真田広之さんの経歴･学歴はどのようなものなのでしょうか。
海外でも活躍かれている真田広之さん。
子役デビューから若い頃、
妻・手塚理美さんとの結婚、離婚まで調べました。
真田広之の経歴・学歴
本名：下澤廣之（しもざわひろゆき）
生年月日：1960年10月12日
年齢：62歳（2022年12月現在）
出身地：東京都品川区大井
血液型：A型
身長：170cm
趣味：美術鑑賞
特技：英語 中国語 武道
事務所：ザ・リブラインターナショナル
小学校は川区立大井第一小学校
東京都品川区大井で生まれた真田広之さん。
お父様、お母様、2歳年上のお兄さんと4人家族でした。
真田広之さんが小学5年生の頃に
お父様は癌を患い他界されています。
お母様は美容師をしながら、
真田広之さんとお兄さんを育てたそうです。
中学校は品川区立伊藤中学校（現・伊藤学園）
小学校卒業後は品川区立伊藤中学校（現・伊藤学園）に入学。
同校卒業生には郷ひろみさんがいます。
高校は堀越高等学校
高校は堀越高等学校に進学しています。
芸能活動コース（現・トレイトコース）があったため、
多くの芸能人が通う高校として有名でした。
・岩崎宏美（1958年生まれ）
・榊原郁恵（1959年生まれ）
・浅野ゆう子（1960年生まれ）
・真田広之（1960年生まれ）
・石野真子（1961年生まれ）
・松田聖子（1962年生まれ）
真田広之さんと同年代だけを見ても、
これだけの有名な方々が卒業されています。
しかし、真田広之さんは高校時代は芸能活動をお休みしていため、
普通科に通われていたそうです。
大学は日本大学藝術学部映画学科
高校卒業後は日本大学藝術学部映画学科に進学。
幅広い分野で活躍する有名人を輩出していることで知られている学科です。
・爆笑問題（お笑い芸人）
・宮藤官九郎（脚本家）
・三谷幸喜（脚本家）
・篠山紀信（写真家）
・林真理子（作家）
このような方々が卒業されています。
殺陣・立ち廻りを行っている部会「殺陣同志会」に所属。
「ラストサムライ」で素晴らしい殺陣を披露し
世界的に評価されましたが、
この時の演技は「殺陣同志会」で培われたと語っていました。
5歳で芸能界デビュー
千葉真一主演映画の子役として俳優デビュー
5歳でキャリアをスタートさせた真田広之さん。
時代劇スター･高田浩吉さんと同じマンションに住んでいて、
高田浩吉さんの息子さんと遊んでいたそうです。
そこでたまたま芸能関係者の目に留まり、
スカウトされたといいます。
5歳で児童劇団の「劇団ひまわり」に所属。
千葉真一さん主演映画「浪曲子守唄」で俳優デビューすると、
高倉健さんの息子役や千葉真一さんの幼少時代の役をこなしました。
・「新網走番外地 さいはての流れ者」（1969年）：高倉健の息子役
・「遊侠列伝」（1970年）：高倉健の息子役
・「昭和残侠伝 死んで貰います」（1970年）：高倉健の息子役
・「直撃! 地獄拳」（1974年）：千葉真一の幼少時代役
幼いながらに存在感のある演技をされていました。
千葉真一主宰のJACで稽古に励む
中学校に入学した真田広之さんは、
千葉真一さんが主宰するJAC（ジャパンアクションクラブ）に入団。
13歳から28歳までの16年間も在籍しています。
世界に認められた真田広之さんのアクションシーンの原点は
すべてJACにあるといいます。
JACでの稽古は週6日で、
夜中まで続いたそうです。
子供だからといって特別扱いされることはなかったそうですが、
練習はきつかったけれど大人扱いされるこことがとても嬉しかった
と語っていました。
さらに驚くことに、
少年の真田広之さんは、
大人がこなすメニューの倍の練習をしていたそうです。
日本舞踊の玉川流に入門
真田広之さんはJACへの入団と同時期に
日本舞踊の玉川流にも入団しています。
剣道、日本舞踊などを学び、
時代劇に必要な技を身につけたそうです。
高校入学後は俳優業を一旦休む
俳優として順調にキャリアを積む真田広之さんでしたが、
高校入学と同時に一旦俳優業を休むことになります。
子役上がりの俳優は成功しない
という心配があったという真田広之さんのご両親。
これを千葉真一さんに相談したところ
「一度休んで学業に励みなさい」
とアドバイスをもらったからだったといいます。
しかし、映画やドラマに出演することはありませんでしたが、
JACと日本舞踊の稽古に明け暮れていたそうです。
アクション俳優として再デビュー
中学時代は仕事をセーブし、
高校時代は芸能活動を辞めていた真田広之さん。
1978年18歳の時に「柳生一族の陰謀」で
ついに再デビューを果たします。
同年に、テレビドラマ「宇宙からのメッセージ・銀河大戦」の主演に抜擢。
アクションシーンをシーンを披露しています。
大迫力のアクションが話題に
映画「忍者武芸帖 百地三太夫」（1980年）
「吼えろ鉄拳」（1981年）にも出演。
・高さ25mから大ジャンプをして着
・木から木へと空中ブランコのように飛び移る
・ヘリコプラ―から海に飛び降りる
などの大迫力のアクションシーンが話題になりました。
さらに千葉真一さん主演ドラマ「影の軍団」シリーズでも
ド派手なアクションシーンを演じて人気を博しました。
この頃の真田広之さんは、
前日にお酒を飲んだ時には、
朝に10キロほど走って
体の準備をしてから撮影に挑んでいたといいます。
アイドル路線のドラマにも出演
