「すずめの戸締まり」の聖地とされる東北・宮城県の場所はどこなのでしょうか。
鈴芽の故郷であり旅のゴールでもある、
東北・宮城県の聖地、
さらに福島県や岩手県の聖地について調べました。
「すずめの戸締まり」東北・福島県の聖地は?
福島県の双葉町近辺

鈴芽は要石になった草太を助けるために、
草太の親友・芹澤と叔母の環と一緒に、
宮城県にある鈴芽の実家を目指すことになります。
芹澤の車で東北を走る三人。
その旅の途中に地震を感じ、車を止めます。
ミミズの仕業ではないかと辺りを見回すのですが、
ミミズの気配はありません。
この場所は、国道6号線沿いの道です。
福島第一原発が遠くに見えたことから、
福島県の双葉町付近ということがネット上では特定されています。
芹澤と鈴芽の一言が印象的

この場所にしばらく立ち止まった三人。
芹澤は美しく広がる海と景色を見て

このあたりって、こんなに綺麗な場所だったんだな。
と言います。
ところが鈴芽は、

どこがきれいなの。
のようなセリフを言っていました。
震災を体験している鈴芽には、
福島第一原発の見えるこの景色が、
どのように見えていたのでしょうか。
実際にこの地に立って、
その景色を見てみたいですね。
「すずめの戸締まり」東北・宮城県の聖地は道の駅「大谷海岸」

さらに進むと三人は大雨にあいます。
芹澤のオープンカーはなんと屋根が壊れてしまらない状態。
びしょ濡れになった芹澤と環が着替えるために、
道の駅に立ち寄ります。
この場所は宮城県気仙沼市にある道の駅「大谷海岸」であると特定されています。
大谷海岸のシンボル「マンボウ」が目印の道の駅です。
震災前は小さな道の駅だったのですが、
東日本大震災の津波で全壊してしまい、
仮設店舗で営業を続けていたそうです。
2021年3月にグランドオープンしました。
・気仙沼の新鮮な野菜や海産物が並ぶ産直コーナー
・大谷海岸のシンボル「マンボウ」デザインのお土産や地酒等が並ぶお土産コーナー
・太平洋を一望できるレストラン&カフェ
・観光情報コーナーとプロジェクションマッピング
このように充実した内容の最新の道の駅として生まれ変わったそうです。
聖地巡礼でなくても遊びに行きたくなるような場所ですね。
椅子の位置や外に見える風景も忠実に再現されていることがわかります。
しかしこのシーンで映っているクレーンゲームは、
実際には施設入り口に設置されているそうですよ。
道の駅「大谷海岸」では、
映画で登場したメニューを実際に食べることができます。
1つ目:漁師の気まぐれ定食
環が食べていたのは「漁師の気まぐれ定食」です。
大きなサバが豪華ですね。
脂がのっていてとても美味しいそうですよ。
2つ目:海鮮ラーメン
芹澤が食べていたのは「海鮮ラーメン」です。
ラーメンにのっている「ふのり」「わかめ」は、
気仙沼産のものでとても美味しいそうです。
それにしても大きな海老ですね。
ちなみにこちらのラーメンはお店のNo.1メニューなんだそうです。
3つ目:濃厚バニラソフト
芹澤が落としてしまったソフトクリームは、
「濃厚バニラソフト」のようです。
乳脂肪が多いため、とても濃厚で美味しいアイスなんだそうです。
定食やラーメンの後のデザートにピッタリですね。
4つ目:気仙沼パン工房の「クリームサンド」
鈴芽が食べていたパンも、
道の駅「大谷海岸」で買うことができます。
道の駅を出発した後に車内で鈴芽が食べていたパンは、
気仙沼パン工房の「クリームサンド」です。
こちらのパンは気仙沼のソウルフードとして超有名なパンとのこと。
昭和20年代から続く老舗パン屋さんなんだそうです。
ふわっふわのパンにたっぷりのクリームが挟まった絶品パンと評判です。
サンドイッチマンが大好きなパンとしても有名!
実はこのパン、
宮城県出身のサンドイッチマンが好きなパンとしても有名です。
仙台市内のスーパーでも期間限定販売されているため、
宮城県民にはおなじみのパンのようです。
聖地メシとして食べておきたいパンですね。
レストラン・カフェが素敵

こちらの道の駅「大谷海岸」には、
おしゃれなレストランとカフェがあります。

こちらは太平洋が一望できるカフェです。
こんな場所で聖地メシを食べることができたら素敵ですね。
「すずめの戸締まり」東北・岩手県の聖地は?
織笠駅
椅子から人間の姿に戻った草太。
閉じ師としての仕事をするため、
鈴芽と別れることになります。
その時の駅は岩手県の山田町にある織笠駅とされています。
この駅も東日本大震災の時に津波で被害を受け、
現在は新設された駅となっています。
聖地巡礼を歓迎しているらしい
こちらの駅にはすでに全国から聖地巡礼のために
多くの方が訪れているそうです。
山田町は、
聖地巡礼で山田町に訪れる人が増え、地域の活性化につながってほしい
とコメントを出しています。
駅の待合室には町職員の方が映画を鑑賞した時に購入したポスターが、
しっかり張られているそうです。
さらに待合室にある「織笠駅ノート」には、
聖地巡礼に来た方たちのコメントがつづられているそうですよ。
ますます行ってみたくなる素敵な駅ですね。
鈴芽の実家は岩手県?

旅の最後に実家にたどりついた鈴芽。
基礎部分だけが残った状態でした。
その下に埋めておいた日記を掘り出し、
震災後の記憶を思い出すのでした。
この鈴芽の実家の場所は、
映画の中では「宮城県」とされていますが、
実際には岩手県という説が有力です。
岩手県の南部あたりだと思う
織笠駅から近い場所でしょう
などの意見がネット上で見られました。
岩手県にある織笠駅近くという可能性が高そうですね。












まとめ
いかがでしたでしょうか。
「すずめの戸締まり」の東北の聖地は、
道の駅「大谷海岸」(宮城県)、
織笠駅(岩手県)であることがわかりました。
どちらも震災後に新設された場所ということが印象深いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。