2023年も現役として活躍されている北島三郎さん。
少し前から足を切断した噂がありましたがこれは全くのデマ。
持病や足の指を骨折されたことで車椅子生活を送られていますが、
足を切断したわけではありません。
この記事では、北島三郎さんの足の状態をまとめています。

北島三郎が足を切断したのはデマ!
【2016年】頚椎症性脊髄症が悪化した

北島さんは2016年8月に、
東京・八王寺にある自宅で転倒。
80歳の時でした。
持病の頸椎症性脊髄症が悪化してしまいます。
全治2ヶ月と診断され、
一人で歩くことが難しい状況だったそうです。
頸椎症性脊髄症の症状は、
・手足のしびれ
・腕や指が動かしにくくなる
・歩きにくい
・階段の上り下りが不安定になる
・足を持ったり字を書くことが難しくなる
このように日常生活に支障をきたすようになります。
北島さんの場合も、
一人で歩くことが難しい状態で、
ステージに立って歌うことはできなかったようです。
コンサートが延期された

北島さんが転倒された時、
芸道55周年 北島三郎コンサート2016が行われていました。
8月8日~11日までの福岡公演には出演していますが、
その後に転倒し都内の病院に入院したそうです。
8月23日の岩手県民会館大ホールの公演が急遽延期になり、
翌年の2月24日に順延されました。
【2017年】歩行がおぼつかない状態が続く

https://www.daily.co.jp/gossip/2017/02/03/0009884870.shtml
2017年2月、81歳の時に行われた恒例の豆まき。
この時北川さんは、
歩行がおぼつかない状態が続いていたそうです。

いまひとつ動きが思うようにいかないけど、
この症状とはずっと付き合っていくしかない。
と仰っていました。
このように2016年以降は、
足の具合が悪いというニュースが何度か報道されていましたが、
この時点で「足切断」の噂はありませんでした。
噂が広まったのは2019年以降です。
次の章で見ていきましょう。
【2019年】足の指を骨折

北島さんは2019年11月20日に自宅で転倒。
歩行がおぼつかない状態が続いているとのことでしたので、
転倒しやすい状況だったのかもしれませんね。
北島さんはこの時、
・足の指を7本も骨折する
・全治2ヶ月
このような重症を負ってしまいました。
2019年12月「年忘れにっぽんの歌」に車椅子で参加

https://www.oricon.co.jp/news/2152295/full/
足の指を骨折した後も、
北島さんは精力的に仕事に取り組まれていました。
11月20日に転倒した翌月の12月12日、
「年忘れにっぽんの歌」の収録に姿を見せた北川さん。
テレビ東京系で毎年大晦日に放送される音楽特番です。
しかし立って歌うことはできず、
客席に座り声援を送るという形での参加でした。
このとき北島さんは、

足の指を骨折してしまって、
治るまでは立って歌うことは出来ないけど、
元気で頑張ってるよ。
みんなに心配してもらい申し訳ないが、
1日も早くステージに立てるようにしたい。
と仰っています。
客席で歌手たちの歌唱を見守った北島さんは、

「年忘れにっぽんの歌」を何十年間ではじめて客席で見させてもらったが、
皆迫力ある歌声でよかったよ
という温かいコメントもされていました。
北島さんの歌声を聞くことはできませんでしたが、
いつも通りの北島さんの姿を見れて、
安心したファンの方は多かったでしょうね。
【2022年】車椅子での歌唱に注目が集まる

骨折した後も精力的に歌手活動をされていた北島さん。
しかし今までとは違い、
車椅子に座った状態で歌うスタイルが多くなりました。
そしてこの頃から、
両足切断により車椅子生活となった
という噂が囁かれるようになったようです。

https://twitter.com/drum_tao/status/1503326377713745921/photo/1
↑こちらは2022年3月14日「博多座ファイナルコンサート」の様子。

https://spice.eplus.jp/articles/312237
↑こちらは2022年12月31日「第55回年忘れにっぽんの歌」に出演された時。
「年忘れにっぽんの歌」はテレビ東京系の大晦日番組です。
久しぶりにテレビで北島さんの姿を見た方も多かったようで、
サブちゃん、久しぶりに見たら車椅子になってる
とショックを受けた方が多かったようです。
今までとてもお元気な姿でステージに立たれていたこともあり、
この車椅子姿は衝撃的だったのでしょう。
車椅子になるほどの事態という事は
足を切断したのではないか…
と心配された方が多かったのかもしれませんね。
車椅子でも「引退はしない」宣言

https://www.oricon.co.jp/news/2255058/full/
2022年10月27、
北島さんは大舞台で熱唱し話題になりました。
所属レコード会社の日本クラウンが主催する
「日本クラウン60周年記念 令和・歌の祭典2022」に、
豪華な後輩歌手たちと一緒に出演した北島さん。
この日も足腰が痛いということで移動は車椅子。
ステージも座ったままのパフォーマンスでした。
休憩しつつではありますが、
3時間以上の長丁場をやり遂げた北島さん。

殿様みたいに座ったままですいません
と言って笑いをとったり、
キレのあるトークも健在。
終演後には囲み取材にも対応。

引退はしないよ
この道一筋で歩いていって終わると思う
という力強い言葉も残されていました。
この「引退しない宣言」には多くの演歌ファンが喜びました。
車椅子で力強い熱唱を披露

http://www.kitajima-music.co.jp/sabu/
車椅子生活を続けられている北島さん。
現在も座った状態ではありますが、
力強い歌声を披露されています。
現在(2023年)北島さんは、87歳です。
座った状態とは言え、
これほどの歌唱力のある87歳はおそらく北島さんだけではないでしょうか。
こちらは2022年12月31日の「第55回年忘れにっぽんの歌」ですが、
魂のこもった力強い歌声ですね。
座っていてもしっかり声が出ている
やはり大晦日はサブちゃんだな
などのコメントが寄せられていました。
【2023年6月29日】歌の祭典に登場

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/06/29/kiji/20230629s00041000627000c.html
北島さんは2023年6月29日に中野サンプラザで行われた
「中野サンプラザ!令和歌の祭典2023~日本列島!演歌は生活の~」に、
15組の歌手と共に出演。
歌手を代表してはじめに登場した北島さんは、

私も舞台に立つのが少なくなりましたが、
大好きなこの道を歩いて60年になります。
中野サンプラザは50周年ということで、
お世話になりました。
今日は思い出に残ることをしたいと思います。
と挨拶をされました。
中野サンプラザは7月2日に閉館。
北島さんは最後の中野サンプラザでのステージを
最後まで全力で盛り上げました。
力強い熱唱に多くの観客が酔いしれたそうです。
まだまだ現役ということを見せつけてくれましたね。
まとめ
今回は北島三郎さんに関する
「足を切断した」というデマについて調べてみました。
頚椎症性脊髄症が悪化したこともあり、
現在は車椅子生活をしている北島さんですが、
足切断は事実ではありません。
しかも座った状態ではありますが今までと変わらない歌声は健在。
生涯現役であり続けてくれることでしょう。
これからのご活躍にも期待しています。