レジェンド&バタフライの見どころは?新たな信長解釈や豪華キャスト!

話題の超大作「レジェンド&バタフライ」。

見どころはどんなところなのでしょうか。

ネット上にある感想をもとに

本作の魅力に迫ります。

ネタバレを含みますので本作鑑賞後に記事をご覧ください

目次

「レジェンド&バタフライ」の見どころ7つ

見どころ1:新たな信長像

これまで何度も映画やドラマで演じられてきた織田信長。

卓越した戦術で数々の戦に勝利した姿や、

周りから恐れられる冷酷非道な性格などが

繰り返し描かれてきました。

しかし本作ではそのような武将として信長ではなく

人としての信長にフォーカスした作品です。

さらに、

記録が少なく謎とされている妻・濃姫

との関係に焦点をあてたことで

今までの描き方とは少し違う信長が描かれました。

人間味あふれる信長が描かれる

・はじめは毛嫌いし合っていた信長と濃姫
・天下布武を夢見ていたのは、信長ではなく濃姫だった
・さまざまな戦での勝利の影には濃姫の戦略サポートがあった
・離縁してはじめて濃姫の大切さに気付かされた
・濃姫への愛に素直になったことで魔王から人間に戻れた

本作では桶狭間の戦いのような

有名な合戦シーンは残念ながらありません。

しかしいわゆる信長らしい合戦シーンではなく、

このような濃姫との物語を描き、

新たな信長像を見ててくれるところが、

本作の一番の見どころと言えるでしょう。

今まで知らなかった信長に出会えた

人間味あふれる信長が素晴らしかった

ネット上にはこのような声が多く見られました。

都合よく信長を美化している

と思う方もいるかもしれません。

もちろん冷酷非道な行いをしてきた事実はあります。

しかし

そこに至るまで、そして至った後の

・葛藤
・苦悩
・孤独

などがあったことも事実でしょう。

「歴史上の人物の生涯を見る」というよりも

「一人の男の人生を体験する」

作品と言えます。

見どころ2:さまざまな解釈ができるラスト

本作は良い意味で期待を裏切られるラストでした。

信長の最期は本能寺の変

ということはわかっています。

しかし映画の終盤で、

本能寺の変で追い詰められた信長は、

地下道から脱出に成功し、

濃姫に再会します。

しかしこれは夢であり、

ラストは現実に引き戻され自害する

というシーンで終わりました。

いろいろな解釈ができる

実は信長の最期には諸説あります。

本能寺の変で遺体が発見されなかったことから、

火薬が貯蔵されていた地下室から逃げたのでは?

