脳梗塞になった芸能人は多く、
女性芸能人でもたくさんの方が
脳梗塞で倒れたりしています。
そんな恐ろしい脳の病気にかかった、
芸能人の女性11人についてまとめてみました。
脳の病気になった芸能人女性11人
1人目:磯野貴理子

磯野貴理子さんは2014年、
50歳のときに脳梗塞になりました。
その日は出演する芝居の稽古だったので、
現場に行く日でした。

しかし集合時間になっても、
磯野さんが現場に現れなかったのです。
当時の磯野さんの夫が、
家に様子を見に帰りました。
- 夫に「仕事じゃないの?」と起こされる。
- リハーサルであることに気づいて、用意をするものの、
何をもっていけばいいのか、頭の整理ができない。 - そのことを夫に喋って伝えると、ろれつが回っていないと指摘される。
- 自分では普通に話してるつもりだった。
- 変に思った夫が救急車を呼んだ。

磯野さんにはその時自覚症状があまりなく、
二日酔いで頭がぼーっとする感じ。
くらいだったそうです。
しかしあとから思い返せば、
脳梗塞の前兆のようなものはあったみたいですね。
- 心臓がすごくドキドキしていた時があった。
- 更年期の症状だと思って放置していた。
病院で脳梗塞であることを告げられて、
一ヵ月半の入院生活を送りました。
幸いにも後遺症はないということです。

その後の磯野貴理子さんは健康に気をつかい、
野菜とお米、魚、大豆中心の、
バランスの良い食事をとるようになりました。
自炊もして大好きだったお酒もやめたようです。
当時は夫の暴力騒動などがあり、
ストレスも理由だったのかもしれませんね。

2人目:大橋未歩

大橋未歩さんは34歳という若さで、
自宅で脳梗塞になっています。
- 寝る前に洗顔クリームに手を伸ばした時、左手の感覚に違和感。
- その場に倒れこんでしまった。
- ろれつが回らない状態だった。
- 顔の左半分が垂れ下がっていた。
- 夫がすぐに救急車を呼んで搬送される。
病院でMRIの検査をしたところ、
脳梗塞が4か所見つかったそうです。
大橋未歩さんの脳梗塞が起きた原因は、
右側にある太い血管の内膜に亀裂が入り、
血栓ができたことにより発症しました。
「内頚動脈解離」と言われています。

大橋さんは内頚動脈を広げるために、
「ステント」を入れているそうです。
ステントとは血栓が詰まっている箇所に「ステント」と呼ばれる網状の医療機器を設置し、
血管を拡張して血管の詰まりを解消、血栓を除去する手術療法のこと。
死ぬかもしれないという怖さがあった。
と当時を振り返っています。

3人目:あべ静江

あべ静江さんは2022年の70歳の時に、
緊急搬送されて入院をしています。
診断は軽度の脳梗塞でした。
- 朝から急に体調が悪くなった。
- シャドウ系に使う色を顔全体に塗っていた。
- メイクさんに直してもらっても、また自分でやっていた。
- 周囲も「なんとなくおかしい」と感じていた。
- そのままスタジオに入ったが、
体調不良を知ったプロデューサーが収録を中止する。 - 普段とは違う行動が見られ、マネージャーが主治医に連絡。
- 緊急搬送される。
脳梗塞の診断後は、
都内の病院で検査のため入院をして、
手術はせずに点滴のみの治療を始めました。
リハビリ期間も含めて2ヶ月ほど入院をして、
その後仕事に復帰をしています。

当時を振り返ってあべ静江さんは、
怖かったです。
自覚症状が全然なくて、
後から聞いて、
え、そうだったの?
って驚くことがたくさんあって。
と語っていました。
倒れた当時の記憶がまったくないそうです。

4人目:河合美智子

河合美智子さんは2016年8月に脳出血で倒れ、
右半身が麻痺により動かなくなりました。
その後はリハビリをして舞台や映画にも復帰しています。
河合さんが後になって検査をしてもらったところ、
「高次脳機能障害」もあり、
記憶が定着しない症状が現在もあります。
- 仕事先で停めた駐車場の、簡単な駐車料金の計算ができないことに気づく
- スタジオで座った状態から立とうとしたら、立ち上がれなかった。
- 右足の付け根から感覚がない。
- 丸太のように足が重くて動かない。
- その感覚が体の上へとあがってきて、右手も重くなる。
- 足が変な方向へねじれていた。
- 異変を感じたプロデューサーが主治医へ電話。
- 救急隊員が到着して病状を説明していたが、次第にろれつが回らなくなる。
後遺症で右半身に麻痺が残った状態ですが、
リハビリをしたことで歩行可能になりました。

