すずめの戸締まりの結末考察まとめ!伏線回収や隠されたメッセージとは?

「すずめの戸締まり」結末考察!伏線回収や隠されたメッセージとは?

「すずめの戸締まり」の結末は、

さまざまな伏線が回収されたり、

メッセージが込められるなど、

盛り沢山の内容でした。

今回は結末の重要ポイント5つを、

鑑賞した方の感想を参考にしながら考察したいと思います。

ネタバレを含みますので、観覧後にご覧ください

目次
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「すずめの戸締まり」5つの結末考察【ネタバレ】

結末考察1:常世で出会った女性は鈴芽自身だった

映画「すずめの戸締まり」公式サイト

東日本大震災の津波によって行方不明となってしまった鈴芽の母親。

4歳の鈴芽は一人必死に母親を探すなかで、

後ろ戸から常世に迷い込んでしまいました。

本作はこのシーンから始まります。

必死で「おかあさん!」と呼び続ける鈴芽。

そこに白いワンピースを着た母親らしき女性が現れます。

その女性は「すずめ」と話かけます。

しかし記憶はそこで途切れてしまうのでした。

映画「すずめの戸締まり」公式サイト

17歳になった鈴芽は今でもその時の光景を、

夢で見ていました。

しかし実は母親らしき女性とは、

17歳の鈴芽だったという結末でした。

17歳の鈴芽は4歳の鈴芽に母の死を伝えていた

映画「すずめの戸締まり」公式サイト

17歳の鈴芽は、

4歳の時に迷い込んだ後ろ戸を見つけて、

再び常世の世界に入ります。

そこには母親を必死に探す4歳の鈴芽の姿が。

17歳の鈴芽は4歳の鈴芽に母親はもういないことをハッキリ伝えます。

そして、

今はどんなに悲しくてもこの先ちゃんと大きくなるから心配しないで。未来なんて怖くない!

と必死で伝えます。

そして、お姉ちゃん誰?と聞かれると、

私はすずめの明日

と言うのでした。

4歳の鈴芽が前を向けたのは17歳の鈴芽のおかげだった

映画「すずめの戸締まり」公式サイト

4歳で母親を亡くした鈴芽ですが、

その後は叔母の環のもとで暮らし、

明るく元気な女性へと成長しました。

母親の死を受け入れて前に進めたきっかけは、

誰でもない自分自身だったという結末です。

伏線が散りばめられてたいた

映画「すずめの戸締まり」公式サイト

この作品は、

4歳の鈴芽が母親らしき女性と会うシーンから始まるのですが、

実はこの冒頭シーンに、

ラストへの伏線が散りばめられていました。

女性は白いワンピースを着て長い髪をなびかせていました。

さらに太陽と星空が混ざったような空が映し出されていました。

・17歳の鈴芽は旅の途中で草太の白いシャツを借りる
→この白いシャツが白いワンピースに見えた

・いつもは結んでいた髪がほどける
→このロングヘアが母親のように見えた

・後ろ戸の中の常世はすべての時間が一緒になった世界だとされる
→太陽(昼)と夜(星空)が混ざっていたということは後ろ戸の中の常世の世界

このような伏線に気付いた方は多かったようです。

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結末考察2:鈴芽は過去に草太に会っていた

映画「すずめの戸締まり」公式サイト

本作の冒頭で偶然草太に出会った鈴芽は、

「どこかで会ったことがある」という妙な印象を受けました。

そして草太に引き寄せられるように廃墟に迷い込んでしまいます。

この謎もラストで回収されました。

実は鈴芽は4歳の時に常世の世界で、

大人になった鈴芽と草太に会っていたのです

だから13年後に再び草太と会った時に

「どこかで会ったことがある」と感じたのでしょう。

また何か妙な感覚がした理由は、

13年前に会った時と同じ年の草太だったからかもしれませんね。

草太に惹かれたのは過去の記憶があったから?

