武田真治さんはどんな経歴や学歴なのでしょうか。
出身校やデビューのきっかけなどをリサーチしました。
俳優、ミュージシャンとして活躍した経歴を追います。
武田真治の経歴・プロフィール

本名:武田真治
生年月日:1972年12月18日
年齢:49歳(2022年9月現在)
出身地:北海道札幌市北区篠路
身長:165cm
趣味:映画観賞 洋裁 美術品観賞
特技:サックス スキー
家族:妻
事務所:ホリプロ
北海道札幌市北区篠路で生まれた

武田真治さんは北海道札幌市北区篠路で生まれました。
家族構成はご両親と長女、長男、次女の5人家族。
武田真治さんは姉と妹に挟まれた男の子でした。
お姉さんと妹さんとはそれぞれと2歳の差があります。
お父様は札幌テレビの音響エンジニアだったそうです。

子供の頃の武田真治さんはとても泣き虫でした。
悲しくて泣くだけでなく、
嬉しくても泣く、感動しても泣く、
と全ての感情を泣くことでアウトプットしていたといいます。
きれいな夕日を見て涙と流すという
感情豊かな子供でした。
剣道部に入部

そんな性格を直そうと剣道部に入部した武田真治さん。
しかし、相手に申し訳ないと思って、
小手や面が打てなかったそうです。
争いごとも嫌いだったという武田真治さん。
かけっこをしてはじめは速く走れても、
自分より後ろの人が気の毒になって途中で減速。
一番になることはなかったといいます。
中学校は札幌市立篠路中学校から札幌市立篠路西中学校に編入

武田真治さんは札幌市立篠路中学校に入学しています。
その後、中学2年生の時に、
新設分離した札幌市立篠路西中学校に編入しています。
サックスに目覚めたのはシスコンだったから

俳優やタレントとしてだけでなく、
サックスプレイヤーとして知られる武田真治さん。
中学1年生の時にサックスと出会いました。
きっかけは当時人気絶頂だったチェッカーズでした。
お姉さんはサックスを演奏する藤井尚之さんを見て
かっこいい
と言ったそうです。
お姉ちゃん子だった武田真治さんはそれを聞いて、
お姉ちゃんを取られないようにサックスを始めよう
と思ったといいます。
同時に藤井尚之さんが奏でるサウンドに魅了されたそうです。
お父様にサックスを買って欲しいと懇願した武田真治さん。
勉強を頑張ることを条件に買ってもらったといいます。
高校は北海道札幌北稜高校

札幌市立篠路西中学校を卒業した武田真治さんは、
北海道札幌北稜高校に進学します。
男女共学の道立高校です。
偏差値59の難易度が高い進学校でした。
優秀な学生が通う高校として知られています。
高校でもサックスの練習に励む

高校時代もサックスに夢中だったという武田真治さん。
地元のアマチュアバンドに参加していました。
学校ではバンドを結成し、
文化祭で演奏したといいます。
この時武田真治さんは、
音楽でお客さんに喜んでもらえる楽しさをはじめて味わった
と、後に語っていました。
独学で練習に励んでいたという武田真治さん。
将来はプロのミュージシャンになりたい
と思っていました。
勉強はほとんどしなかった

サックスの練習に夢中になっていた武田真治さん。
そのおかげで、
高校時代の成績はあまりよくなかったそうです。
そもそもサックスを買ってもらう条件として
進学校へ進んだという武田真治さん。
サックスを手に入れた途端、
ほとんど勉強しなくなったといいます。
高校在学中に芸能活動を開始し上京する
武田真治さんは高校2年生の時に、
芸能界デビューをします。
その活動が忙しくなったため、
北海道札幌北稜高校を辞めて上京。
東京都内の高校に編入しています。
芸能活動に専念するために、
大学へ進学はしていません。
17歳の時に芸能界デビュー
『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』がきっかけだった

武田真治さんは高校2年生の時に、
『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』に応募します。
俳優になりたかったからではなく、
サックスプレイヤーになるための足がかりになると思ったからでした。
オーディションでは得意のサックスを披露しています。
他の人はみんな歌う中、武田真治さんの演奏は新鮮だったようです。
審査の結果、見事グランプリを獲得しました。
17歳で芸能界入りを果たします。
フェミ男としてブレイク

武田真治さんは中性的な魅力を持つ「フェミ男」
としてアイドル的な人気を集めます。
同じ頃にブレイクしたいしだ壱成さんとともに
女性からも男性から支持されるカリスマ的な存在になります。
細身の体形にピッタリのトップス。
すその広がったパンツにアクセサリーなどが定番スタイル。
多くのファッション誌の表紙を飾りました。

