岡山の人食い用水路の場所は岡山市?なぜ柵がない?晴れの日と雨の日の比較画像!

岡山の人食い用水路の場所は岡山市なぜ柵がない晴れの日と雨の日の比較画像!

岡山県に人食い用水路と呼ばれる場所があることをご存じでしょうか?

なんと4年の間に108人もの人がこの用水路で死亡しているのだとか…。

とても恐ろしいですよね。

用水路には柵がない為、雨の日は特に危険だと言われています。

そんな人食い用水路は岡山のどこにあるのか、なぜ事故が多発しているのか気になりますね。

今回は岡山の人食い用水路の場所や柵が無い理由について調査しましたのでご紹介していきます!

目次

岡山の人食い用水路の場所は?

イラスト

岡山県には用水路が多く存在しますが、そのほとんどが岡山県南部にあります。

その中でも事故が多発している地域は、岡山市と倉敷市です。

用水路が多い理由がこちら。

岡山県南部地域一帯は、江戸時代から造成された干拓地へ農業用水を供給する施設として数多くの用水路が整備されています。近年は、このような水田地域の宅地開発等が進み、その結果、用水路が張り巡らされている街並みが形成されています。

https://www.pref.okayama.jp/page/688243.html

元々農地として広く開拓されていたのですね。

その名残で用水路が多数存在する地域となったということです。

用水路の全長は岡山市が約4,000㎞倉敷市が約2,100㎞と言われているんですよ!

そのため岡山県の人食い用水路の場所は1か所ではありません。

様々な用水路で事故が起きており、その総称として人食い用水路と呼ばれているのです。

事故が集中しているのは

・岡山市の国道2号バイパス沿線地区

・倉敷市中心

となっています。

ここに人食い用水路が多数存在しているということです。

共通しているのは市街地であり、人口が多い事。

そのため用水路密度が高くなり事故発生件数が増えてしまうのですね。

人食い用水路での事故原因とは?

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一体なぜ岡山県では用水路での事故が多発しているのでしょうか?

人食い用水路での事故は、約6割を65歳以上の高齢者が占めています。

交通手段は55%が徒歩40%が自転車です。

通報時間は午後の時間帯が多いため、夕方や夜間はより危険性が高まることが分かりますね。

一番の理由は用水路に柵が無いということです。

身近な用水路は柵が設置されていることが多いですよね。

転落防止や安全対策のために設置されています。

しかし、岡山の人食い用水路と呼ばれる場所には柵が無いんですよ。

柵が無いことを考えると、歩行者や自転車の転落事故が多いのも納得ですよね。

それに加えて午後になればなるほど道路と用水路の境目が見えにくくなることも想像できます。

4年間で108人も死亡し、1000件以上の事故が起きているのにも関わらず

柵を設置しないのはなぜなのでしょうか?

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岡山の人食い用水路に柵が無いのはなぜ?

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岡山の用水路には全く柵が無いという訳では無いのです。

転落事故の多さを踏まえて徐々に柵が設置されてきています。

しかしその設置率は少ないのが現状です。

岡山の人食い用水路に柵が無い理由をまとめました。

1.用水路の数が多すぎる

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柵を設置出来ない一番の理由と言っても過言では無いでしょう。

前述した通り、岡山市だけでも全長4000㎞の用水路があります。

この全ての用水路に柵を設置するということはほぼ不可能なのです。

時間とコストがかかりますからね。

2016年~2021年度にかけて設置された柵は約90㎞分。

4000㎞の内のたった90㎞なんて…と思ってしまいますが

なんと掛かった費用は約13億円

これだけ膨大な費用が掛かるとなると全ての用水路に柵を設置するなんて無謀ですよね。

ここが一番危ない!という場所が分かればいいですが、そんな場所が多数存在するため

場所を絞ることが出来ないのが難しい問題です。

2.柵を設置すると道路が狭くなる

柵を設置することで道路が狭くなってしまいます。

元々道路の幅が狭い所が多い為、更に狭くなると運転しにくくなりますよね。

そのため用水路の近辺に住む住民が柵の設置を反対する声が挙がっているのです。

柵があることで用水路の事故は減りますが、反対に交通事故が頻発することが懸念されます。

柵を設置してもしなくても事故の可能性があるというのはもどかしいですね…。

3.用水路の清掃が困難になる

用水路はキレイな状態を保つために清掃作業が行われています。

柵が無い状態であればスムーズに作業が出来ますよね。

しかし、柵が設置されてしまうと用水路に入るのに柵を越えたりくぐったりしなければなりません。

それが大変ということで設置をしないで欲しいという声があるのです。

確かに柵があることで作業が大変になり、怪我や事故の恐れもありますよね。

柵を設置することによるメリットとデメリットがあることが分かりました。

費用の問題は仕方ないとしても、柵の設置に反対している人がいるのには驚きましたね。

転落事故に注目すれば柵の必要性を感じますが、

その地域で生活している人達にとっては不必要なものなのかも知れません。

安全対策をとりながら住民が快適に暮らせる方法が見つかって欲しいです。

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岡山の人食い用水路の雨の日と晴れの日の画像比較

岡山の人食い用水路は雨の日と晴れの日では全く違う顔を見せます。

画像を比較して見ていきましょう。

岡山の人食い用水路:晴れの日の画像

引用:Twitter
引用:Twitter

道路と用水路の境目がはっきりしていますね。

用水路の幅が広くちょっとした川のようになっています。

歩道の幅が狭いため車をよけた時などに落ちてしまいそうで怖いです。

歩行者や自転車の転落事故が多いのも納得ですね。

個人的には柵を設置して欲しいと思ってしまいます。

地元の人は慣れているのかも知れませんが、初めて来た人はびっくりするでしょう。

用水路が深いのも死亡事故が起こる要因の1つだと考えます。

岡山の人食い用水路:雨の日の画像

引用:Twitter
引用:Twitter

もう道路と用水路の境目すら分からないですよね…。

全て道路のように見えます。

ここを歩いたり運転するなんて恐ろしくて出来ません。

ポールがあったとしてもそこが用水路だとは思わないです。

車が用水路に転落している光景はニュースでも話題になりましたね。

これがきっかけで人食い用水路と呼ばれるようになったのです。

こんな光景を見せられたらそんな名前が付きますよ…。

道路を走っていたつもりが雨で分からなくなって用水路にはまるなんて怖すぎます。

SNSでも運転や歩行が怖いという人が多く見られました。

地元の人や慣れている人でも雨の日は通勤ルートを変更したり落ち着くまで自宅待機したりするのだそう。

晴れていても危険なので雨の日は何倍も危険性が高まりますね。

用水路の近くではいつも以上に気を付けて運転する必要があります。

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まとめ

岡山の人食い用水路の場所や柵がない理由を紹介していきました。

岡山の人食い用水路の場所は以下の通りです。

・岡山市の国道2号バイパス沿線地区

・倉敷市中心

他にも多数ありますが、主にこの地域に存在しています。

人食い用水路は1か所ではないということに驚きました。

安全対策として柵を設置しないのは

1.用水路の数が多すぎる

2.柵を設置すると道路が狭くなる

3.用水路の清掃が困難になる

というのが主な理由です。

柵の設置以外の安全対策を進めていく必要がありますよね。

用水路は晴れの日と雨の日では全く異なる状態になります。

雨の日はほぼ道路との判別が出来ません

車が転落している光景はまさに人食い用水路という感じでした。

近年では事故の件数も減ってきています。

これからも事故が無くなる様な対策をしていってほしいです。

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