ここ最近の日本のバスケットボールのレベルは確実に上がってきています。
特に注目されているうちの1人が田中力選手です。
日本人とアメリカ人のハーフである田中選手は、
日本人離れした巧みなドリブルスキルを武器にする将来有望な若手選手です。
今回はそんな将来が楽しみな188cm / 86kgと恵まれた体格を持つ
田中選手を紹介していきたいと思います。
田中力選手の経歴
化け物染みた小中学時代

田中選手は2歳から7歳までアメリカで過ごし、
小学4年生の頃に友達に誘われバスケットボールを始めました。
当初は試合になると相手チームから
ハーフで威圧感だけで何も出来ない
など舐められることが多かったそうです。
それが悔しくて1日の練習量がなんと7〜8時間で
1日のほとんどをバスケットボールに当てていたそうです。
その甲斐あって小学6年生の頃にレギュラーメンバーになるとある試合。
自チーム全体の得点が87得点であったのに対し、
田中選手が85得点取るなど努力の驚くべき成長を見せつけました。
横須賀市立坂本中学校へ入学

小学校時の他の子を凌ぐ練習時のおかげで培った類い稀ないバスケットボールスキルで、
同じ中学校の子を圧倒します。
中学校時代の田中選手のプレーは、
中学生とは思えないくらいの切れ味と正確性でした。
米軍基地の子どもたちとバスケをしたことで上達した
そしてこのような化け物染みたプレーヤーに成長出来たのは、
もちろん田中選手自身の努力のおかげでもありますが、

横須賀の米軍基地の同年代の子達のおかげでもある
という風に話しています。
田中選手はほぼ毎日のように彼らと一緒にバスケをしていたこともあり、
日本人離れしたバスケットボールスキルを身につけることが出来たんですね。
そのようなスキルを持つ田中選手に注目したのがNBAです。
- 中学2年生時:NBAが主催する将来有望な選手を集めたキャンプに招待される
- 中学3年生時:Bリーグのチーム・横浜ビーコルセアーズの15歳以下の育成チームに所属
Bリーグ U15 CHALLENGE CUP 2018に出場すると、
大会MVPに選出されるなどメキメキと実力をつけていました。
IMGアカデミー(フロリダ)に進学

中学を卒業すると、
田中選手はアメリカ挑戦の為にIMGアカデミーに進学することを決意します。
スポーツに特化した学校で。
世界から生徒がやってくる寄宿学校。
将来スポーツ選手を目指す子供達にとって絶好の学校となっている
田中選手は2年生から編入という形で入学します。
最初の頃はアメリカのバスケットボールのレベルの高さに苦戦し、
なかなか試合に出る機会をもらえませんでした。
しかし小学校の頃に培った努力の才能を発揮すると、
すぐにアメリカの試合にも慣れ試合の出場機会を獲得しました。
そして高校3年生の時に噂によるとハワイに転校したそうです。
その後はカリフォルニアのベリタスプレップスクールでプレーしているようです。
Kahuku(ハワイ)2020~

また大学バスケの名門のユタ大学からのオファーがあったそうですが、
監督の解任によってなくなったと言う噂もあります。
その後サンフランシスコ大学を訪問したようです。
Veritas Prep Academy(カリフォルニア)2021~
2021年、田中力選手はカリフォルニア州のVeritas Prep Academyに加入。
スコアリングガードとして活躍しているようです。
田中力選手は、

絶対にNBAでプレーしたい
と口にしています。
田中選手が在籍していたIMGアカデミーはこれまでに多くのNBAプレーヤーを輩出しています。
それでいくと田中選手もそれに値する実力は必ず秘めていると思います。
これからの大学進学についてなどの進路はまだ明確になっていません。
まとめ
小さい頃にした悔しい経験から努力し続ける田中力選手は、
本当にかっこいいと思います。
しかし田中選手であればそれを力に変えて大いにレベルアップ出来ると思います。
そしていつかNBAプレーヤーになって、
日本を代表する選手として活躍している日を楽しみにしています。
長くなりましたがご精読ありがとうございました。