「下衆の愛」の内田英治監督による、地方都市で周囲の大人たちに翻弄されながら、
生きる場所を探す若い男女の姿を、実話をベースに描いた映画です。
「ミステリという勿れ」でもの静かな演技をされている伊藤さん。
2017年公開の「獣道」への演技が想像以上にすごいです。
【画像】伊藤沙莉の体当たり演技「獣道」が想像以上にスゴすぎた

「獣道」ストーリー
地方都市で生まれた 伊藤沙莉演じる愛衣は、信仰ジャンキーの母親によって宗教施設に入れられます。
7年間世間から隔離された生活を送っていました。
教団が警察に摘発されたことにより、保護された愛衣は中学に通い始めますが、
そこに彼女の居場所はなく、ドロップアウトした愛衣。
万引きと生活保護で生きるヤンキー一家や、サラリーマン家庭などを転々としながら、
自分の居場所を必死に探していました。
愛衣に恋をし、愛衣の唯一の理解者である不良少年の亮太もまた自分の居場所を探していました。
やがて半グレたちの世界に居場所を見つけ、愛衣は風俗の世界に身を落とす。
愛衣役を伊藤沙莉、亮太役を須賀健太が演じるほか、お笑いコンビ「マテンロウ」のアントニー、「太陽を掴め」などの吉村界人らが脇を固めます。
【画像】伊藤沙莉の体当たり演技!ヤンキー編

メインビジュアルである伊藤の特攻服姿があまりにもインパクトがあり、
一見おもしろヤンキー青春映画かと思ってしまいますが違います。

ただ愛されたいだけなのに、悪い道へと転落し続け、これでもかと叩きのめされます。
それでも這い上がって生き抜く姿が素敵です。
【画像】伊藤沙莉の体当たり演技!セクシー編




男性に後ろから羽交い締めにされる伊藤さんです。
色が白いので赤いネクタイ(リボン?)が映えてセクシーですね。
「獣道」を演じた伊藤さんのコメント
家族が死ぬほど好きでひたすら実家にいたんですけど、初めて家族とちゃんと離れて、
“愛に飢えた子”の役をやるというのは、私は別に憑依型でもないし、
(役を)あまり引きずるっていうこともない。
スタートとカットまでの間しか集中もしてないんですけど、
『獣道』が初めて引きずった経験がある作品。
いろんな感情や感覚が初めてだったっていうのもあってすごく印象には残ってますね
予告編動画
映画『ちょっと思い出しただけ』では池松壮亮とキスシーンも!
ちょっと思い出しただけ
2022年2月11日公開予定
怪我でダンサーの道を諦めた照生(池松壮亮)とタクシードライバーの葉(伊藤沙莉)を軸に、
様々な登場人物たちとの会話を通じて都会の夜に無数に輝く人生の機微を、
繊細かつユーモラスに描いています。
まとめ
伊藤沙莉さんは現在「ミステリという勿れ」に出演中の大人しい役柄のイメージが強かったですが
この「獣道」という映画ではヤンキーからセクシーまでかなりの体当たり演技をされていました。
今後の伊藤さんの活躍にも期待です。