アクション作品だけでなくアイドル路線に映画にも出演。
・「魔界転生」（1981年）での沢田研二さんとのキスシーン
・「道頓堀川」（1982年）での松坂慶子さんとのラブシーン
・「里見八犬伝」（1983年）での薬師丸ひろ子さんとのラブシーン
このような熱いラブシーンが注目されました。
演技派俳優としての地位を確立
1984年公開の「麻雀放浪」を機に、
徐々に演技派俳優へとシフトしていく真田広之さん。
アクションシーンだけでなく、
演技力が高い評価を得るようになっていきます。
・「怪盗ルビイ」（1988年）では小泉今日子さんとのコミカルな演技
・「ニューヨーク恋物語」（1988年）ではトレンディドラマにも挑戦
このような新たなジャンルでの演技も評価されました。
anan好きな男ランキング1位に
1993年には「高校教師」で、
女子生徒と恋仲になる教師役を演じます。
生徒と教師の禁断の恋、同性愛、自殺など
さまざまなタブーを扱った野島伸司作品でした。
ドラマは社会現象となり、
真田広之さんの人気も急上昇。
雑誌「アンアン」の好きな男ランキングでは1位を獲得。
ちなにこの時のランキングは
1位：真田広之
2位：本木雅弘
3位：織田裕二
という結果でした。
ちなみに翌年からは木村拓哉さんが
15年連続で1位を獲得されています。
手塚里美と結婚するも葉月里緒奈と浮気が発覚
真田広之さんは1990年に女優の手塚理美さんと結婚されています。
二人の息子さんが誕生しています。
1991年：長男・奨之（しょうの）
1995年：次男・日南人（ひなと）
ところが1997年に離婚。
真田広之さんと女優の葉月里緒奈さんと不倫が原因だったと言われています。
映画「写楽」での共演により距離が縮まったそうです。
この離婚騒動についてインタビューを受けた葉月里緒奈さんが
「恋愛相手に奥さんがいても平気です」
と発言されたことは有名です。
葉月里緒奈さんは「魔性の女」と呼ばれ話題の人となりました。
ちなみに、葉月里緒奈さんは真田広之さんの後に
元野球選手のイチローさんと交際されています。
真田広之の現在は？
英国の舞台が海外進出の足がかりに
2000年以降は海外を拠点に活躍されている真田広之さん。
1999年に英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの演劇公演にて、
故蜷川幸雄演出しの「リア王」に出演。
日本人の出演は真田広之さんが初めてでした。
真田広之さんの演技はとても高く評価されます。
そして日英間の文化交流に貢献したことを評価され
なんとエリザベス2世から名誉大英帝国勲章第5位を授与されています。
このシェイクスピア劇の成功が、
真田広之さんの海外進出のきっかけとなったそうです。
「ラストサムライ」で本格海外進出
真田広之さんは、トム・クルーズ主演作品、
「ラストサムライ」（2003年）で本格的に海外進出をします。
舞台は明治維新直後の日本。
侍たちの生き様に感銘を受けた主人公オールグレン大尉の
心の変化を描いたアメリカ映画です。
主演のトム・クルーズや
渡辺謙さんも素晴らしいのですが、
やはり真田広之さんの存在感がすごいです。
素晴らしいアクションシーンを披露し観客を圧倒しました。
真田広之さんのアクションシーンを見たトム・クルーズさん。
「自分が喰われてしまう」
と真田広之さんのシーンをカットさせたという
エピソードもあるほどでした。
順調に海外でキャリアを積んでいる
「ラストサムライ」が大ヒットしたことで、
真田広之さんはロサンゼルスに拠点を移し、
コンスタントにアメリカ映画に出演しています。
・「PROMISE」（2006年）
・「上海の伯爵夫人」（2006年）
・「サンシャイン2057」（2007年）
・「ラッシュアワー3」（2007年）
・「スピード・レーサー」（2008年）
・「最終目的地」（2012年）
・「ウルヴァリン：SAMURAI」（2013年）
・「47RONIN」（2013年）
・「レイルウェイ 運命の旅」（2014年）
・「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」（2016年）
・「ライフ」（2017年）
・「アベンジャーズ エンドゲーム」（2019年）
・「MINAMATA-ミナマタ」（2021年）
・「アーミー・オブ・ザ・デッド」（2021年）
・「ブレット・トレイン」（2022年）
短期間の間にこれだけの海外作品に出演している日本の俳優は
おそらく真田広之さんだけでしょう。
真田広之さんがこれほどハリウッドで成功をおさめている要因は
・危険なアクションを自ら演じられること
・真面目でプロフェッショナルなところ
・ロサンゼルスを拠点にしている本気度の高さ
などと言われています。
・トム・クルーズ
・キアヌ・リーヴス
・ヒュー・ジャックマン
・ジョニー・デップ
このような世界的スターと肩を並べて演技をされている真田広之さん。
日本人としてとても誇らしいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
海外で大活躍の真田広之さん。
子役として非常に長いキャリアがあることがわかりました。
中学生、高校生の頃からJACで稽古に励んでいたことが
現在の活躍に繋がっているのでしょう。
これからもさらにグローバルな活躍に期待したいと思います。
