木村拓哉さんは、
これまで月9ドラマをはじめ、
数多くのドラマをヒットさせてきました。
その中から全盛期がわかるドラマを
厳選してご紹介したいと思います。
木村拓哉の全盛期がわかるドラマ7選
1つ目:ビューティフルライフ(最高視聴率:41.3%)
2000年に放送されたTBSドラマ。
女性から圧倒的な支持を得ている
北川悦吏子さんが脚本を手掛けました。
・木村拓哉演じるワイルドなカリスマ美容師。腕は良いが客からの評判は良くない。
・常盤貴子演じる明るく活発な車椅子の女性。難病を患いながらも健気に生きている。
この二人が繰り広げる切ないラブストーリーに
日本中が夢中になりました。
惹かれ合いながらすれ違う二人。
感動の最終回は大きな話題となり、
視聴率41.3%を記録。
驚異的な数字ですね。
女性に対して不器用だけど実は優しい心を持っている
というキムタクらしい役。
そして、
何をするシーンも文句なしにかっこいい。
木村拓哉さんの魅力が炸裂しています。
美容師志望者が増えた
木村さん演じるかっこいい美容師の影響で、
カリスマ美容師ブームが巻き起こりました。
さらに、
美容師志望率が2割ほど上がるなどの
社会現象となりました。
キムタクがドラマの中で乗っていた
バイクTW200(ティーダボ)が大流行したそうです。
2つ目:GOOD LUCK!!(最高視聴率37.6%)
2003年に放送されたTBSドラマ。
木村さんが演じる新人パイロットの
成長を描いた物語です。
ANAが全面協力しているため、
リアルなシーンが実現し、
見ごたえのあるドラマに仕上がっていました。
そして何と言っても見どころは、
木村拓哉さんのかっこよすぎる制服姿。
・短髪
・パイロットの制服
・サングラス
この3つが最強の組み合わせとなり、
世の女性を釘付けにしました。
ANAの株価が上昇
ドラマの第1話が放送されると、
ドラマに完全協力したANAの株価が上がるという
現象が起きたそうです。
さらにその影響はANAだけに留まらず、
航空業界全体の就職希望者が急増する
という社会現象まで巻き起こりました。
社会を動かしたという点では、
キムタクドラマの中で、
本作が一番だと言われています。
3つ目:HERO(最高視聴率36.8%)
2001年に放送されたフジテレビのドラマ。
木村拓哉さん演じる検事・久利生公平が、
正義感と信念をもって事件の真相に迫るという
キムタクの代表作です。
その後、
・特別編
・劇場版
・続編ドラマ
が制作され、いずれも大ヒットしました。
松たか子さん演じる雨宮との
くっつきそうでくっつかない関係も
このドラマの見どころでした。
また、ダウンジャケットとジーンズという
検事らしくない久留生スタイルが大ヒット。
木村さんが着用していた
APEのダウンジャケットは
爆発的に売れ、
プレミアがつく騒ぎとなりました。
検事の知名度が引き上げられた
弁護士を描いたドラマが多い中、
このドラマでは検事が主人公。
毎回事件に真剣に挑む久留生検事の姿は、
検事の知名度と好感度を一気に上げた
と言われています。
このドラマが終了すると、
検事を目指す若者が増えたそうです。
現在法曹界で活躍されている方の中にも、
きっかけは「HERO」だった
という方が多いといいます。
見る人の人生をも動かしてしまうところが、
キムタクの力と言えるでしょう。
4つ目:ロングバケーション(最高視聴率36.7%)
1996年放送のフジテレビ月9ドラマ。
・木村拓哉演じるピアニスト志望の若者、瀬名秀俊
・山口智子演じる落ち目のモデル、葉山南
この二人が同居することになるところから、
物語が始まります。
年下でちょっと頼りない瀬名と、
ガサツな年上女子の南は、
はじめは恋愛感情ゼロなのですが、
次第に惹かれ合っていくというお決まりの展開に。
しかしお決まりでありながら、
この二人の絶妙な掛け合いがとにかく最高。
キムタクと山口智子は本当に付き合っている
と噂されるほどの演技でした。
ロンバケ現象が起きる
毎回高視聴率を叩き出した本作は、
「ロンバケ現象」と呼ばれる
社会現象を巻き起こしました。
その内容は、
・月曜日はOLが街から消える
・ピアノを習い始める男性が増える
・瀬名(キムタク)ヘアの男性が急増する
・ビルの窓からスーパーボールを投げ落とすカップルが続出
(ドラマの中のシーンの再現)
・主題歌「LA・LA・LA LOVE SONG」(久保田利伸)がミリオンセラーに
日本中がこのドラマに熱狂したことが
伺えますね。
実はこのドラマは、
木村拓哉さんが初めて主演を務めたドラマです。
このドラマで、
木村さんの人気は不動のものとなりました。
5つ目:華麗なる一族(最高視聴率30.4%)
2007年に放送されたTBSドラマ。
原作は山崎豊子の小説ということで、
重厚な人間ドラマが
壮大なスケールで描かれていました。
豪華キャストの演技も高く評価されたドラマです。
ザテレビジョンの、
・主演男優賞に木村拓哉
・助演男優賞に北大路欣也
・助演女優賞に鈴木京香
がそれぞれノミネートされています。
1960年代の男を好演
このドラマの舞台は1960年代後半です。
木村さんが演じたのは、
財閥一族の跡取り、万俵哲平。
これまで現代に生きるかっこいい男性ばかりを
演じてきていたため、
40年前の男性を演じることに不安の声もあったそうです。
しかし蓋を開けて見ると、
大御所の北大路欣也と肩を並べるような
怪演で圧倒。
トレンディドラマ俳優の雰囲気を封印し
新たな「渋いキムタク」の魅力を
見せつけました。
6つ目:若者のすべて(最高視聴率18.3%)
1994年にフジテレビで放送されたドラマ。
萩原聖人さんとダブル主演を務めました。
下町で育った幼馴染が、
次々と降りかかる苦難の中、
もがき苦しみながら希望を見出そうと奮闘する
群集劇です。
木村さん演じたのは影のある青年。
若者の危うさや孤独などを、
見事に演じています。
若さの中に大人の色気も感じられ、
ファンの中では、
セクシーな木村拓哉が見れる
と人気の高いドラマでもあるといいます。
7つ目:あすなろ白書:最高視聴率31.9%
1993年にフジテレビで放送されたドラマ。
大学生5人の恋愛を描いた青春ドラマです。
主演は筒井道隆さんと石田ひかりさん。
木村さんは主演ではありません。
しかし、
ヒロインに密かに想いを寄せる
三枚目の青年役が大ブレイク。
ドラマ俳優キムタクの伝説は、
このドラマから始まりました。
石田ひかりさんを後ろから抱きしめ
「俺じゃだめか?」というシーンは
「あすなろ抱き」とされ、
社会現象になりました。
最近のイメージとは違う
地味なメガネ姿は必見です。
まとめ
今回は、
木村拓哉さん全盛期のドラマを調べてみました。
高視聴率、社会現象と、
さまざまな伝説を残してきた木村拓哉さん。
唯一無二のスーパースターであることを
改めて実感しました。
これからも素晴らしいドラマを
見せ続けてほしいですね。