徳島県から名門のスタンドフォード大学へ現役合格した松本杏奈さん。
その内容を自伝として出版されました。
「逆境からの逆転」というエピソードを挙げますが、
その内容を評価したAmazonレビューが炎上のきっかけとなりました。
松本杏奈炎上の理由まとめ

名前:松本杏奈(まつもとあんな)
生年月日:平成15年4月4日生(18歳)
出身:徳島県徳島市(2021年3月)徳島文理高等学校を卒業(2021年9月~)
米国スタンフォード大学に進学[機械工学・プロダクトデザイン専攻予定]
座右の銘:強行突破
ここで、現在までの動きを時系列でみてみましょう。
徳島文理高校を卒業後アメリカスタンフォード大学へ
- 「金なし、味方なし、英語力なし」と唄った内容
- 地方からスタンドフォードへ入学という内容で注目を集める
- 12000文字にわたるAmazonでの内容批判レビュー
- 批判レビューの方に支持が集まる
- ネットでレビュー内容拡散
- レビュー内容に関しての本人の発言と照らし合わせ注目が集まる
- レビューをみて松本杏奈の自伝に対しての炎上広がる
(主な炎上理由:恵まれているのに「何もない」売りをするなと言う内容)
- 同じころ友人とみられる人物から擁護ツイート
- 受験までの道のりを掲載したツイート削除
- 内容は批判と肯定の半々
- 日本人は不幸自慢が好きだから不幸売りをすべきではなかったとの意見
状況がやや落ち着く
本人アカウントかどうか定かではなかったが、
後に松本杏奈の反撃により本人アカウントでは?といわれている
母親と名乗るアカウントも名乗り出て擁護
兄と共に性虐待に遭っていたということをツイートする
※ツイートは現在削除済み
養育費や親権に関する松本氏のツイートに反論ツイート
松本杏奈さんがこれまで歩んできた人生や夢を掴んだ力について記した著書、
『田舎からスタンフォード大学に合格した私が身につけた 夢をつかむ力』が
2022年4月22日に発売されました。
すると、たちまちAmazonレビューに低評価のすさまじいレビューが投稿され
本の中身と本人の生い立ち環境が合わないと投稿されました。
そして、松本杏奈さんの本の中身ではなくレビューの方に注目が集まり
本の中身と合ってないと炎上することとなりました。
問題のAmazonレビュー

caposomaさんという投稿者が12000文字にもわたり
このように私怨とも思われるレビューが投稿されていたのです。
(当該レビューは既に削除済み)
内容を抜粋すると
- 父親という東大卒の名誉教授の味方がいる(普通の家庭にない環境)
- 私立一貫校に通っているのにお金なしとは言わないで欲しい
- 大学の見学に行くお金やコネがあるではないか
- 医学部を勧める親がいるだけで自分を不遇の立場に置かないで欲しい
- 英語できないっていうけど、できないわけない
- 周りのサポートが厚すぎる
この内容を受け一般の人たちも本を読んだ上で
松本杏奈さんが「発想の転換と行動力」と語るにはレビュー同様、
著者である松本杏奈さんがそもそも元々恵まれすぎていると炎上しました。
この度の炎上?でスタンフォードの松本杏奈氏のことを知った者の素朴な疑問なのですが
— ב🍏חדר (@bmurohead) May 4, 2022
中高一貫の私立に通いながら「お金なし」とは?
「味方なし」ということは父親も味方でない、助けを借りたという海外の大学進学を支援する団体「atelier basi」も味方ではないということですか? https://t.co/hfC5rp7mpF pic.twitter.com/KBiCPcj4ty
松本杏奈って人
— ポンポコたぬき (@bdcyIHtYSYBUMl2) May 4, 2022
味方なし、お金なし、英語力なしとか言って本売ってんのに
父親東大卒の徳島大教授で、スタンフォードの学費払える超絶金持ちで、先生が死ぬほど推薦書いてくれてるのマジで上級国民過ぎて笑った
その状況で自分は底辺だったと言ってるの、シンママ団地育ちだったら首吊ってるだろ
松本杏奈って人のやつ、何が誹謗中傷なんかマジでわからん
— カナ (@zos_nazodaka__2) May 5, 2022
元々恵まれた環境おるのに味方なしとか言ってるの聞いたら普通「え?」って思うやろ
このほかにもレビューに対しこのような意見がみられています。
- レビュー自体が読みごたえがあった
- レビュー通りの印象や意見を持った
- たしかに「何も持ってない」と語るには恵まれすぎている
投稿したcaposomaとは?