外を歩くときは杖を使って歩いていて、
今もリハビリは継続して頑張っておられます。
退院後に当時同棲していたパートナーと入籍して、
今は豊岡に移住して暮らしているようです。

今は夫と共にYouTubeでリハビリの様子や、
病気について発信されています。
5人目:KEIKO

KEIKOさんは2011年39歳の時に、
くも膜下出血を起こし自宅で倒れました。
- お昼ごろから体調が悪くて、横になっていた。
- 起きたら首の後ろに、異常な痛みを感じた。
- 心配した小室さんが救急車を呼んだ。
KEIKOさんはすぐに都内病院に緊急搬されました。
KEIKOさんの病気はくも膜下出血で、
5時間の手術を乗りこえ意識が戻ったといいます。

小室さんの経過報告では、
KEIKOさんには後遺症があるような、
そのようなニュアンスに受け取った方も多いと思います。
- 小学4年生のドリルを喜んでしている。
- 音楽に関心がなくなってしまった。
- 女性ではなく女の子として接している。
- 大人の女性の会話はできない。
しかし実際には後にKEIKOさんは、
病後は介助してもらって生活していたわけではなく、
ずっと今と同じように生活をしていたと語っています。

この数年で症状がよくなったとかではなく、
ずっと大きな後遺症はなく過ごされていたようです。
最近ではTwitterで元気な姿も見せてくれました。
KEIKOさん変わってなくて今もかわいいです。
またそのうちKEIKOさんの歌声を、
聴くことができる日が来るかもしれませんね。


6人目:麻木久仁子

麻木久仁子さんは2010年、
47歳の時に軽い脳梗塞を発症しています。
- 健康のために食事には気を付けていた。
- ある日出かけようとしたら右手右足が震えた。
- 鍵穴に鍵をさすことができない。
- 右手右足を動かそうとしても動かない。
- その症状は30秒ほど続いておさまった。
- 医療番組でよく出ていて、それなりの知識があった。
- 片側だけ動かないことに脳の異常を疑う。
- 医療番組のスタッフに病院を紹介してもらう。
- 5日後の検査までにも、同じような症状が一日3、4回起こる。
- 家事をしている時、車の運転中、番組収録に発作は起きた。
麻木さんは5日後の検査の日まで不安で、
これを繰り返したら、突然このまま逝ってしまうかも。
という恐怖を感じていたようです。
検査の結果小脳に脳梗塞があることが判明しました。
軽度だったので後遺症は残らなかったようです。

基本的に健康体だった麻木さんなので、
脳梗塞となった原因としては、
ストレスの可能性もある。
と医師から言われたようです。
ちょうど前夫である山路徹さんの不倫騒動で、
マスコミの対応に追われていた時期でした。

当時麻木さんが精神的に色々と、
追い込まれていたのは間違いないようです。
軽度だったので薬で発作の症状を抑えながら、
再発防止に努めていたようです。

その後もしっかり健康と向き合うために、
人間ドックを受けて判定もAと健康体でしたが…。
49歳時には乳がんが見つかりました。

そんな麻木さんに娘さんが、
優しく寄り添ってくれました。
一緒に散歩に誘ってくれたり、
麻木さんを精神的に支えてくれたそうです。

7人目:さとう珠緒

さとう珠緒さんは2015年の44歳の時、
バラエティ番組「主治医が見つかる診療所」で、
5ヶ所に脳梗塞が見つかりました。
軽度だったようで手術の必要はありませんでした。

さとう珠緒さんは自覚症状はなかったようで、
それなのに5つの脳梗塞が見つかるなんて怖いですね。
3年後の2018年に調べたところ、
脳梗塞はなくなっていたそうです。
しかし脳動脈瘤が見つかり、
新たな心配もでてきました。

さとう珠緒さんの脳梗塞の原因は、
連日のお酒のせいだと言われています。
飲酒後の脱水状態で長風呂に入ったりと、
体にとって良くない生活をしていたようですね。
事務所トラブルで仕事も減り、
ストレスからお酒に逃げていた時期だったのでしょう。

