設計事務所がきついと言われる理由5つ!勤務時間が長いのに給料は安い?

設計事務所がきついと言われる理由5つ!勤務時間が長いのに給料は安い?

一般的にきついイメージのある設計事務所ですが、

どんな理由できついのでしょうか?

設計事務所で働いた方の経験談を元に、

きついと言われる理由をお話しします。

目次

設計事務所がきついと言われる理由

1つ目:残業が多い

設計事務所がきついと言われる理由として、

1番多く挙げられるのが

残業が多いということだと思います。

インスタより

私も設計事務所に勤務していた頃は、毎日5時間以上の残業をしていました。

残業が多いというよりも、

残業という概念がないと言った方が正しいかもしれません。

日中は打ち合わせや現場に出ることが多く、

図面作成は18時以降からのスタートとなることがほとんどでした。

インスタより

18時って定時じゃないの?と思っていましたが、周りの社員も当たり前のように仕事をしているので、私も残業をしていました。

図面を書く以外は仕事じゃない?

これは一部の設計事務所だけかもしれませんが、

社長

図面を書くこと以外は仕事じゃない

というのが社長の考えという声も多く聞こえました。

お客様との打ち合わせも

現場での会議や工事の立ち合いも

やらなくてはならない仕事です。

それでも社長からは、

新人は図面を書いて設計を覚える

と言われていたそうです。

2つ目:休日出勤は当たり前

インスタより

私の設計事務所では、毎週日曜日と第2・4土曜日が休日でした。
しかし現場の進捗状況や設計の納期によっては、休日でも当たり前のように出勤させられます。

もちろん納期には絶対遅れてはいけないし、

現場にも行かなければ作業が進まないことはわかっています。

でも休日だとわかっているのに、

こちらの都合はなにも聞かず、

上司

明日は出勤だからね

と言われるのはかなりきついですよね。

スポンサーリンク

3つ目:納期に追われる

どんな仕事でも納期はありますが、

設計事務所では特にシビアだと思います。

図面を書いてから他の業種の方と打ち合わせをし、

構造や設備、外構などを計画し、

さらに確認申請に出して、

やっと工事ができる状態になります。

そのため、設計事務所での作業が遅れると、

全ての工期がずれてしまうのです。

1つの物件だけを担当しているのであれば、

それほどきつくはないかもしれません。

しかし同時にいくつもの物件を担当したり、

急な仕事を振られることも多いです。

コンペやプロポーザルが入るとさらにきつい

通常業務だけでもきついのですが、

そこにコンペやプロポーザルが入ると、

さらにきつくなってしまいます。

コンペやプロポーザルは提出までの期間が短く

それなのに中身を充実させないといけないからです。

条件に応じてプランニングをし、

最終的に選んでもらうために

よりよい提案書をつくらなければなりません。

そのため提出日までは終わりがない仕事

と言ってもいいでしょう。

しかもコンペやプロポーザルの場合、

当選するまでは一切お金が入りません

これも一部の設計事務所だけかもしれませんが、

社長

提案書の作成は仕事じゃない

と考えられてたそうです。

インスタより

提案書の作成で忙しくて現場の立ち合いを他の社員に代わってほしいと相談したら「提案書は業務時間外でやれ」とまで言われたこともあります。

きついというよりも、

なにを言われているのかわかりませんよね…

仕事なのに業務時間外でやれなんて、

普通はありえないです。

4つ目:給料が安い

給料が安いというのは、

少しブラックな話になります。

インスタより

私が働いていた設計事務所では、新人は3年間残業代なしという制度になっていました。
もちろん休日出勤の手当もなしです。

理由としては、

  • 仕事に慣れていないから図面を書くスピードが遅い
  • 3年間は修行期間

というようなことを言われていました。

しかし朝から夜まで働いて、

納期に追われているときは0時を過ぎるのも当たり前。

それで残業代が出ないのは、

精神的にも肉体的にもかなりきついですよね。

時給換算したら確実に

バイトをしている方が給料をもらえます。

5つ目:資格の勉強をする時間が取れない

設計事務所に勤務していると、

毎年言われるのが

社長

早く資格を取れ

建築士試験の受付時期になると、

特にしつこいくらい言われます。

もちろん誰もが取りたいと思っているし、

必須資格なのは十分わかっています。

でも出勤日は朝から夜中まで仕事、

家には寝に帰るだけのような生活です。

インスタより

資格学校にも通っていましたが、日曜日の数時間だけの勉強で合格できるほど、建築士の試験は甘くありません。

急な休日出勤で、

週に1日の学校ですら行けないときもあります。

学校に通うのもかなり高額な学費を出しているし、

会社の都合で休まなければならないのは、

かなりつらいです。

それなのに年配の社長からは

おれが若い頃は、寝ないでも勉強した。
受かる気持ちが足りない。

と言われてしまいます。

正直、80代の社長の頃とは試験の基準も違い、

そう簡単には受からないようになっています。

それなのに勉強時間を取らせてくれるわけでもなく、

ただ口で言ってくるだけ。

せっかく建築士を取りたいと思っているのに、

よけいにやる気をなくしてしまいます。

スポンサーリンク

まとめ

今回お話しした内容は、

あくまでも一部の人が働いていた設計事務所でのことです。

かなりきつい面もありますが、

自分で設計したものが建ったときには

とてもやりがいを感じられるそうですよ!

設計事務所で働くことを考えている方の、

参考になれればうれしいです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
設計事務所がきついと言われる理由5つ!勤務時間が長いのに給料は安い?

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次