レビューの内容から、かなりの詳しい内容を知っていることがうかがえます。
投稿者であるcaposomaさんは松本さんと面識のある”近しい人物”だと推測されています。
そしてTwitterでは、このレビュー者の特定をしようとする動きが高まりました。
松本杏奈なる人の話は把握したけど、原因となったレビューを書いた人はおそらく身近な人だし、動機は嫉妬というより義憤でしょ。
— 女子大生起業家 (@SeanKy_) May 4, 2022
レビューのスタンスは「彼女を北米に送るために時間と労力を割いた人が沢山いるんだから、せめて感謝してやれよ」と、知人の努力を無かった事にされたことへの憤りでしょ
レビュー内容にデマが含まれていた可能性もある

このレビューによりTwitterでは大量の誹謗中傷を含む炎上騒ぎとなりました。
すると松本杏奈さんの友人がレビューは事実と異なることを発信。
松本杏奈さんはAmazonレビューに開示請求をしました。
騒ぎは収束しないまま松本杏奈さんはTwitterを削除。
うっそ松本杏奈さん垢消しちゃった…そろそろフォロワー数も9万人、格好良くて追ってたのに一体何が彼女を追い詰めたの… pic.twitter.com/UxVf9rlOqk
— こぼりんぐ手洗いver6.0 (@magurons127) May 2, 2022
故に、松本杏奈さんが伝えたかったことと読者が受け取る印象が異なることがあっても
誹謗中傷するということは違います。
意見として発信したとしても、人物への誹謗中傷は決して行ってはいけないことです。
恵まれた環境であることは否定しなかったとしても、
その環境を使ったとして何人の人がスタンドフォード大学に入学できますか?といったところです。
松本杏奈さんご自身の努力に焦点が当たっていないことは非常に残念ですね。
松本杏奈の何が炎上のきっかけになってしまったのか

味方なし・お金なし・英語力なし
このようなキャッチコピーで奮闘されている様子が描かれています。
前述しましたが、家庭環境も家柄も良い方で地頭が良いということが
読者の期待を裏切ってしまったようです。
これらは内容を読めば誇張されているのかなと感じます。
元々のスタートが一般の人より高いということで、
0から1にしたというよりは1から100になったという感覚でしょうか。
読者としては貧乏田舎育ちを想像していた人たちが本を読んでがっかりしたという内容です。
松本杏奈が炎上したのって、嫉妬でも嫉みでもないと思う。
— おたか@23卒 (@scheecake) May 3, 2022
彼女に憧れて、自分も努力をすればこの人みたいになれるかもしれない!その道筋を知りたい!と思って本を手にした人は心底裏切られた気分になると思う
松本杏奈の件、彼女が感じた辛さは底知れないと思うけれども、自らの境遇を「恵まれない地方女子」と称してしまった自己理解の欠如が炎上の根源やな。。
— ラビ@金融 (@Lauro_0507) May 3, 2022
騒動を経てKADOKAWAからも声明が出る

一部省略
幸いにも好意的なご反響を頂戴する一方、残念ながら一部のコメントやレビューに、社会通念に照らしても看過できないほどの悪質な誹謗中傷、著者自身に関する誤った情報や憶測等が含まれております。このような状況は編集部としても大変遺憾であり、将来ある著者に切迫した悪影響を与えています。
また、一部Amazonレビューが短期間に一斉に削除されたことにつきましては、小社あるいは著者からの働きかけではありません。
Amazonレビュー削除に関してはKADOKAWAさんからの働きかけではないようです。
このような印象になってしまって残念であると発表されています。
騒動を受け母親も参戦

KADOKAWAさんの声明が出た翌日、
松本杏奈さんの母親と名乗る人物がツイートをしました。
大切な娘を守るため、今まで嘘の投稿等に一切の反論を控えておりましたが、
娘以外にも大切な親、親族等がおり、娘の言うところの田舎故に誹謗中傷、被害が家族にも及んでおりますので、
これからは反論すべきところは真実に基づき、していこうと思います。
この騒動に乗じた自作自演なのではないか?とネットでは話題になりましたが、
次々と真実味を帯びた投稿があったことと、
後述しますが、このツイートに対し松本杏奈さんご自身が反撃されたことで
本当の母親なのでは?と言われました。
他にも次々とお母様らしき方のツイートは続きます。

裕福とはどこからですか?
文理の学費、週7の塾代、毎月15万から20万はかかっていました。
高校2年までに海外渡航歴49回と数えてたよね。
後輩のためにとか言うけれど、こういった真実を伝えないと誤解して期待してくる人も生まれるのでは?

真実を暴露された点については、反省点もなく違った点についてだけ猛攻撃するのは違うと思います。
ロサンゼルス、ロンドンの短期留学、MIT、ハーバードの9日間見学ツアー。
海外大学に入るため、ボランティア活動が必要とかでカンボジアボランティアツアーに参加、
ミャンマーにもボランティア。
海外の大学に対して知識がありそうなことで、
この松本杏奈さんに避難する内容とも言えるツイートに対し
高校を卒業したばかりの女の子に厳しすぎるのでは
松本杏奈さんに味方がいるのか心配
など松本杏奈さんを心配する声で溢れました。
【最新】レビュー炎上後の動き
松本杏奈さんがTwitter復活
騒動から1ヶ月、松本杏奈さんがアカウントを復旧し釈明文書を公開しました。
- 「味方なし」←キャッチコピーが独り歩きしているが、味方がいないところから味方を増やしていく主旨
- 「お金なし」←高額学費は親の金ではなく民間奨学金で払った
- 誹謗中傷ストレスで3回緊急搬送された
この内容はnoteにも記載されています。

