安倍晋三元首相の輸血量で
約100単位
と報道され、どのくらいの量なのかわかりませんでしたね。
輸血100単位とはどのくらいの量なのでしょうか。

輸血100単位は約20リットル
1単位が約140ml

主に出血の際に使用される赤血球の輸血だと
1単位=140mlです。
今回阿部元総理に使用された血液は100単位ということでした。
140ml×100単位=14000ml
約14ℓ
そうなると身体に14ℓ以上の出血があったと考えられます。
日本赤十字が出している指標によると、
主に出血性の外傷の場合は赤血球の輸血を行います。
ちなみに、献血の際に200mlから取っていますが
そこから血球成分など大事な成分のみ使用し別の薬品と混ぜますので献血で取った量より減ります。
目的は末梢循環系の十分な酸素供給と循環血液量を維持することです。
頸部に2発撃たれて心臓まで到達してた
— Ragin (@hiiragi_upvip_d) July 8, 2022
心臓の太い血管が損傷してた
100単位(20L)の輸血をしたが助からなかった。
100単位って滅多に聞かんぞ…奈良医大も全力だったけど無理だったんだな。本当に残念
医療従事者からは
そんな量みたことない
奈良中の血液持ってきた?!
と言われるほど異例中の異例の量でした。
なぜ20リットルも血液が必要だった?
頸動脈や大動脈への損傷があった

首から胸にかけて心臓や心臓から伸びる大きな血管があります。
この血管は1.5cm~3cmの太さで伸びています。
この血管を損傷すると出血が多くなるのはわかりますでしょうか。
また、身体中に血液を送る機能である心臓が動いていなかった為
手圧なども加わり現場は過酷だったかと考えられます。
右頸部から心臓の左室の損傷。
— miki☆☺︎⋆* (@chanomiki13) July 8, 2022
出血多量→大量輸血→DICだったのか。
そりゃ100単位以上の輸血したって。。。だよね。
左室は酸素を含んだ血液を全身に送り出すポンプの作用。
そのポンプが破綻するという事はそういうことなんだよ。
心臓の動きを保ちながら止血が難しいから

大動脈系を損傷しているということですので、
止血をしながら血管を修復しなければなりません。
輸血をしても次々と出血してしまうため
手術もかなり過酷だったことがうかがえます。
しかも、心肺停止状態だったため循環血液量を維持しながら
手術によるアプローチ・・・非常に大変だったと考えられます。
心肺停止状態で運ばれて来て
— おだい (@hnc2345) July 8, 2022
外来処置室で100単位以上の輸血
ずっと心肺停止
顔を見る暇もなく4時間の大VIPのOpe
教授、医者って本当にすげぇぇよ。。
その後、すぐに会見。
メディアは同じような質問。。
銃の撃たれ方、状況確認の質問
はぁ?
循環血液量<出血量だったから

安倍晋三元首相の体重が約75kgだったとして、
身体の血液がほぼ入れ替わるような内容だったのではないかと思います。
約50人分の献血から取れる量です。
クラスマッチという血液の確認作業も大変だったと思います。
輸血100単位て14リットルよ 人間の総血液量の3倍くらいなんよなそれは
— ぷ (@prima_mm) July 8, 2022
赤血球の輸血は1単位140mlなので100単位ということは14000ml。
— ナースささき (@minami_ovo_gj) July 8, 2022
イメージしやすく表現すると、通常多量に血を吐いてショック状態の人に輸血する場合でも4~6単位です。
それでも追いつかない、どれだけの量出血したか。壮絶な現場が想像できます。許せない。
安倍昭恵夫人が到着まで数時間かかったから

昭恵夫人はおそらく関東にいて、
安倍元総理の状態を聞いてすぐに新幹線もしくはチャーターに乗ったとしても
2時間くらいはかかったかと思われます。
その際止血が間に合わないのに血液を循環させながら待つため、
心臓マッサージに近い行為をしながらの止血は難しかったと思います。
安倍さんが到着した時にはもう既に手遅れだったんじゃ。それはわかってたけど昭恵夫人が到着するまでとりあえず....ってことで輸血だけ続けてたんじゃと思います。
— ゆR (@Robyaracc) July 9, 2022


まとめ
安倍晋三元首相が輸血において、
100単位以上の輸血をしたということでTwitterのトレンド入りをしていました。
100単位は14ℓ。
普段緊急手術でも4.5単位の量を使うとすれば、
どんな手術だったのかわかりますね。
ご冥福をお祈りします。