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宮崎駿の引退宣言の回数は6回?理由や当時の年齢も! 現在はすでに引退している?

「君たちはどう生きるか」が公開され大きな話題になっていますが、

宮崎駿監督って引退したと思っていた

という方も多いようです。

宮崎駿監督がこれまで、

引退宣言と撤回を繰り返してきたことは有名な話ですよね。

今回はその引退回数、理由、当時の年齢などについて

調べてみました。

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目次

宮崎駿の引退宣言の回数は5回

1回目:「風の谷のナウシカ」


https://www.ghibli.jp/works/nausicaa/

1986年公開:宮崎監督43歳

制作中に「もう、二度と作らない」と口にする

理由:激務だったから、友人を失うから

実は宮崎駿監督は、

「風の谷のナウシカ」の時にすでに引退すると口にしていたそうです。

この発言は鈴木敏夫プロデューサーの書籍「天才の思考」に

しっかり書かれています。

その理由はとにかく仕事が忙しかったから。

ギリギリの制作スケジュールの中で激務をこなしていた宮崎監督は、

製作期間中は元旦しか休みがなかったそうです。

そしてなんと映画が監督したのは公開日の1週間前。

どれだけギリギリの中で制作していたかがわかりますね。

https://www.ghibli.jp/works/nausicaa/

さらに宮崎監督は、

監督という責任ある立場になることで、

スタッフに厳しいことを言わなければならず、

それにより人間関係が悪くなることに

耐えられなくなったといいます。

しかしその後すぐに次の作品

「天空の城ラピュタ」の制作に取り掛かり、

2年後に公開しています。

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2回目:「もののけ姫」


https://ghibli.jpn.org/report/mononoke-9/

1997年:宮崎監督57歳

完成報告会にて「未練があるうちにおさらばしたい」と発言

理由:体力的に厳しくなってきたから

完成報告会見が行われた時に引退を宣言。

「もののけ姫」は当時の日本の興行記録1位を獲得し、

空前の大ヒットとなりました。

そのため監督の引退宣言は大きな話題となったのです。

国内外から宮崎監督の引退を悲しむ声が上がりました。

しかし周りから説得される形で引退を撤回。

2年後の1999年には新作制作に着手。

これを知り多くのファンが歓喜しました。

3回目:「千と千尋の神隠し」


https://www.ghibli.jp/works/chihiro/

2001年:宮崎監督60歳

完成披露試写会「長編はもう本当に無理です。体力的に。」と発言

理由:体力的な限界を感じたから

完成披露試写会にて今回も引退を宣言。

この時も体力的なことが引退理由でした。

もう長編アニメ映画は無理ですね。
2時間の映画を3年かけて作るのはくたびれます。

と話していました。

しかしその後、

細田守監督から引き継ぐ形で、

「ハウルの動く城」の監督を務めることに。

またしても引退宣言は撤回されました。

4回目:「崖の上のポニョ」


https://www.ghibli.jp/works/ponyo/

2008年:宮崎監督67歳

制作中に「体力的にも最後の長編になる」と発言

理由:体力の限界だから

「崖の上のポニョ」の制作中に、

宮崎監督は引退について発言されました。

この時のことは後のインタビューでも触れていました。

本作の公開当時の年齢は67歳。

毎日毎日書き続けることに

体力的な限界を痛感されていたといいます。

しかしその後、すぐに次回作の制作に取り掛かっています。

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5回目:「風立ちぬ」


https://www.ghibli.jp/works/kazetachinu/

2013年:宮崎監督72歳

記者会見で「今回の引退は本気」と発言

ベネチア国際映画祭に「風立ちぬ」が出品された後、

東京で記者会見が開かれたのですが、

この場ではっきり引退宣言をしています。

僕の長編アニメーションの時代は終わった

という発言もあり、

年齢的に考えても、

ついに今回は引退かと思われました。

https://www.ghibli.jp/info/013702/

ところがその後、

「君たちはどう生きるか」の制作を開始。

鈴木敏夫プロデューサーは監督の引退を撤回しましたが、

宮崎監督は、

自分は引退中であり、引退しながらやっている

と発言されていたそうです。

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宮崎駿の引退宣言の理由は?

毎回全力投球で取り組むから


https://www.oricon.co.jp/news/2219952/full/

宮崎駿監督は「風立ちぬ」の公開後の会見で、

映画を作るのは死に物狂いだった

と仰っています。

また鈴木敏夫プロデューサーは、

2003年スポーツ紙のインタビューにて、

宮崎駿監督が引退と撤回を繰り返すことについて、

毎回、全身全霊を打ち込むから、そうなってしまうのですよ
本人には、だます気などさらさらない

などと発言されていました。

鈴木プロデューサーは、

宮崎駿監督は毎回映画が完成するたびに、

引退するという発言をしていたとも明かしていました。

心身ともに不安定だったから

https://www.ghibli.jp/works/nausicaa/

宮崎駿監督が引退発言をされてきたのは、

映画完成後の会見などです。

映画が完成し公開するまでに時期は、

毎回かなりの疲労困憊の状態にあるといいます。

今の季節がわからないほど、

心身ともに追い込まれているそうです。

映画の完成記者会見などの時点では、

まだ心も体も安定していない状態なので、

もう二度と制作は無理だと思い引退宣言をしてしまうのでしょう。

しかし心身ともに復活してくると、

また次のチャレンジをしたくなるのでしょうね。

アニメーターとして取り組んでいるから

https://www.ghibli.jp/works/mononoke/

宮崎駿監督は監督であると同時に、

アニメーターとしても映画制作に取り組んでいます。

みずから絵を描き、

汗をかいて働くことこそが美徳という気持ちがあるといいます。

このような現場主義のストイックな姿勢なので、

年齢的に限界を感じていたそうです。

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まとめ

今回は宮崎駿監督が引退を繰り返している件について

調べてみました。

これまでなんと5回も引退の意思を表しながら、

82歳になるまで第一線で活躍されてきました。

これからも生涯現役を貫き通していただきだいですね。

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宮崎駿の引退宣言の回数は6回理由や当時の年齢も! 現在はすでに引退している

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