という説もあるそうです。

濃姫に関しても、

映画では信長の死と同じ頃に病死したことになっていますが、

実際には信長の死後も生存していたと思われる記録もあり、

謎に包まれているそうです。

信長が空想した(と思われる)シーンが本当は事実だった

という解釈もできるでしょう。

また、

信長の夢のような描写ですが

濃姫も同じ夢を見ていて、

夢の中で再会していた

という解釈もできます。

想像を膨らませながら余韻に浸れるところが

本作の見どころの一つでしょう。

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見どころ3:夫婦の物語が面白い

本作の主軸は信長と濃姫の夫婦愛です。

今まであまり語られることがなかった夫婦の物語が

斬新な切り口で描かれました。

・契約結婚をさせられた二人は犬猿の仲

・信長は、剣術や戦術に長けている濃姫に敬意を払うようになる

・自分が父を果たせなかった天下布武の夢を信長に託す濃姫と、
それを叶えるために奮闘する信長。

・上洛を果たすも、戦に忙しい信長と子供が欲しい濃姫はすれ違うように

・信長の気持ちが自分にないと悟り離縁を言いだす濃姫

・7年後、ようやく自分の気持ちに素直になれた二人

このような夫婦の物語に、

どんどん引き込まれていくでしょう。

似た者同士であるが故に

なかなか素直になれない二人。

さらに戦国の世の混乱も畳みかけることで、

なかなか幸せになれない夫婦の物語に注目です。

見どころ4:木村拓哉と綾瀬はるかの演技

本作の見どころは、

何と言っても主演のお二人でしょう。

お二人ともハマリ役で、

見事な演技のぶつかり合いでした。

信長が乗り移ったかのような木村拓哉の気迫

もはやキムタクではなく信長に見えてきた

気迫のこもった演技に圧倒された

木村拓哉さんの演技には賞賛の声が多く見られます。

特に後半の「魔王」になってからの

迷いや孤独に葛藤する姿は圧巻でした。

武将としての強さと、

濃姫だけに見せる良さの演技の使い分けも

素晴らしいものでした。

木村拓哉さんならではの

「華」が感じられました。

演技もアクションも絶賛の綾瀬はるか

木村拓哉さんに負けず劣らずな演技を見せた綾瀬はるかさん。

起伏の激しい濃姫を見事に演じていた

綾瀬はるかさんの演技に感動

殺陣とアクションも素晴らしかった

ネット上にはこのような意見が溢れています。

濃姫は様々な顔を持つ女性として描かれました。

気品あるお姫さまでありながら、

おそろしい武士のような顔も持ち合わせています。

信長への愛に自分自身が気付いておらず、

なかなか素直になれない一面もあります。

このような複雑な濃姫の顔を

見事に表現した綾瀬はるかさんの演技は

本作の大きな見どころです。

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見どころ5:脇を固めるキャストが豪華

本作の見どころは主演の二人だけではありません。

脇役キャストがとにかく豪華。

・伊藤英明(貞家)
濃姫を裏で支え、見守る伊藤英明さんの演技が素晴らしい。信長よりかっこよかったという声も。

・中谷美紀(各務野)
中谷美紀さんの演技は卓越していました。動きすべてに気品があり美しい。

・北大路欣也(斎藤道三)
スクリーンに登場した時の迫力はさすが。少ない出番ながらも圧倒的な存在感でした。

・市川染五郎(森蘭丸)
上品で繊細でありながら、堂々としたたくましさを熱演。これまでの蘭丸とは違った魅力がありました。

・斎藤工(徳川家康)
エンドロールで名前を見て気付いた方も多かったでしょう。
後に豊臣秀吉から天下を奪い「狸親父(たぬきおやじ)」と呼ばれた家康の嫌な一面をのぞかせていました。

このような演技派キャストが集結しているので

非常に見応えがありました。

見どころ6:見事に歴史を再現した映像

総製作費20億円を投じたということで、

その映像の豪華さには目を見張るものがありました。

衣装や甲冑は、

当時のものをそのまま再現しているということで

主要キャストはもちろん

エキストラに至るまで、

戦国の世が再現されていました。

さらに実際の寺や城で撮影しているため、

その重厚感も素晴らしいものでした。

・篠山城跡(兵庫県)
・朝光寺(兵庫県)
・竹田城(兵庫県)
・本能寺(京都府)
・霊鑑寺(京都府)
・神護寺(京都府)
・泉涌寺(京都府)
・彦根城(滋賀県)

このような場所で実際に撮影が行われたそうです。

ちなみに国宝「朝光寺」で撮影が行われたのは

本作が初めてなんだそうです。

その他にも、

・安土城がライトアップ
・金華山麓の信長公居館
・岐阜城からの眺め
・本能寺での戦い

など歴史ファンに嬉しいシーンも見どころです。

見どころ7:圧巻のアクションシーン

本作は有名な合戦シーンは描かれません。

誰もが知っている歴史をわざわざ描く必要はない

という意図があったそうです。

しかしアクションシーンが少ないわけでは決してありません。

・信長と濃姫の初夜の大乱闘
・京のならず者たちとの乱闘
・比叡山の僧侶たちとの死闘
・本能寺での明智光秀軍との戦い

このようなシーンでのアクションは圧巻。

長年にわたり培われてきた東映アクションの

集大成を見た感じさえしました。

特に木村拓哉さんの最高にカッコイイ剣さばきは

お見事でした。

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まとめ

今回は「レジェンド&バタフライ」の見どころを

お伝えしてきました。

東映70周年を記念した作品ということで

気合いの感じられる作品です。

劇場で観ておいて損はないでしょう。

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