月9を始め多くのドラマに出演してきた
木村拓哉さんですが、
これまで洋画にも出演されてきました。
今回は海外進出を果たした
3つの作品について
調べてみたいと思います。
木村拓哉の洋画3つ
映画「2046」

Amazonより
監督:ウォン・カーウァイ
出演者:
トニー・レオン
木村拓哉
チャン・ツィイー
フェイ・ウォン
コン・リー
日本公開日:2004年10月23日
製作国:香港
あらすじ

https://youlookfine.net/kimura-takuya-45/
1960年代の香港。
ホテルに滞在中の作家のチャウ・モウワン(トニー・レオン)。
ホテルの大家の娘ワン・ジンウェン(フェイ・ウォン)は、
日本から来た男性タクと恋仲になりますが、
父親に反対され、
タクは帰国してしまいます。
チャウはこのふたりに感化され、
「2046」という小説を書き始めます。
失われた愛を取り戻すために「2046」を目指す物語で、
主人公はタク。
隣人バイ・リン(チャン・ツィイー)などを
登場人物として描きます。
アジアの巨匠&キャストとの共演が実現
監督は、「天使の涙』「ブエノスアイレス」などで知られる
アジア映画の巨匠ウォン・カーウァイ。
「欲望の翼」
「花様年華」
に続くウォン・カーウァイ1960年代シリーズの3作目
ということで話題になった作品です。
さらに、
・トニー・レオン
・チャン・ツィイー
・フェイ・ウォン
・コン・リー
このようなアジア映画のスターと共演が実現しています。
5年の歳月を経てようやく完成

監督の作品は脚本がなく、
撮影直前に俳優にメモ書きが渡され、
それに従って演技をするという独特のスタイルで有名です。
撮影に時間をかけることでも知られているのですが、
本作はさらに、
SARS(呼吸器系感染症)による
渡航制限などの影響もあり、
完成までに5年もかかっています。
日本のドラマとは違うキムタクが見れる
本作はウォン・カーウァイ監督独特の
不思議な雰囲気が終始漂っています。
ヨーロッパのようでアジアのような、
さらに夢のような不思議な空間。
その雰囲気の中にいる木村さんは、
いつものドラマのイメージとは
かけ離れています。
木村さんご本人ではなく
キムタク似の外国スターを見ているような
不思議な感覚に陥る作品ではないでしょうか。

https://cinemore.jp/jp/erudition/2058/article_2059_p1.html
さらに本作の木村拓哉さんは、
とにかく色気が凄いです。
こちらはフェイ・ウォンとの
物語の中での美しいラブシーン。
映像の美しさと木村さんの美しさが
見事に融合しています。

こちらは現実世界の中のビジネスマン役ですが、
雰囲気がガラリと変わりますね。
さまざまな木村拓哉さんの「顔」を見れる作品です。

映画「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」

Amazonより
監督:トラン・アン・ユン
出演者:
ジョシュ・ハートネット
木村拓哉
イ・ビョンホン
トラン・ヌー・イエン・ケー
ショーン・ユー
イライアス・コティーズ
日本公開:2009年6月6日
製作国:フランス
あらすじ

元刑事の探偵クライン(ジョシュ・ハートネット)は、
失踪したある男の行方を追っていました。
その男とは、
他人の痛みを身代わりに引き受ける不思議な力を持ったシタオ(木村拓哉)。
ロサンゼルス、フィリピン、香港とシタオを追うクライン。
リリ(トラン・ヌー・イェン・ケー)という女性と一緒にいたシタオは、
彼女を溺愛する香港マフィアのボス、ス・ドンポ(イ・ビョンホン)
にも追われていました。
イケメン3人を堪能できる
監督は、
ベトナム出身パリ育ちのトラン・アン・ユン。
監督デビュー作「青いパパイヤの香り」(1993年)が
世界的に高く評価されました。
彼のもとに集結したのが、
・ハリウッドの若手スタージョシュ・ハートネット
・第1次韓流ブームで大ブレイクしたイ・ビョンホン
・日本のスター俳優木村拓哉
この美しい男性3人の共演という
非常に贅沢な作品でした。
三者三様の役どころで、
それぞれが存在感を放っています。
難しい役を熱演
木村拓哉さんが演じた役は、
他人の傷や痛みを、
自分の体に引き受ける
という特殊能力を持つ男。
残酷でショッキングなシーンを
気迫のこもった表情で演じています。
こちらもシーンも痛々しかったですね。
いつものドラマ俳優とは違う
異様な雰囲気の木村拓哉さんを
見ることができるでしょう。
セリフはすべて英語!
本作では
木村拓哉さんのセリフはすべて英語。
「2046」では日本人役だったため、
英語を話していませんが、
本作ではバッチリ英語で話しています。
木村さんは「2046」への出演がきっかけで、
独学で英語の勉強をされてきたそうです。
イ・ビョンホンとの友情
本作が韓国の「釜山国際映画祭」で上映された時は、
イ・ビョンホンのラブコールにより、
木村拓哉さんが急遽参加するなど、
日韓のトップスターの友情にも注目が集まりました。
ちなみにイ・ビョンホンは、
木村拓哉さん主演の映画「HERO」(2007年)に
友情出演されています。

海外ドラマ「THE SWARM/ザ・スウォーム」(2023年)
こちらは映画ではなくHuluオリジナルドラマ。
木村拓哉さん初の海外ドラマとして注目されています。
あらすじ
世界各地で不可解な海洋異変が発生。
はじめは関連性のないと思われた現象。
しかし異変の原因を突き止めるために、
世界各国から集まった科学者たちは、
驚くべき事実を知ることになるのでした。
人類存亡の危機に立ち向かうべく、
壮絶な戦いが繰り広げられます。
初の海外ドラマはヨーロッパ超大作ドラマ
映像化不可能とされていたドイツのベストセラー小説「深海のYrr」を、
テレビシリーズ史上最大級の制作費で映像化したヨーロッパドラマ。
木村拓哉さんは、
人類の危機に立ち向かうために科学者グループを率いる
ミフネ財団の創始者アイト・ミフネを演じています。

https://www.thefirsttimes.jp/news/0000265400/attachment/20230406-tr-09100037/
こちらのシーンからもわかるよ
木村さん演じるミフネはメインの役どころで、
キーマンの一人でもあります。
初の海外ドラマでの撮影を終えた木村さんは、
撮影の場に身を置いてみて感じたことは、
作品にかける現場の雰囲気は、
どこの国でもどの場所でも同じものなんだということでした。
と語っていました。
本当のプロフェッショナルだと称賛

https://www.cinemacafe.net/article/2019/06/03/61859.html
海外ドラマの現場でも
称賛されたという木村拓哉さん。
離れたところに専用の楽屋を用意されたそうなのですが、
木村拓哉さんはそれを丁寧に断り、
撮影がスムーズに進むように、
常に撮影現場の近くにいたといいます。
製作総指揮のフランク・ドルジャーは、
そんな木村さんを見て、
これが本当のプロフェッショナルだと感心した
と語っていました。
さすが日本が誇るスーパースターです。
さらにフランク・ドルジャーは木村さんに対して
完璧な配役
木村さんの演技はお見事でした
と絶賛していたそうです。


まとめ
今回は木村拓哉さんの
海外進出作品について
まとめてご紹介してきました。
3作品とも、
日本のドラマや映画とは違う
木村さんの魅力が感じられる作品です。
こらからの海外でのご活躍にも期待したいですね。