医療が進み、高齢化率も上がる日本では認知症の人数も増えています。
それは芸能界でも同じことであり、
ここでは主たる介護者と症状をわかる範囲でピックアップしました。
認知症を患った芸能人7人まとめ
1人目:大山のぶよ

大山さんは国民的アニメ・ドラえもんの声として26年も第一線で働き続けてきました。
その後、脳梗塞で倒れてから認知症を発症しました。
また脳梗塞かと調べてもらうと診断はアルツハイマー型認知症。
夫の砂川さんは大山さんが築き上げたドラえもんのイメージを守るために
1人で隠し通すと決めたそうですが、
先輩からのアドバイスで徹子の部屋にて認知症を公表しました。
砂川さんは、周囲に大山さんを頼むと言い残し2017年に尿管がんで亡くなってしまいました。
2人目:朝丘雪路

朝丘さんの認知症は、
元来天然キャラであったため周囲は気付きにくかったようです。
借金問題で別居していた夫の津川雅彦さんとの、
再同居は朝丘さんに元気を取り戻させました。
朝丘さんが亡くなったあとの会見で、津川さんは
「病気の詳細のことはしゃべらない。勘弁願えますか」
と口をつぐみ、朝丘さんの女優としての立ち位置を守ろうとしました。
2018年には朝丘さんは亡くなりました。
3人目:蛭子能収

番組で軽度の進行性認知症であることが明かされた蛭子さん。
現在も奥様の介護を受けながら日常を暮らしています。
4人目:南田洋子

2004年頃から認知症が発症し始め、
その後セリフが覚えられないなど女優業にも支障が出るようになりました。
そして2006年に芸能界を引退しました。
2008年に夫である長門裕之さんが出演した「徹子の部屋」にて、
南田洋子さんがアルツハイマー型認知症であることを公表しました。
さらに、そのときの南田さんが介護が必要な状態であることも告白します。
南田さんは長門さんのことを認識できず、
老老介護の切なさ、夫婦愛に注目が集まりました。
この映像を捉えた番組の瞬間視聴率は27%を超えています。
朝丘雪路さんがアルツハイマー病で亡くなったその数か月後には、
夫の津川雅彦さんも心不全のため亡くなっています。
5人目:藤村俊二

2010年に小脳出血で倒れてから、認知症様症状が出てきました。
(認知症診断は受けておらず、家族介護をされました。)
リハビリにも積極的だった藤村さんが、
だんだん食事量も減り寝たきり状態になりました。
藤村さんの食事がどんどん減っていくのをみて、
亜実さんが食事介助をしていました。
2017年に藤村さんは亡くなっています。
6人目:ロナルド・レーガン元大統領

第40代アメリカ大統領に就任し
退任後5年後に自分がアルツハイマー病であることを公表しました。
その好評は非常に大きな話題を呼びました。
この公表後は表舞台には出ることなく、
闘病生活に専念しましたが亡くなってしまいました。
7人目:オノ・ヨーコ

オノさんは、レビー正体型の認知症であり幻聴・幻覚が見えるといいます。
兄の話によると、現在車いす生活で看護師と生活しているようです。
まとめ
今回は、芸能人で認知症を公表している7名をまとめました。
症状・対応はそれぞれですが在宅でみていることに大変だと感じることは普通です。
おかしいと思ったときは、専門医(認知症外来)と地域包括センターへ相談をしてサービスへつなげましょう。
どちらも時間的制約がある家族には難しいスケジュールになりがちですが、
サービス導入してしまえば家族の負担も減り、相談できる人や機関が増えます。