「NHKをぶっ壊す!」で有名なNHK党。
そんなNHK党ですがお家騒動が話題になっていますよね。
立花孝志氏が党首を辞任した後に「政治家女子48党」という党名になりました。
現在は代表者を巡る争いが勃発しており世間を騒がせているのです。
一体なにがあったのでしょうか?
今回はNHK党の内紛について時系列にまとめてご紹介していきます!
NHK党内紛まとめ
NHK党で起こっている内紛を時系列にまとめました。
①2023年3月8日:立花党首の辞任と党名変更
暴露系YouTuberとして一世を風靡したガーシーこと東谷義和さん。
2022年にNHK党から参議院議員に立候補し当選しましたね。
当選したにも関わらず一度も国会に登院することはありませんでした。
このことについて東谷義和さんが陳謝に応じなかったため、
責任を取って当時のNHK党の党首である立花孝志氏が辞任したのです。
そしてその際に党名を「政治家女子48党」に変更することを発表。
新たな党首には大津綾香氏が選ばれました。
②2023年3月24日:立花氏の有罪判決
3月15日には東谷義和氏の除名処分が決定します。
そして繰り上げ当選という形で斎藤健一郎氏が当選しました。
3月24日には元党首である立花孝志氏が有罪判決を受けてしまいます。
罪名は威力業務妨害・不正競争防止法違反です。
政治家女子48党の前身のNHK党の立花孝志元党首が、受信契約者の情報を不正に取得したうえで、インターネット上に拡散させると脅し、NHKの業務を妨害したとして威力業務妨害などの罪に問われた裁判で、最高裁判所は、23日までに立花元党首の上告を退ける決定をし、懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決が確定することになりました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230323/k10014017661000.html
③2023年4月7日:政治家女子48党の代表者変更を発表
立花孝志氏は3月29日付で代表者を変更したと発表します。
政治家女子48党の新しい代表者はなんと斎藤健一郎氏。
3月29日に行われた会議にて大津綾香氏が党首辞任の意向を表明していたとのこと。
斎藤健一郎氏も3月29日に大津綾香氏より口頭で代表委任の申し出を引き受けたとツイートしていました。
しかし、大津綾香氏がはそれを否定。
代表権を巡る騒動はここから始まったのです。
④2023年4月12日:党総会にて大津綾香氏の解任が議決

大津氏の除名をめぐっては3月29日、緊急会議で大津氏から「何度も党首辞任の表明があった」(立花氏)とした。その後、大津氏が党の銀行口座の名義変更を行い、党職員の給与未払いなど党運営を混乱させ、この日午前には同口座から全額を引き出すことを銀行側に要請するなど立花氏は「党を解党する危険性があった」と除名に至った経緯を説明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a7fb50df70817134a19233050eea0c1944ec407
元々4月6日付で除名処分となっていた大津綾香氏の党首解任が議決されたのです。
しかし、大津綾香氏は党首を辞任していないと反論し続けます。
⑤2023年4月14日:大津綾香氏が代表の地位確認のために仮処分を申し立てる

大津綾香氏は千葉地裁に対して仮処分を申し立てます。
裁判を起こすことになったのです。
そして4月27日に裁判が開始することとなりました。
政治家女子48党(旧NHK党)の代表権をめぐる法廷闘争が27日、千葉地裁でスタートした。
同党定例総会(12日)で党首解任を議決されたが、これを認めていない大津綾香氏からの地位確認の仮処分申し立てについて審尋が行われた。
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202304270001080.html
⑥2023年5月末:申し立てが千葉地裁にて却下
裁判の結果、大津綾香氏の申し立ては却下されました。
定された文書では、政党は議会制民主主義を支える上において極めて重要な存在であることから一定の自治機能があると説明され、原則的には自律的な解決に委ねることが相当であるとされた。そのためこの裁判では裁判所の審判権が及ぶとはいえないとされた。
https://hochi.news/articles/20230530-OHT1T51242.html?page=1
そのため代表権争いは政党内で解決するしかなくなったのです。
⑦2023年6月19日:千葉地裁に代表者変更登記請求訴訟を提訴
2023年6月の時点でまだ代表権争いは続いているのです。
現在は斎藤健一郎氏が党代表となっています。
大津綾香氏は解任されたにも関わらず登記変更に協力していないとのこと。
そのため2023年6月19日に代表者変更登記請求訴訟を提訴したのです。
大津綾香氏は党総会において解任されたにもかかわらず、登記の変更に一向に協力せず、管轄法務局の求める書面の提出が不可能な状態にあります。ゆえに、当法人は、2023年6月19日、千葉地方裁判所に対し、代表者変更登記請求訴訟を提訴致しました。
しかしながら、代表者変更登記に形成的効力は認められないため、代表者の変更の実体法上の効力は 登記完了を待たずに生じています。
https://www.syoha.jp/
まだまだこの騒動は続きそうですね…。
大津綾香と取り巻きの関係とは?
大津綾香氏とともに会見などを行っている2人の男性がいます。
この取り巻きは一体誰なのでしょうか?
1人目:黒川敦彦

黒川敦彦(くろかわあつひこ)氏はつばさの党代表と政治家女子48党の幹事長を務めている人物です。
立花孝志氏と大津綾香氏が対立した際には大津綾香氏についてサポートをしました。
黒川敦彦氏自身も立花孝志氏と対立しています。
黒川敦彦氏は政治に関しての知識を大津綾香氏に色々教えていたのだとか。
2人で一緒に立花孝志氏と戦っているという感じですね!
仕事上のパートナーといった印象があります。
2人目:宏洋

大津綾香氏の党首秘書を務めていたのが宏洋(ひろし)氏です。
映画監督や脚本家、経営者など様々な肩書を持っています。
宏洋氏は2023年4月25日に党首秘書に就任しました。
様々な面で大津綾香氏をサポートしていったのです。
しかし、6月5日に秘書を解任。
方向性のズレなどが理由とのことでした。
解任後もSNSではこの騒動についての発信を続けています。
どちら側という訳では無く、YouTuber・政治家・国民として発信していると語っていました。
大津綾香氏は政治のパートナーとしてこの2人と関係性を築いていっていたのですね。
しかし、進むべき道や方向性の違いが生じたようです。

まとめ
NHK党の内紛についてまとめていきました。
まだこの騒動は終息していません。
今後どういった展開になるのでしょうか。
早く解決して国民の為の政治に力を入れて欲しいですね…。