フォーリーブスのリーダーだった北公次さんは63歳という若さで亡くなりました。
死因は肝臓がん。
同じくフォーリーブスのメンバーだった青山孝史さんと同じ病気だったのです。
驚いたファンも多かったでしょう。
病気を公表した際には治療費を募る為にカンパを行ったとか・・・。
そのカンパはどうなったのでしょうか?
今回は北公次さんの晩年の生活やカンパの行方について調べたので紹介していきます。
北公次の死因は肝臓がん!

北公次さんの死因は前述した通り肝臓がんです。
肝臓がんには原発性と転移性の二種類ありますが、
北公次さんの場合は原発性の肝臓がんだった可能性が高いでしょう。
転移性だった場合には原発巣であるがんを死因とすることが多いからです。
本邦における原発性肝がんの主な発症原因はC型肝炎・B型肝炎ウイルスです。また最近はアルコール性肝硬変やNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の脂肪肝や肝硬変からの発症が増えており、また明らかな理由がなく肝臓がんを発症する場合もあります。
https://www.med.jrc.or.jp/
肝臓がんの原因は慢性肝炎が主です。
C型・B型肝炎ウイルスによる慢性肝炎が約90%を占めています。
北公次さんの肝臓がんの原因は分かりません。
しかし北公次さんには、薬物使用や酒浸りの生活をしていた過去があります。
薬物に関しては3年間ほぼ毎日使用していた時期もあったとか…。
肝臓に負担がかかっていたことには違いないですよね。
しかも、北公次さんは覚せい剤取締法違反で逮捕された直後に
肝臓の病気で病院に運ばれたことがあるのです!
逮捕された時は30歳ですから、この頃から肝臓の病気に罹っていたということになりますね。
肝炎や肝硬変を患っていたのでしょうか?
病気の詳細は不明ですが、肝臓がんに繋がった可能性は十分あります。
肝臓がんは症状がほとんどありませんから、早期発見が難しいです。
北公次さんの病気が発覚した時にはだいぶ進行していたのかも知れません。

北公次の晩年の生活とは

北公次さんはフォーリーブス解散後すぐに覚せい剤取締法違反で逮捕されています。
釈放後は地元でアルバイトをしていましたが、知人の声かけにより芸能界へ復帰することなります。
しかし、メディアの仕事はほとんど無いのが現状でした。
そんな中で北公次さんはジャニーズ事務所に対する暴露本を出版したのです。
この暴露本は世間を大きく賑わせました。
最近ジャニー喜多川さんに対する告発が話題になっていますが、その先駆けと言っても過言ではありません。
印税はCD作成やライブ開催に使用したようですが、結果は赤字。
アルバイトをしながら生計を立てていました。
北公次さんは晩年、アイドル時代とは全く異なる生活を送っていたのです。
フォーリーブスが2002年に再結成した時には一時的にメディア露出が増えました。
しかし、2009年にメンバーである青山孝史さんが死去。
再びフォーリーブスは解散となり、芸能活動が減っていったのです。
ソロ活動をしていましたが、2012年2月4日に肝臓がんであることを公表。
公表したのはこの時ですが、病気の発覚はもっと前だったのでしょう。
2012年の初めには病状が深刻化していたようですから。
闘病しながらファンの前に立ち続けていたということですね。
最後までファンを楽しませたいという気持ちがあったのかも知れませんね…。
華やかなアイドル時代とは一変して寂しい晩年だったことが分かります。
そのため薬物やアルコールに溺れる生活をしてしまったのでしょう。

北公次は治療費の為にカンパを行っていた

北公次さんは2012年2月4日にファンの前で肝臓がんを公表した際、治療費のカンパを募りました。
治療費は治療内容によって大きく変動します。
肝がんの代表的な治療には、がんの切除や肝臓移植などの外科的な治療、皮膚の上から針を刺して肝臓のがん組織を直接治療する局所療法、肝臓へ流れ込む血流を遮断することでがんを壊死させる肝動脈塞栓術、抗がん剤などを用いる化学療法などがあります。
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/gan/kan-gan.html
北公次さんがどんな治療を受けていたのは分かりません。
病気を公表する前から闘病生活を送っていたのではないでしょうか?
そのため治療費の負担が大きくカンパを募ったのかも知れませんね。
メンバーである江木俊夫さんやおりも政夫さんもサポートすることをブログで発表していました。
多くのファンがこのカンパに協力しようと思ったでしょう。
命を救うために出来ることがあったら少しでも支えたいですよね。
しかし、残念ながら北公次さんは2012年2月22日に亡くなりました。
カンパを募ってからわずか18日。
そのためカンパがどの程度集まったのか、どのように使われたのかは不明なのです。
カンパや治療に関しては語られていないからです。
北公次さんは亡くなる前日にはファンに向けたメッセージを送っていました。
本当に本当にありがとうございました。
北公次としての人生を全う出来た僕は本当に幸せでした。
大好きなステージを沢山させていただきました。
きっと
僕からのこのメッセージを読んでいただける頃は
もう僕は居ませんがみんな悲しまないでね。
僕は空からみんなを見守るよ!
ありがとうを言うのもこれで最後です
今まで応援ありがとうございました。
そして最後にどうしても言わせていただけるなら
ジャニーさん
メリーさん
ありがとうございました
感謝しています。
2012年2月21日
北公次(原文まま)
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20120223-907794.html
自分の命の時間が限られていることを分かっていたのでしょう。
最後までフォーリーブスとしてファンを想い続けていたのですね。

まとめ
北公次さんの死因や晩年の生活、カンパの行方についてご紹介していきました。
北公次さんの死因は肝臓がんです。
30歳の頃から肝臓に病を患っており、その結果ががんに繋がった可能性があります。
フォーリーブス解散後はアルバイトで生計を立てたり、薬物・酒浸りなど荒れた生活を送っていました。
寂しく悲しい晩年を送っていましたが、フォーリーブスのメンバーや多くのファンが支えていたのです。
肝臓がんを公表した際には治療費のカンパを行いましたが、残念ながら亡くなってしまいました。
しかし、北公次さんはいつまでもフォーリーブスのメンバーであることに変わりありません。
残されたメンバーが最後まで想いを届けてくれるでしょう。