鈴芽は椅子に変えられてしまった草太と、

各地の閉じ戸を閉める旅に出ます。

まだ出会ったばかりで、

しかも椅子の姿をしているにもかかわらず、

鈴芽は草太が好きになり命をかけて守ろうとします。

その理由は無意識のうちに、

過去の記憶があったからという考察が多いです。

4歳の鈴芽に希望を与えてくれたのは、

17歳の鈴芽と草太でした。

だから、鈴芽は草太に惹かれたのでしょう。

結末考察3:ダイジンの目的が明らかになった

映画「すずめの戸締まり」公式サイト

本作のもう一人の主役とも言える白猫のダイジン。

結末ではダイジンの真の目的も明らかになりました。

・草太を椅子に変えてしまう
・「うしろどはまたひらくよ」と言って逃げ回る

このような行動により、

鈴芽はダイジンに辛くあたるのでした。

しかし実はダイジンは後ろ戸を開いて回ってたのではなく、

ミミズが出ようとしている閉じ戸へ鈴芽を誘導していました。

鈴芽とダイジンはシンクロしていた

映画「すずめの戸締まり」公式サイト

逃げるダイジンに翻弄され続ける鈴芽。

しかし物語の終盤では、

実は鈴芽とダイジンはシンクロしていることがわかってきます。

【ダイジン】

・鈴芽に「うちの子になる?」と言われて、鈴芽の子になろうとする
・鈴芽と2人きりになるために邪魔な草太を椅子に変えてしまう
・鈴芽から草太を奪ってしまう
・鈴芽から「大嫌い!」と拒絶されてしまう

【鈴芽】

・環に「うちの子になる?」と言われて、環の子になろうとする
・環の心配をよそに草太と旅に出てしまう
・環の婚期を奪ってしまった
・環から「引き取りたくなかった!」と拒絶されてしまう

このように「鈴芽とダイジン」の関係は「叔母の環と鈴芽」の関係と同じと言えます。

ダイジンは鈴芽から「うちの子になる?」と言われてその気になります。

そして単純に「鈴芽と2人きりになりたいから」

という理由で草太を椅子に変えてしまいます。

結果的に鈴芽から草太を奪うことになり「大嫌い!」と言われてしまいます。

一方の鈴芽も環から「うちの子になる?」と言われ一緒に生活することになります。

環の心配をよそに草太と旅に出てしまうところは、

無邪気に草太を椅子に変えたダイジンのような悪気のなさが感じられます。

さらに、ダイジンが鈴芽から草太を奪ったように

鈴芽は環から婚期を奪ってしまったのです。

そして環から「引き取りたくなかった!」と言われてしまいました。

鈴芽はダイジンの気持ちが理解できた

映画「すずめの戸締まり」公式サイト

鈴芽はこのようなダイジンとの共通点に気付いたことで、

ダイジンの気持ちを理解したのでしょう。

そしてダイジンの真の目的を知った時に涙したのだと思われます。

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結末考察4:失くした椅子を見つけたのはすずめだった

本作の中で重要な役割を果たしていたのは、

草太が変身させられてしまう3本脚の椅子です。

この椅子は鈴芽が4歳の誕生日の時に、

母親が手作りしてプレゼントしてくれたものです。

母親の形見としてずっと大切に持っていました。

鈴芽はこの椅子を一度失くしています。

しかし実は東日本大震災の津波によって流されてしまったのでした。

そのため椅子の脚は1本折れてしまい、

3本脚になってしまったのでしょう。

そしてその椅子を見つけたのは17歳の鈴芽でした。

常世に漂着した椅子を発見した17歳の鈴芽は、

4歳の鈴芽に渡していました。

結末考察5:「行ってきます」の意味

https://twitter.com/KinoShinjuku/status/1593547740214362113?s=20&t=TKMbjyAl1CUwtZV8mJ62CA

本作のラストシーンでは、

鈴芽が閉じ戸の戸締まりをした鈴芽が

「行ってきます」と言います。

母や故郷などの過去と向き合い、

ようやく解放されて前を向けたから出た言葉だったのでしょう。

環や友だちと楽しく過ごしているように見える鈴芽ですが、

母の姿を追う夢を見続けていました。

高校生になっても、

母を探して泣いていた4歳の時の気持ちのままだったのです。

しかし草太との出会いや旅を通して、

やっと「行ってきます」と未来に目を向けることができたのでしょう。

「行ってきます」にはもう一つの意味があった

この印象的な「行ってきます」というセリフは、

鈴芽のシーンだけではありません。

大勢の人の「行ってきます」が描かれました。

このような描写に対して

「行ってきます」は言えても、「ただいま」を言えなかった人がたくさんいたんだろうと思った

「行ってきます」の言葉の重みに涙が止まらなかった

当たり前のように「行ってきます」と言って家を出たんだろうな

このような意見が多く見られました。

東日本大震災があった日の朝、

いつも通りの「行ってきます」がありました。

しかし「ただいま」を言えずに失われてしまった命があったこと。

それを忘れてはいけないというメッセージに、

圧倒された方が多かったようです。

ado

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「すずめの戸締まり」の結末の考察をしてきました。

散りばめられていた伏線が回収されたり、

強いメッセージが込められるなど、

見ごたえのある結末だと感じた方は多かったようです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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