現在ネットで書かれている私の情報には、多くの虚偽が含まれています。
その主たる部分は、みなさんが思っているような
「裕福で」「スタンフォードにコネがある」ような環境では全くないということです。
現在、弁護士(戸木亮輔、第一東京弁護士会所属)に依頼し、誹謗中傷目的で事実ではない情報を発信ないし拡散されている方に関し、順次、Twitter及びAmazon Japanに対する開示請求及び損害賠償請求を進めております。
https://note.com/antech/n/n4cd252b90252
このように誹謗中傷で苦しんできたことを発表されました。
【最新】2023年母親からの性虐待内容を投稿

実の娘にヤバいことし続けて親権まで変えられた人が今更虐待してませんって
必死にいってももう意味ないよ
周りの人みんな見てるんだよ
無職のあんたに金払わせたことねーよ
父の養育費返せよ
以下 略
このように、母親から虐待を受けていた旨ツイートされた松本杏奈さん。
しかし1日も経たずこのツイートは削除されています。
他にも投稿があります。

内容を要約するとこのような感じです。
- 父親に引き取られた日から前向きでいられた
- 親権も変更(母親→父親)に変更できた
- 付きまといや展示会場で騒がれたりなどの被害を受けた(母に?)
- 親権変更して弁護士を雇ってもネットでの二次被害に苦しんでいる
- 使用禁忌の薬を飲まされたこともある
- 兄と自分と虐待に遭っていた
これにも母親と思われる人物も連続で非難のツイートを行います。

こちらは要約すると以下の通り。
- 親権変更に関しては異議申し立てせず5分程度で手続きは終了している
- 父親は離婚時親権はいらないと言っていた
- 受験の時に別人格が形成されたのでは?
こちらは実際の母親ではないかと言われている人物のツイートです。
現在は、母親と娘とのSNS上でのバトルのような形になっています。
両親どちらとも親権が不要であると解釈できますので
お兄様はどうなっているのか、2人に見放されてもなおここまで頑張ってきたのは偉いと賞賛の声もあります。
しかしこのような虐待発言をツイートし削除したことで、
松本杏奈さんへの疑いのコメントもちらほらと見える事態に。
母親と言われている人物のツイートでは、
金銭的虐待も身体的虐待もしていない。
むしろ協力してきたつもりなのに何でそんなことを言うのだ。
という内容が目立ち始め、どちらが本当なのかわからなくなってきました。
さらにお母様の反論は続きます。

松本杏奈さんに対し長い文章で内容を反撃されました。
- 基本的に娘の主張はほぼ妄想
- 娘は現在もアメリカでカウンセリングを受けている
- 妄想に基づいた情報を元にしているのでむしろ症状を悪化させている可能性がある
- 性虐待に関しては完全な事実無根。
- 性虐待を受けたことにされた兄に連絡したら「アホは放っとけ」と言われた
- 課外活動(海外ボランティアなど)勉強せず学力が足りないため、スタンフォードには課外活動と自ら作り上げた悲劇的ストーリーでの同情作戦で合格した。
- ストーリー作りの一貫として娘の希望で父親の元に移り住んだ
- 親権移行には即座に応じたが、極度の妄想癖を持つ娘&妻の悪口を吹き込む父親(離婚理由は父の不倫)が合わさり、とんでもないモンスターが爆誕した
- インフルエンサーとしてキラキラした虚構の生活に身を投じるくらいなら、留学は辞めて正直に生きてほしい
友人らしき人物が騒動に参戦

こちらはお母様と名乗る人物へのリプライです。
要約
4のお顔(松本さんが母親に顔を変えられたと主張していることに対して)については
友人の姉を羨ましがって、悩んだ末に許されたはず。
(あくまでも整形をしたかったのは母親ではなく娘の方)
クリエイティブに考える人間かアピールする材料に周りを巻き込むのはやめてほしい。
この@jusiz1366さんという方は、松本さんに近いところにいた方なのではないかと言われています。
他にも松本さんの主張に対してお母様と同じ足並みで主張をされています。

要約
課外活動を行うために(松本さんが)一番下のクラスを自ら希望。
大学に落ちたら芸人になると宣言。
授業中携帯を触り続けるため、先生に注意を受けると警察へ「虐待されてます」と通報。
警察が来ると「父を呼んでください」と泣いた。
警察に「じゃぁ、今日はお父さんの家で寝る?」と聞かれた内容を「指示」と捉えた松本氏
(虐待されていたため父親の元に行くよう指示されたと以前主張していた)
その内容と母親の虐待のエピソードに繋げたのか?
こちらの援護射撃があったことで、母親と名乗る人物のツイートは真実味を増しました。
さらに他の友人(と思われる人物たち)も参戦することに。
しかし、相互の意見が互いに食い違う点が多いため
今後の成り行きを見守るしかないでしょう。
まとめ
松本杏奈さんの著書である「田舎からスタンフォード大学に合格した私が身につけた 夢をつかむ力」
について炎上した理由や経過をまとめました。
その後の動きやお母様との関係性などにも疑問が膨らむ結果となっています。
他にも逆転売りしていた有名人も吉野敬介先生・小林さやかさん・上野千鶴子さんをご紹介しました。