「スラムダンク」映画の海外の反応はどのようなものなのでしょうか。
中国、韓国、台湾、アメリカでも大人気のスラムダンク。
過去の反応から今回の映画の反応までまとめました。
スラムダンク映画の海外の反応は?
スラムダンク映画・海外反応:中国

最近では「鬼滅の刃」「呪術廻戦」など日本のアニメは中国でも大人気です。
スラムダンクの漫画・アニメともに中国語に翻訳され、
人気を博してきました。
漫画よりもテレビアニメ版のほうが幅広い層に受け入れられていたそうです。
過去の反応

・スラムダンクは本当に面白い、神作だ
・今でもスラムダンクは自分の中で最高のスポーツ作品だ
・1980~1990年代の生まれの中国人は、ほとんどスラムダンクを見ていると思う
・中国でバスケやってる人のほとんどはスラムダンクの影響を受けていると思う
・スラムダンクが放送されてからバスケットコートに一気に人が増えた
・スラムダンクの影響で、バスケットボールが爆発的に売れた
・俺はサッカー好きだったんだが、スラムダンクが始まってバスケする人ばかりになった
・スラムダンクの影響は日本より、中国のほうが大きかったのでは?
・今NBA好きな人は、NBAの前にスラムダンクを見ていたと思う
スラムダンクが素晴らしい作品として絶賛されているだけでなく、
スラムダンクの影響でバスケを始めた方が多い、
ということが印象的ですね。
実は「中国バスケが発展したのはスラムダンク」と言われることもあるほど、
中国でのスラムダンク人気は絶大です。
中国のバスケ界は、
NBAで活躍する姚明(ヤオ・ミン)の影響で、
盛り上がり強くなったと言われています。
しかし、
中国でのバスケ人気のきっかけはスラムダンクだった
というメディアもあります。
中国人に受け入れられる内容だった

中国では海外アニメに対して、
「正統派で教育的な内容であること」が求められるといいます。
スラムダンクはこのような要素を兼ね備えたアニメとして、
中国で受け入れられたそうです。
主人公の桜木花道は不良少年というキャラクターではありますが、
仲間と切磋琢磨して成長するというストーリーが評価されたのですね。
また、スラムダンクのオープニングに出てくる踏切のモデルである
神奈川県の鎌倉高校前駅には、
多くの中国人観光客が足を運んでいたそうです。
映画公開への反応
映画「THE FIRST SLAM DUNK」の日本での公開が決まると、
映画口コミサイトの「ドウバン」には1,500以上ものコメントが寄せられたそうです。
・ついにこの時がやってきた!
・楽しみで仕方ない
・青春が戻ってきます!
・最近の中で一番嬉しいニュースです
中国での公開はまだ決まっていないそうですが、
日本同様に映画公開を心待ちにしていますね。
ちなみに、中国のスラムダンクファンは、
中国語吹替版でアニメを見ていたため、
映画版で声優が一新されたことに関しては、
特に気にしないという意見が多かったようです。
スラムダンク映画・海外反応:韓国

日本の漫画はお隣の韓国でも大人気。
韓国漫画市場の売上のうち約30%が日本漫画とされています。
その中でも一際人気が高いのがスラムダンクです。
韓国語版スラムダンクの販売部数は1450万部以上とされています。
これは韓国ではすごい数なんだそうです。
さらに、テレビアニメ版も公開されています。
VHS版では、
・「君が好きだと叫びたい」(BAAD
・「あなただけ見つめてる」(大黒摩季)
などの主題歌は韓国歌手によって韓国語で歌われています。
韓国では1997年にプロバスケットボールリーグ「KBL」が発足していますが、
これはスラムダンクの影響があったというメディアもあります。
韓国版スラムダンクはキャラの名前が変えられている

韓国版スラムダンクでは登場人物などの名前が韓国式に変えられています。
・桜木花道:カン・ベクホ
・赤木晴子:チェ・ソヨン
・流川楓:ソ・テウン
・赤木剛憲:チェ・チス
・宮城リョータ:ソン・テソプ
・三井寿:チョン・デマン
当時の韓国では日本文化への規制が厳しかったため、
このように韓国式の名前に変える形をとったそうです。
しかし2015年には日本版を再現した「オリジナル完全版」が発売されています。
長きにわたり人気を集めていることが伺えますね。
映画公開への反応
映画「THE FIRST SLAM DUNK」は韓国版も公開されることが決まっています。
・スラムダンクが再び見れるなんてありがとう
・今からドキドキしています
・早く映画化が観たい!
・山王戦を観れたら泣きそ
・クオリティがすごい
このように映画化を喜ぶ声が目立ちます。
しかし一方で、
・アニメというよりゲーム映像みたい
・以前のような感性ぜんぜん感じられない
映画の映像にネガティブな意見を持つ方もいたようです。
きっとテレビアニメ版のコアなファンが多いのでしょう。
スラムダンク映画・海外反応:台湾

台湾でも根強い人気があるスラムダンクアニメ。
ゴールデンタイムに再放送されたことが話題になりました。
2020年新型コロナウイルスの影響でNBAは全試合中断となった時、
台湾ではNBAの放送の代わりに、
毎晩ゴールデンタイムにスラムダンクが放送されたそうです。
この対応は、
神対応
と絶賛されました。
映画公開への反応
台湾での「THE FIRST SLAM DUNK」の公開は決まっていませんが、
歓喜の声が多く見られました。
・映画が公開されたら泣いてしまう!
・井上先生ありがとうございます!
・最高のニュース!早く観たい
多くのファンが公開を待ち望んでいることがわかりますね。
スラムダンク映画・海外反応:アメリカ

スラムダンクは、バスケ大国のアメリカにも進出しました。
数多くの日本アニメがアメリカでヒットしてきましたが、
残念ながらスラムダンクはあまり人気を得られなかったといいます。
その理由は以下のように言われていました。
・スポーツは巨大産業として扱われているためコミカルなマンガとして描かれることに違和感があった
・ヒーローとは、アスリートではなくスーパーヒーローというイメージが強かった
・高校生が練習を積んでいくストーリーに物足りなさがあった
・スポーツをする人は漫画を読まない傾向があった
・そもそも漫画を読む人が少ない
スラムダンクのクオリティの問題ではなく、
アメリカ人に「スポーツ漫画」は、
はまらなかったようですね。
映画公開への反応

アメリカ人にはいまいち受け入れられなかったスラムダンクですが、
「THE FIRST SLAM DUNK」の日本公開が決まると、
期待する声も見られました。
アメリカでの公開は決定していませんが、
このような声が上がっていました。
・スラムダンク映画の情報に興奮しています
・映画化されるなんて夢みたい
・映画になるなんて!こんな日がくるなんて信じられない
・映画になると聞いて、漫画を読むのが楽しみになった
漫画やアニメ版は幅広い層には受け入れられなかったようですが、
コアなファンはいるようですね。















まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はスラムダンクの海外の反応をお伝えしてきました。
中国、韓国、台湾、アメリカと、
各国に漫画やアニメファンがいること、
映画化を待ち望んでいる方が多いことがわかりました。
日本が誇る最高傑作漫画のスラムダンク。
世界中のファンと楽しみたいですね。