8人目:西川史子

西川史子さんは2021年8月に脳出血で倒れ、
右脳内出血のため緊急手術をしています。
- 17日午前9時に病院に出勤予定だった。
- 10時になっても連絡が取れず、病院がマネージャに連絡。
- 正午に警察の立ち合いのもと、西川さんの住むマンションに入室。
- 自宅リビングで倒れている西川さんを発見。
- 意識はあって会話は可能だった。
- 入浴した後に異変を感じて、倒れたとのこと。
脳出血の診断を受けた西川さんは、
手術を受けて12月に退院しました。
退院した時左半身のまひが、
完全に回復していないことを公表しています。
当時は髪に自分でピンが付けれず、
お隣さんにお世話になったことも話されていました。

リハビリで体調も良くなってきたのか、
2022年4月からは新しいクリニックへの
勤務をスタートさせています。
西川先生のInstagramではお仕事の様子や、
友人との会食の様子が見られますよ。

どこまで左半身の麻痺が回復しているのか、
細かいことはわかっていません。
お弁当を友達に作ってもらってお世話になっていると、
Instagramで話されていたので、
両手を使う細かい作業は、
まだ難しいのかなと感じました。

8人目:SHEILA

SHEILAさんは、2019年5月に、
自宅で昼食中に体調が悪くなり、
くも膜下出血を発症しています。
緊急手術に成功しましたが、
退院後も後遺症が残っている状態です。
- 右目が見えない。
- 一人でトイレに行けない。
- 口が痛くて食べれない。
- 歩けないので車いすでの生活。
- 記憶障害もある。
発症後は家族との時間を大切にしていて、
仕事をは全て休止しています。

入院していた時のことは、
全く覚えていないそうです。
今も家族との生活を大切にしながら、
リハビリに励んでいることは、
間違いないと思われます。
インスタグラムもほぼ更新されておらず、現状がどのような状態なのかは不明です。
9人目:片岡礼子

片岡礼子さんは2002年の稽古中に脳出血を起こしています。
- 2002年の稽古中、ひどい吐き気と頭痛で横になっていた。
- 意識がもうろうとしていた。
- ろれつが回っていなかった。
片岡さんの状態に異変を感じたスタッフが、
病院へ連れていってくれて脳出血の診断をされました。
片岡さんの場合は「脳動静脈奇形」といって、
生まれつき動脈と静脈の一部が、
絡み合っている状態だったそうです。

早くに病院へ行って手術を受けたことで、
危険な状態から脱して一命をとりとめました。
夫は片岡さんのために仕事を辞めて、
夫の故郷である愛媛県の離島に家族で移住し、
農業を手伝ったことが良いリハビリとなったようです。

心身ともに回復した片岡礼子さんは、
2年後には女優業に復帰をしています。
当時は結婚して子育ても家事、仕事も完璧にこなすあまり、
睡眠時間は削られ頭痛も頻繁に起こっていたそうです。

10人目:内藤やす子

内藤やす子さんは2006年5月28日、
福島県福島市でのディナーショー中に、
脳内出血で倒れました。
- もともと血圧が高かった。
- お酒とたばこを控えるよう医師から言われていた。
- お酒もやめられない、たばこも1日箱5箱吸っていた。
- ディナーショーのステージで倒れた。
病院へ搬送されて一命をとりとめた内藤さんは、
7月に退院をしましたが療養が必要となり、
歌手活動は休止になりました。
内藤さんにはいくつかの後遺症があり、
それが内藤さんを苦しめたといいます。
- 記憶障がい
- 認識障がい
- 失語症
- 右半身マヒ
- 字が書けない
- 計算ができない
- 外出してもどこにいるかわからなくなる。
- 思っていることが言葉にならない。
右半身麻痺についてはリハビリの効果もあったのか、
しばらくすると解消されました。
しかし倒れた日から過去3年の記憶はなく、
自分が内藤やす子で歌手であったことも、
忘れてしまっていたそうです。

21歳年下の夫マイケルさんは、
付きっきりで看病をしてくれました。
さらに毎日食事を作ってくれたり、
金銭面でも支えてくれたマイケルさん。
夫には感謝の気持ちでいっぱいとのことです。

そして自分が内藤やす子で、
夫がマイケルであることが分かったのは、
倒れてから5年後のことでした。
周りの人との会話がちゃんとできるようになったのは、
さらにそこから数年かかったようです。

発症から10年後の2016年3月に、
内藤さんは本格的に歌手活動を再開しました。


まとめ
脳梗塞やの脳の病気になった
芸能人女性のまとめでした。
後遺症がない方や麻痺が残る方、
個人差があって色々です。
症状が現れたらすぐに病院へ向かうことが、
大切なことだとわかりました。