1998年に放送されて、大きな話題となったCMに出演していた“湯川専務”。
実在する人物であり、マスコットキャラクターが出るなど大人気なキャラになりました。
しかし、湯川専務が実は2021年に亡くなっていたことがわかりました。
湯川専務の出演されている懐かしのCMやマスコットキャラクターについても。
がんばれ!湯川専務でおなじみの専務
SEGAなんてダッセーよなぁ!で振り向く湯川専務

ドリームキャストという家庭用ゲーム機が1990年代にはやりました。
当時はソニーの『プレイステーション』が人気で、セガは大苦戦。
それを逆手に取った“自虐CM”で起死回生を狙い、今私たちの頭には湯川専務のCMの方が印象に残っています。
結果、ドリームキャストもそこそこ売れたようです。
立つんだ湯川専務!
滝沢英明(タッキー)とも共演

でいつも〆ますが、ドリームキャストが発売されてからは
まさかのその時代に大人気だったタッキーこと滝沢秀明さんと共演されました。
ドリームキャストいかがっすか~
湯川専務と滝沢秀明さん2人でドリキャスを手売りするというCMでした。
滝沢秀明さんが売るとドリキャスがめちゃくちゃ売れるという自虐的なCMでした。

専務1つください!
敬称を込めて敬語を使う視聴者。
それもそのはず、実在するお偉いセガの専務です。
ドリームキャストCの裏側
ドリキャスCMの裏側はコンセプトだった

湯川専務というのはキャラクターではなく、実在する人物です。
自虐的なCMは企画の段階で難解を極めたようです。
セガというのはそれまで一貫性もなく場当たり的なプロモーションをされていました。
そのため、ドリームキャストが発売される際に一貫性を持たせるという計画になったようです。
プロモーションには秋元康氏も協力されており、
ありきたりのCMでは目を向けることは難しいと考えインパクト重視で作成したそうです。
1998年に新聞広告一面に印象的な広告が出されました。

セガは倒れたままなのか?
このような敗戦後のような衝撃的な写真でした。
湯川専務出演の経緯

最初はドリームキャストを発売するにあたってそのCMには
社長もしくは役者を起用しようという声が高まっていました。
しかし、秋元康氏のアドバイスでCM後には多くの取材がくることを見越して
取材をPRの場所にできると考え湯川専務が担当になりました。
湯川専務が選ばれたのはスケジュールが空いていてPRできそうな人だからという理由だそうです。
ちなみに湯川専務が湯川常務に降格したことも本当の話です。
供給量が追い付かずファンの手に届かない事態になるほど、大人気になったドリキャス。
その責任を取って降格したそうです。
まとめ
1990年代に流行したドリームキャスト。
セガの湯川専務が一時的に人気になりましたね。
2021年にお亡くなりになったということで、
あの時代をご存じの方は悲しいですよね。