18歳で俳優デビュー

デビューから1~2年で、
順調にドラマ、映画に出演していきます。
18歳の時にドラマ『なかよし』で俳優デビュー。
・山口美江さん
・阿部寛さん
・田中陽子さん
が出演するドラマです。
武田真治さんはドラマの中でサックスを演奏。
新人俳優ながら、インパクトを残しました。
超売れっ子俳優になる

その後は、
・映画『七人のおたく』(1990年)
・ドラマ『NIGHT HEAD』(1990年)
・ドラマ『放課後』(1992年)
・ドラマ『じゃじゃ馬ならし』(1993年)
・ドラマ『南くんの恋人』(1994年)
など多くの作品に出演し人気俳優として活躍します。
1990年代に出演した映画は8本、
ドラマは30本近くになります。
武田真治さんは後に、
休む間もないくらい次々に仕事がきた
と話してしました。
超売れっ子だったことがわかりますね。
23歳でミュージシャンデビュー

もともと芸能界入りをした理由は、
サックスプレイヤーになることだった武田真治さん。
デビューから約5年が経った23歳の時に、
ついにミュージシャンとしてデビューします。
ファーストシングル『Blow up』をリース。
これまでシングル7枚、アルバム3枚を発表しています。
忌野清志郎のバンドメンバーに参加

忌野清志郎さんと親交があった武田真治さんは、
清志郎さんのバンド「RUFFY TUFFY」のメンバーとして、
ツアーに参加したこともあります。
一流ミュージシャンが活躍する舞台で演奏するなど、
実力あるサックス奏者でした。
蜷川幸雄の舞台「身毒丸」の主演に抜擢

17歳でモデルデビューしてから、
ドラマ、映画、音楽と大活躍する武田真治さん。
さらに1995年には蜷川幸雄さん演出の舞台『身毒丸』の主役に抜擢されます。
・母を売る店で買われた撫子
・その義理の息子の身毒丸
二人の禁断の愛を描いた衝撃作です。
武田真治さんを一目見てほれ込んだという蜷川幸雄さん。
武田真治さんはそれに応えて、
身毒丸の闇や色気を見事に演じきりました。
しかし、高い評価を得たにもかかわず、
武田真治さんは降板してしまいます。
ロンドン公演が決まった後のことでした。
その理由は、武田真治さんの精神状態にありました。
「身毒丸」を演じることで、
舞台の上では生きられても、広く社会で生きれる精神状態ではなくなった
といいます。
それだけ全身全霊で「身毒丸」に挑んでいたのでしょう。
武田真治さんのストイックさが伝わってきます。
ちなみに、武田真治さんが降板した後、
身毒丸のオーディションに受かったのは藤原竜也さんです。
当時15歳だった藤原さんは天才少年として絶賛されました。
武田真治の現在は?
筋肉体操で新たな魅力を発揮

俳優、ミュージシャンとして絶頂を極めた武田真治さん。
26歳の頃に顎関節症を発症し、
サックス演奏ができない状態になってしまいます。
その他にも疲労が溜まっていたこともあり、
多くの仕事をキャンセルし休養期間に入ります。
フジテレビのバラエティー番組『めちゃ×2イケてるッ!』
以外での活動は見られない時期が続きました。
しかしこの顎関節症がきっかけで、
筋トレを始めたという武田真治さん。
NHKの体操番組『みんなで筋肉体操』に出演し
再び脚光を浴びることになります。
筋肉キャラがウケた武田真治さんは、
さまざまな番組に出演。
紅白歌合戦にも出演

『第69回紅白歌合戦』にも出演し、
天童よしみさんとコラボして「筋肉体操」を披露しました。
その後も、
・2021年:NHK大河ドラマ『青天を衝け』小栗忠順役出演
・2021年:ミュージカル『オリバー!』で市村正親とW主演
・2022年:ライブ『武田真治 Live in Blue Note Tokyo 2022』
・2022年:フジテレビ『新しいカギ』に出演
このように幅広い分野で活躍しています。
唯一無二のマルチタレントとして
多彩な才能を発揮しています。
まとめ
いかがでしたか?
10代でモデルデビューしてから
俳優、ミュージシャンとして活躍した武田真治さん。
最近はマルチタレントとして活躍の場を広げています。
今後の活動にも期待したいと思います。