「どうする家康」「レジェンド&バタフライ」などを手がける
脚本家の古沢良太さんがすごいと話題になっています。
売れっ子脚本家の古沢良太さんが、
すごいと言われる理由を調べてみました。
古沢良太がすごいと言われるエピソードや実績5つ
1つ目:独学で脚本家になった
伏線が張り巡らされた前半と、
それを見事に回収する後半。
二転三転し最後は予想外のところに着地する、
という古沢良太さんの脚本。
どの作品のストーリーも非常に面白いと評判の
古沢良太さんですが、
実はほぼ独学で脚本家になったそうです。
大学時代にシナリオの養成学校に通ったのですが、
物足りなさを感じてすぐにやめたそうです。
その後は、
・映画「七人の侍」の脚本を書き写す
・テレビドラマを観て脚本を書き起こす
・「シナリオ入門」(シド・フィールド著)の本で勉強する
このようなことをしながら、
独学で脚本について学んだといいます。
この「シナリオ入門」は、シナリオの書き方の本として
有名な本とのことです。
少年の頃から脚本家目線だった

少年時代から、
・ドラマ
・漫画
・映画
をたくさん観ていたという古沢良太さん。
中学生の頃にはすでに
どうすれば良いものが書けるのか
という作り手目線で作品を観ていたそうです。
特に専門の勉強をしなくても、
自然と身についていたセンスがあったのかもしれませんね。
2つ目:もともと漫画家志望で受賞歴もある
古沢良太さんはたびたびイラストを書かれていますが、
めちゃくちゃお上手です。
それもそのはず。
実は古沢良太さんは
プロのイラストレーターでもあります。
独特の世界観があり、
素敵な絵ですね。

漫画家として受賞歴もある

脚本家を目指しながらも、
漫画も書いていたという古沢良太さん。
1992年19歳の時に、
集英社の漫画新人賞・手塚賞で準入選
という実績があります。
漫画家としても才能をお持ちの方なのですね。
なぜ脚本家になったのか?

もともと漫画家志望だった古沢良太さん。
脚本家の仕事に興味を持つようになったきっかけは、
手塚治虫さんが
漫画家になるには映画も観た方がいい
と言っていたことを知ったからだそうです。
そしてたくさんの名画に触れるなかで、
脚本家の仕事に魅せられたそうです。
ちなみに古沢良太さんは、
今でも脚本を書く時には、
スケッチブックに画を書きながら、
映像をイメージしながら進めるそうです。
3つ目:デビュー作のエピソードがすごい
若くして売れっ子脚本家になったイメージがある
古沢良太さんですが、
実は20代前半は、
やりたい事が決まらずに
定職についていなったそうです。
しかし20代後半になり、
さすがに気持ちにけじめを付けようと思い、
これに応募したら就職なり考えよう
とテレビ局の脚本コンクールに応募。
なんとその作品「アシ!」が
第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞し、
脚本家デビューを果たしました。
その3年後には
「ALWAYS 三丁目の夕日」で
第31回日本アカデミー賞で
優秀脚本賞を受賞していますので、
本当に才能があった方なのですね。
4つ目:受賞歴がすごい
「アシ!」が、
第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞したことで、
脚本家としての活動をスタートさせた古沢良太さん。
その後も数多くの章を受賞しています。
すごいと言われる受賞歴はこちら。
・第29回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞「ALWAYS 三丁目の夕日」
・第31回日本アカデミー賞 優秀脚本賞「キサラギ」「ALWAYS 続・三丁目の夕日」
・第35回日本アカデミー賞 優秀脚本賞「探偵はBARにいる」
・第58回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞「ゴンゾウ 伝説の刑事」
・第73回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞「リーガル・ハイ」(第1期)
・第79回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞「リーガル・ハイ」(第2期)
・第84回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞 「デート〜恋とはどんなものかしら〜」
・第27回向田邦子賞「ゴンゾウ 伝説の刑事」
・第24回橋田賞 橋田賞「デート〜恋とはどんなものかしら〜」
・日本民間放送連盟賞 テレビドラマ番組部門 優秀賞「相棒 season5」第11話
・日本民間放送連盟賞 テレビドラマ番組部門 最優秀賞「鈴木先生」
・ギャラクシー賞 6月度月間賞「鈴木先生」
・ギャラクシー賞 6月度月間賞「リーガル・ハイ」(第1期)
・第12回コンフィデンスアワード・ドラマ賞(「コンフィデンスマンJP」)
古沢良太さんの脚本は
観客からの評価が高いだけでなく、
評論家からの評価も高いのが特徴です。
2023年作品の「どうする家康」「レジェンド&バタフライ」も
すでに高い評価を得ています。
5つ目:満足度が高い

古沢良太さんが脚本を手がける作品に関する、
ネットの声を調べてみると、
最後のオチまで見事なストーリー
謳い文句通りの面白さ!
古沢良太の脚本はハズレがない
とにかく評判が良いです。
古沢良太さんの脚本は
すでに10年ほど前から、
満足度の高い作品として注目されていました。
データニュース社は、
テレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象3000人)において、
2012年4月以降のテレビドラマの脚本家別満足度ランキングを発表。
古沢良太さんは、
・「リーガル・ハイ」シリーズ
・「デート〜恋とはどんなものかしら〜」
の評価が高く、
高満足度脚本家1位となりました。
ちなみに2、3位の脚本家はこちら。
・2位は「あまちゃん」の評価が高かった宮藤官九郎さん
・3位は「HERO」「ガリレオ」「救命病棟24時」「海猿」の福田靖さん
このお二人をおさえての1位はすごいですね。
古沢良太さんのすごさが伺えるランキングです。


まとめ
今回は古沢良太さんがすごいと言われる理由を
調べてみました。
これからは、
脚本が良ければ人気が出る時代とも言われています。
古沢良太さんの作品はますます高い評価を得るでしょう。
ご活躍に期待したいと思います。