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君たちはどう生きるかの父親はひどい?異世界に行けない理由は?キムタク評価は?

「君たちはどう生きるか」の主人公眞人の父親の正一。

重要人物でありながら、

わかりにくい部分もありました。

今回は眞人の父について調べてみたいと思います。

ネタバレを含みますので、本編ご鑑賞後の記事をご覧ください。

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目次

「君たちはどう生きるか」父・正一はどんな人物?

戦闘機工場の経営者

戦闘機工場の経営者である正一。

裕福な生活ぶりから、

戦争の恩恵を受け羽振りが良いことがわかります。

当時は非常に珍しかった車ダットサンで

眞人を学校に送り同級生を自慢するなど、

裕福であることをひけらかす様子も見られました。

宮崎駿監督の父親がモデル?


https://www.oricon.co.jp/news/2219952/full/

宮崎駿監督の父親も、

航空機部品製造会社を経営していたことから、

正一は監督の父親をイメージしていることが伺えます。

正一たちは屋敷のある田舎に疎開してきましたが、

宮崎駿監督自身も、

第二次世界大戦時に宇都宮へ疎開しています。

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妻の妹と再婚

男らしくイケメンの正一ですが、

眞人の父親がひどい

眞人の父親はクズ

などの批判的な声が上がっています。

その理由は、

妻の妹と再婚したからでしょう。

時系列を見ると、

・3年前:妻ヒサコが火事で亡くなる
・現在:妻ヒサコの妹ナツコと結婚する
・現在:ナツコのお腹には正一との子供がいる

このように、

ヒサコが亡くなった後に妹のナツコと結婚、

子供までももうけています。

戦時中には珍しくなかった?

昔の日本では、

結婚は個人ではなく家同士のものとされており、

戦時中は亡くなった妻の代わりに

妻の姉妹を再婚することは珍しくなかったそうです。

特にヒサコ、ナツコ姉妹の家は、

お手伝いさんが何人もいるようなお屋敷です。

正一の意思だけではなく、

家同士の意向でナツコとの結婚が決まったのかもしれません。

しかしながら、

そのような説明は一切ないため、

正一は妻の妹を結婚した気持ち悪い男

と、とらえた方も多かったようです。

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眞人とは微妙な関係


https://www.ghibli.jp/info/013702/

正一は妻の妹を再婚したことだけでなく、

眞人との親子関係も上手くいっていないため、

ひどい父親

眞人がかわいそう

といったネガティブな意見もあるようです。

正一は表面上は眞人にひどい態度はとっていません。

しかしある事件により、

正一の息子への愛情不足が露呈されました。

自分の傷つけた眞人

田舎の学校に転入した眞人は、

一人だけ裕福な家の子ということもあり、

クラスメイトからいじめを受けていました。

そんな中、眞人は自分で頭に石をぶつけ、

大怪我をして家に帰るシーンがありました。

クラスメイトにやられたと嘘とつく眞人。

すると父親は激怒し、

学校に怒りの電話をかけるのでした。

おそらく眞人は父親にかまってほしいから、

わざと怪我をしたでしょう。

この眞人の行動により、

父の愛情に飢えていることが伺えます。

眞人よりナツコを心配している?

イラスト

正一は眞人のことを愛していないわけではありません。

眞人が友達にいじめられたと思った時には、

全力で学校に抗議していました。

眞人が行方不明になった時も、

必死で探していました。

しかしながら、

正一が一番大事にしているのは、

眞人ではなくナツコなのかもしれません。

正一は頭の怪我など騒動をおこした眞人に対し、

ナツコを困らせないようにするんだよ

といったセリフを言うシーンがあります。

眞人の心身の状態を心配するのではなく、

ナツコの心配をする正一。

このような小さなことの積み重ねにより、

眞人は父親との間に距離を感じていたのかもしれません。

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異世界には行けない

本作は、

・現実世界
・大叔父が作った異世界

この2つの世界を舞台に物語が展開します。

大叔父:宮崎駿監督
異世界:スタジオジブリ

という解釈もあります。

いずれにしても、

眞人と宮崎監督にとって、

異世界は重要な場所と言えるでしょう。

そんな異世界の中心にいたのが、

眞人の若き日の母親ヒミでした。

眞人はヒミが少女時代の母親だと知り、

一緒に冒険します。


https://www.ghibli.jp/works/nausicaa/

ヒミは、

往年のジブリのヒロインの要素をすべて混ぜたような

魅力的な女の子でした。

一方で眞人の父・正一は、

異世界に行くこともできません。

これは、

眞人が正一との関係に壁を作っているからでしょう。

宮崎監督自身の父親との関係も、

影響していることは明らかですね。

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「君たちはどう生きるか」父・正一を演じたのは?

木村拓哉

本作が公開されるまで、

声優に関する情報は明かされていませんでした。

しかしキムタクがインスタで匂わせ投稿をしていたため、

「君たちはどう生きるか」で声優を務めるのでは?

と噂されていました。

木村拓哉さんは「ハウルの動く城」でハウルの声を演じています。

そして噂は間違っていませんでした。

ただし演じた役は意外だったかもしれませんね。

前回のように主人公を演じたのではなく、

脇役の正一を演じました。

エンドロールには、

ただのキャストではなく、

「特別出演」となっていましたね。

キムタクを主役ではなく特別出演扱いできるのは、

ジブリ作品ならではの贅沢と言えるでしょう。

キムタクだとわからなかった

演技において

何をやってもキムタク

と言われ続けてきた木村拓哉さん。

「ハウルの動く城」でハウルを演じた時も、

キムタクらしさが前面に出ていました。

しかし今回の父親役では、

キムタクと気付かなかった

という声が意外と多く見られました。

キムタクにとっては、

これは何よりの褒め言葉と言えるかもしれませんね。

エンドロールに木村拓哉さんの名前があり、

とても驚いた方も多かったようです。

声優として良かった

声優として食べていけそう

声優キムタクが良かった

このように、

純粋に声優としての演技力を評価する方も

多かったようです。

見た目はイケメンで爽やかな正一ですが、

・傲慢さ
・偽善さ

などが見え隠れするシーンがありました。

木村拓哉さんはそんな正一の微妙な表情を

とても上手く表現されていたと思います。

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まとめ

今回は「君たちはどう生きるか」の父・正一について

調べてきました。

主人公の父親という重要人物でありながら、

眞人との関係は上手くいっていないため、

異世界には登場しなかったようです。

本作は母親の愛の大きさを描いた作品です。

そのため父親の影はだいぶ薄かったように感じました

ただし演じたキムタクの演技はとても良かったですね。

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君たちはどう生きるかの父親はひどい異世界に行けない理由はキムタク評価は

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