日大アメフト部は「フェニックス」の愛称で呼ばれ、21回も日本一となっています。
2018年に日本大学アメフト部による反則タックル問題で
逃げる大人の中で学生で当事者である宮川泰介選手が、
謝罪会見を行って話題になった選手を覚えていますか?
その後の宮川選手はどうなっているのでしょう。

宮川泰介の現在は富士通でアメフトを続けている
2020年から社会人リーグで活躍中

こちらは2年前の宮川泰介選手。
こちら赤のユニフォームは日本大学時代と同じ赤いユニフォームで背番号97番ですね。
2年前のXリーグで、日本一を4期連続で飾った
富士通フロンティアーズでルーキーとして出場されています。

お手本のように美しいサック&ファンブルフォースだった
入団して試合に出場なさっていたのですね!
継続してアメフトを続けることができて本当によかったです。
2023年現在も富士通に所属

こちらは富士通フロンティアーズの公式サイトです。
2023年8月現在、宮川選手の顔写真の掲載がありましたので、
現在も在籍しプレーされているのでしょう。
アメフトでの活動の様子
宮川泰介選手のプロフィール
日大危険タックルで名前が知られたアメフトプレーヤー

宮川泰介選手といえば、
2018年5月に関西学院大学との定期戦で、日大の選手が相手選手に対し
背後からタックルを仕掛ける映像がクローズアップされ、
メディアやSNSで猛批判を浴びました。
その中で若干20歳にして大人達がだんまりを決め込んでいる中、
1人相手に謝罪しにいき記者会見まで開いています。
コーチや監督の指示だったことが発覚

相手のクォーターバックを潰せ、ケガさせて秋の試合に出れなくさせろ
という指示に従う。
試合後何度も相手に謝罪しましたが、
選手生命を脅かす脅迫をされており大学側が止めたと発表しました。
月にアメフトに復帰

- 悪質タックルが起きた背景について
監督やコーチの指示に「盲目的に従ってきてしまいました」 - またアメフトのチームに戻りたい
- 処分の範囲での練習参加をするつもりである
10月3日、日大アメフト部への復帰を決め、代理人を通じてコメントを発表しました。
また、メンバーからも同時期に声明文を出されています。

- 大切な仲間であるチームメイトがとても追い詰められた状態になっていたにもかかわらず、
手助けすることができなかった私たちの責任はとても重い - 監督やコーチに頼りきりになり、その指示に盲目的に従ってきてしまった
- チームの勝利のために必要なことと深く考えることも無く信じきっていた
- 日本大学アメリカンフットボール部全体が生まれ変わる必要があることを自覚
問題が表面化して以降、部は活動を自粛。
都内のグラウンドでは数人が自主練習する日々が続いてきたそうです。
それだけ頼りにされており、期待されていた選手だったことがわかりますね。
コーチは声明文を出すのに反対
コーチは
声明文を出すと自分たちの首をしめることになるぞ
と発言したそうです。
別の日には隣の部屋にコーチがほぼ全員集まり、
ミーティング中の選手たちを6時間ずっと「監視」していたといいます。
この仲間同士の結びつきを大人が破壊するようなことがあるとは、
驚きですね。
負傷した関学からは同情的な声
負傷した関学大の選手は、ケガをさせた宮川泰介選手に対し
かわいそうだ。心苦しく感じた
と同情したそうです。

もう自分にはフットボールをする資格がない
という宮川選手に対し、
それは違う。
フットボール選手として戻ってグラウンドでルール内で正々堂々と勝負したい
と話しているといったそうです。
中には編入試験での援助もされるのかと報道もありましたが、
宮川選手は日大にて卒業されました。
その後関係者の処分は?

- 関西学院大学への謝罪の意向を伝えるのみ
- 日大常務理事の職務停止
- 謹慎処分
- 学校側から懲戒解雇
- 退職金を全額もらい退職
まさかの退職金まで・・・!
- 試合後辞任
- 建築会社よりお声がかかり就職
井上コーチは退職後すぐに働かれているようですね。
競合の富士通フロンティアーズにも、OBがたくさんいますので
この出来事の理解者はたくさんいることでしょう。

まとめ
日大危険タックルで注目を浴びた宮川泰介選手。
現在は富士通フロンティアーズで活躍されていることがわかりました。
現在も公式サイトに名前とお顔が掲載されていますので、
現在も所属されているかと思われます。
大人が逃げようとしている中、1人学生が会見を行う姿には
大人でも胸を打たれました。
その誠実さや強さは今も活かされていることでしょう。