10月26日にKing Gnuが公開した「硝子窓」のMVについてSNSでは
「カメレオン」のMVとつながってる!
と話題になりました。
硝子窓は映画『ミステリと言う勿れ』の主題歌であり、
カメレオンはそのドラマの主題歌でした。
このページでは、硝子窓のMVやカメレオンから繋がる部分を考察していきます。
【画像】硝子窓のMVがカメレオンMVから続いてる!?
見覚えのあるキャラクター達が継続して出演している

まずはこちらがカメレオンのMVです。
この2人のキャラクター。
左側の女性はなんとなく自分を見せないようにしている様子があります。
この左側の操り人形は自分なりにさまざまな葛藤をし、
最終的に「自分がなりたい薬」を飲んで破滅をしていく様子がMVでは表されています。
右側の男性はレオン、左側の女性はテレスというそうです。

このレオンの最後の姿は黒い大きなタワシのような姿。
テレスを守ろうとし、頭の穴の中から鳥が飛び立ちます。

テレス、笑う時に顔をすり替えて笑顔でしたが、
最後闇の中から男性を救い出す時ちゃんと口角を上げて笑っているのが素敵です
硝子窓に続くシーン

冒頭からすでにカメレオンに出演していたテレスと毛糸の犬。
この上に上がっていく黒い塊が前述したカメレオンMVの最後に、
レオンが最終的になってしまった姿です。

そして終盤この男性は頭の中から黒い物体が出たり入ったりしています。
カメレオンのMVでは離れ離れになっていたレオンとテレス。
しかし硝子窓では彼女が地位(スーパーモデルのようでした)も
名誉も捨ててレオンの元を選んだということだったのでしょうか。
ネットの考察
操り人形の糸が切れた順番

カメレオンでは、最初にレオンについていた操り人形の糸が切れました。
硝子窓のMVでは最後にテレスの糸が切れました。
(画像は糸が切れている様子ですね)
これは、操り人形としての役割が終わったのか2人が自由になったのかは定かではありませんが
最後はあたたかいシーンでした。
カメレオンでテレスがレオンに渡した恋の望みの花を、
自分はテレスには不相応だと思っていたレオンがコリウスを渡すシーンも
心が熱くなります。
硝子窓の描写に硝子や鏡が多い理由は2人の距離感?

硝子窓のMVにはガラやス鏡越しの描写が前半は非常に多く、
キャラたちはあまり出てきません。
こちらはテレスがタクシーに乗っているシーン。

レオンとの立場的にできてしまった心の距離、関係の壁を表しているのでしょうか。
かなりの遠さが感じられますね。
自分を追い求め自分に支配された?

レオンは「自分の理想になる薬」で黒いモジャモジャの姿となってしまいました。
犬が止めてもこの薬を飲んでしまいました。
これはレオンが望んだ姿かどうかは定かではありませんが、
人気で名声のある女性と自分を比較して卑下していたのはわかります。
しかし、この黒いモジャモジャに乗っ取られてから
レオンをテレスは追いかけていくことになるのです。
毛糸の犬の意味は?

カメレオンから出演しているこの毛糸の犬。
この毛糸の犬の反応や表情が私たち視聴者と1番似ている感じがします。
それは素直にレオンとテレスの様子を見守って、一緒に喜怒哀楽をすごしてくれる
この表情にも溢れています。
この鳥の意味は?

こちらの左の画像は前作「カメレオン」の終盤に出ていた鳥です。
右の画像は「カメレオン」で出てきたシーンです。
最後のシーンでは、タクシー運転手のクマがテレスに鳥のモチーフを渡し、
そのモチーフは最後は鳥になり飛び立つのです。
因みに白い鳥は愛や平和の象徴です
最後のシーンでは、2人の距離が物理的にだけではなく
心の距離も縮まっている様子もわかります。
MV監督は続編を見越して作っていた
このMVを手がけたOSRINさん。
人生で初めて物語の続きを作りました
こんなに嬉しいものなんですね
優しい三人だけの世界は柔らかく
温かく居心地が良かったです
とコメントしています。
やはりカメレオンのときからキャラクターや物語を引き継いでいたんですね。
まとめ
「【画像】硝子窓のMVがカメレオンMVから続いてる!?MVの意味考察まとめ!」という記事でした。
カメレオンMVでせつない感じで終わってしまったレオンとテレス。
そして毛糸の犬の存在。
続編を見越して作っていたのかカメレオンだけでは胸が苦しくなる結末も
硝子窓を見ることで終わり方が芸術すぎて心もあたたかくなりました。