フレディマーキュリーの映画、
「ボヘミアンラプソディ」の公開もあり、
フレディのすごさが見直されています。
今回はフレディは何がすごいのか
調べてみました。
フレディマーキュリーの何がすごい?
歌唱力が高い

https://ameblo.jp/whenquiet23108/entry-12713631809.html
奇抜な衣装やパフォーマンスが
注目されがちなフレディですが、
実は歌唱力が非常に高いです。
彼の歌唱力のすごさを
ざっと挙げてみましょう。
・ビブラートが美しい
フレディのビブラートの振動の速さは、超一流のテノール歌手を上回るそう。
・音程が正確
低音から一瞬で1オクターブ高い音に正確に移ることができる。
・アタック(出だし)が美しい
音の出だしが素早くスムーズで完璧。
・ファルセットと地声の切り替えが非常に滑らか
これはかなり難しいテクニックです。
・美しいファルセットを完璧に使いこなす
さまざまなファルセットを巧に使い分けています。
このようにフレディは、
様々なテクニックを持っているから、
最高のパフォーマンスができていたのです。
驚異の4オクターブ

Wikipediaより
フレディは4オクターブ出すことができます。
あのB'zの稲葉浩志さんの音域は約3.5オクターブ
と言われているので、
4オクターブはかなりすごいです。
フレディの追悼ライブでは
多くの歌手がフレディの曲を歌ったのですが、
原曲のキーで歌えた歌手はほとんどいなかったそうです。
歯並びが影響していた?

https://blockbuster01.com/news-bohemian-rhapsody-lied-to-you
映画「ボヘミアンラプソディ」では
歯並びの影響で音域が広い
といったセリフをフレディが言っていました。
これは事実に近いことのようです。
上の前歯が出ている人は、
口の中の空間が広く声が響きやすくなるため、
声が大きい人が多いといいます。
明石家さんまさんの声が大きいのも
同じ理由なんだそうです。

https://www.vogue.co.jp/celebrity/deep-talk/2018-11-12
さらに音域は声帯(咽頭にある発声するための器官)の
伸展によって決まります。
声が響きやすい
↓
楽に声が出せる
↓
声帯にかかる負担が減る
↓
声帯が伸縮しやすくなる
↓
高音が出やすくなる
このような効果があると言われています。
映画のフレディのセリフは
本当のことだったのですね。
様々な声を使い分けている

https://yuuki-rinrin.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-2501.html
フレディは「高い歌唱力」「広い音域」を
持ち合わせていました。
しかし彼の魅力はそれだけではありません。
様々な声を巧みに使い分けることで、
唯一無二の曲を作り出しているのです。
・力強く豪快な声
・伸びやかな声
・艶のある声
・気品高く中性的な声
・繊細な声
・笑いを誘うような声
・オペラ歌手のような美声
・ドラマチックな声
・透き通った高音
・甲高い声
・ホラー的な声
曲全体の雰囲気や、
そのフレーズの雰囲気に合わせて
これらの声を使い分けています。
そのテクニックとセンスの良さが素晴らしい。
フレディのすごさと言えるでしょう。
ライブパフォーマンスがすごい

https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/74872
フレディは声と体でその曲を表現します。
切れのある動きと
しなやかな動きが印象的な、
かっこいいという言葉では片付けられない
圧倒的なパフォーマンス。
彼の姿がほぼ見えないであろう
最後尾のお客さんの心まで
ガッチリ掴むと言われています。
・力強く豪快な動き
・中性的な艶っぽい動き
・バレエダンサーのような繊細な動き
・お茶目なかわいい動き
このような多彩なパフォーマンスは、
「演じる」という表現が合うかもしれません。
フレディのパフォーマンスは、
役によって演じ分ける役者のように、
その曲に合わせて演じているようにも見えますね。
フレディの唯一無二のパフォーマンスは
生まれ持った才能なのでしょう。
衣装がすごい

https://ameblo.jp/whenquiet23108/entry-12713631809.html
フレディのパフォーマンスの素晴らしさは、
衣装とも連動しています。
・ウェディングドレス風のケー
・スパンコールのジャンプスーツ
・赤いレザーパンツ
・半ズボンとサスペンダー
・縦縞のボディスーツ
このような、
悪趣味ギリギリを攻めるような
衣装の数々。
・誰も着ようとしないコスチューム
・誰も着れないコスチューム
・誰も似合わないコスチューム
を完璧に着こなすフレディのすごさ。
華奢で細マッチョな、
長い手足を持つフレディは
どんなコスチュームも非常に映えるんですよね。
フレディはとても美脚なことは
良く知られています。
しかもそれぞれのコスチュームが
曲のイメージやパフォーマンスの動きと
バッチリ合うからすごいですね。
芸術の勉強をしていた

https://www.buzzfeed.com/jp/gabrielsanchez/pictures-that-prove-freddie-mercury-was-the-ultimate-1-1
フレディは芸術系の高校を卒業後
イーリング・アートカレッジで
芸術とグラフィック・デザインを勉強しています。
学生時代に学んだ技術を活かして
衣装のデザインを手掛けていたといいます。
フレディが自身の衣装について
誰の真似もしたことはなかった
と語っていたそうです。
フレディのコスチュームは彼が表現する作品の一要素と言えるでしょう。
ピアノ演奏が魅力的
フレディのすごいところとして、
ピアノ演奏も挙げられるでしょう。
フレディの豪快さと繊細さを併せ持ったピアノ演奏は
観客を大いに魅了してきました。
実はフレディは
7歳でピアノを始めていて、
基礎をきちんと身につけていました。
だからあれほど熱唱しながも
ブレることのないピアノ演奏ができていたのでしょう。
ピアノは苦手だった?
フレディのピアノ演奏はとても素敵ですが、
本人はピアノ演奏が嫌いだったといいます。
特に「ボヘミアンラプソディ」では
ピアノ演奏を恐れていたそうです。
そのような不安は全く感じさせない
素晴らしいピアノ演奏でした。
さすがですね。
多彩なジャンルを取り入れている

https://sweetmem.i-ra.jp/e1175072.html
フレディは何がすごいかというと、
様々な要素を取り入れているところです。
・ポップ
・ジャズ
・ゴスペル
・ディスコ
・ファンク
・オペラ
・クラシック
子供の頃から音楽に慣れ親しんできた彼は
多彩なジャンルの音楽を
上手く取り入れています。
「ボヘミアンラプソディ」が
・ロック
・オペラ
・バラード
から構成されていることは有名ですよね。
オペラ歌手モンセラ・カバリエとデュエットした時も
フレディがオペラの曲を書き上げています。













まとめ
今回はフレディ・マーキュリーは
何がすごいのか
まとめてきました。
歌とパフォーマンス、
そして衣装。
フレディは唯一無二の存在であることが
改めてわかりました。
時代がやっとフレディに追いついた
とも言えるでしょう。