、
復帰への想いを語りました。

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/05/29/kiji/K20150529010436050.html
しかしその時にはすでに
別人のように痩せこけてしまっていました。
その舞台挨拶から約3週間後、
2018年5月28日に入院先の病院で亡くなっています。
54歳でした。
3人目:桑野信義

https://www.b-b.co.jp/talent/music/entry-324.html
桑野信義さんは2020年秋に、
大腸がんの宣告を受けています。
【大腸がん発覚時の状況】
・もともと大酒飲みだった。
・若い頃からお腹の調子が悪かった。
・便に血が混ざり常にトイレの心配をするようになり病院へ。
・内視鏡でポリープが見つかり除去したが、
1つだけ取れないものがあり、それが直腸がんだった。
・ステージ3bの大腸がんと宣告を受ける。
・医師から「リンパ節にも転移が見られる」と告げられる。
抗がん剤治療を選択

出典:X(twitter)
ステージ3bの宣告を受けた桑野さんは、
・すぐに手術すると一生、人工肛門になる
・抗がん剤でがんを小さくしてから手術すれば、
一時は人口肛門になるけれど、外せるかもしれない
と医師から言われたといいます。
桑野さんは人口肛門を外せる可能性にかけて、
抗がん剤でがん細胞を小さくする治療を始めたそうです。
しかし抗がん剤の副作用はひどく、
・激しい腹痛や下痢
・めまい
このような状態が続く壮絶な戦いだったといいます。
その後、大手術を受け、
一時的に人口肛門になりますが、
無事に取り外すことができたそうです。
抗がん剤治療を中止し再びステージへ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006207.000001355.html
手術が成功した後も、
再発リスクを軽減するために抗がん剤治療を行った桑野さん。
しかし精神的にも肉体的にも限界を感じ、
治療を中止する決断をしたそうです。
その後、再び舞台に立つことを目標に
トランペットの練習に励んだ桑野さん。
2021年7月には鈴木雅之さんのライブにサプライズ出演し、
ステージ復帰を果たしています。
4人目:坂口良子

https://www.oricon.co.jp/news/2023111/full/
坂口良子さんは2011年秋に、
横行結腸がん(大腸がん)が発覚しています。
【大腸がん発覚時の状況】
・2011年、ロケ先で急激な腹痛になった。
・病院で腸閉塞と診断され緊急入院。
・腸閉塞の治療時に初期の大腸がんが見つかる。
・発覚直後に手術を受ける。
・手術後は半年間、抗がん剤治療を続ける。
坂口さんはがんを公表せず、
抗がん剤の副作用に悩まされながらも、
周囲に気付かれないように仕事を続けました。
脱毛しても専属のメイクさんに
完璧なスタイルを作ってもらっていたそうです。
元マネージャーは当時の坂口さんを振り返り、
最期まで女優魂を貫いたと語っていました。
重病説が噂された

https://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20130312/enn1303121544011-n1.htm
2012年12月末に2度目の手術を受けた坂口さん。
その後、体力が落ちやせ細ってしまったといいます。
2013年3月12日の「週刊女性」で、
そんな坂口さんの重病説が掲載されます。
これを受けて坂口さんは、
昨年、腸閉塞を患い、
ほぼ同時期にインフルエンザから肺炎になってしまったりと、
体調を少し崩しておりました。
とブログで説明しました。
しかしその約2週間後の3月27日に、
横行結腸がん(大腸がん)および肺炎のため死去。
57歳でした。
5人目:トミーズ雅

https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009071092_00000
トミーズ雅さんは2020年3月17日に
大腸がんの手術を受けたことを公表しました。
【大腸がん発覚時の状況】
・2020年2月10日に血便が出た。
・病院で内視鏡検査を受けたところ腫瘍が見つかった。
・早期の大腸がんで転移はなかった。
・腹腔鏡手術で大腸を55cm切除。
トミーズ雅さんは早期発見だったことについて
今見つかったこと自体奇跡
と仰っていました。
大腸内の離れた2か所にがんがあったそうです。
患部を含め大腸を約55cm切除し肛門と繋げる手術を行いました。
開腹手術ではなく腹腔鏡手術のため体へのダメージが少なく、
手術翌日からは歩行のリハビリも始めたそうです。
腹腔鏡手術とは、
お腹に小さい切開を数か所おき、そこから器具をいれて、カメラを見ながら手術する方法です。
手術後はほぼ完治したような状態で、
抗がん剤治療も行わなかったそうです。
6人目:島田陽子

https://www.tokyo-np.co.jp/article/191791
島田陽子さんは2019年頃から、
大腸がんを患っていました。
【大腸がん発覚時の状況】
・2019年頃から大腸がんを患っていた。
・闘病生活を送っており入退院を繰り返していた。
手術も抗がん剤治療もしていなかった

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/07/25/kiji/20220725s00041000592000c.html
島田さんはがんの進行が遅かったため、
手術と抗がん剤治療をしない
という選択をされたそうです。
役者として役に入れなくなるから
という理由から、
手術や抗がん剤治療を行わなかった
とも言われています。
最後までがんを公表しなかった

https://lp.p.pia.jp/article/essay/1186/240933/index.html
最後までがんであることは公表せず、
仕事を続けていた島田さん。
体調が急変したのはがん発覚から約3年後。
2022年7月に体調不良のため入院しています。
その後、体調が回復し退院が近づいていたそうです。
しかし7月21日に大量出血し、
23日には意識混濁になり、
会話や食事ができない状態になりました。
2022年7月25日に亡くなっています。
69歳でした。
7人目:山本譲二

https://www.chunichi.co.jp/article/452588
山本譲二さんは2019年に
大腸がんと告知されています。
【大腸がん発覚時の状況】
・2018年10月頃から脇腹に痛みを感じていた。
・風邪薬や飲酒などで痛みが感じなくなっていたため、
受診を見送っていた。
・2019年5月に激痛に耐え切れず受診。
腸閉塞が起きていたため手術を受ける。
その結果、大腸がんが見つかった。
・手術を受け大腸の20cmを切除。
大腸がんが見つかった時には、
7cmもある大きな状態だったそうです。
山本さんは後に行った講演で、
痛みを感じていた時点で受診しなかったことについて、
自分で判断したのがダメだった。
半年かけて7センチのがんを育ててしまった。
と後悔したことを語っていました。
しかし転移などはなかったため、
抗がん剤治療は行っていません。
現在は3ヶ月ごとに検査を行っているそうです。
まとめ
今回は大腸がんになった芸能人について調査しました。
初期だった方は回復されていますが、
末期の状態で発見された方は、
その後長く生きることは難しかったようです。
改めて早期発見の大切さを考えさせられますね。