THE FIRST SLAM DUNKが泣けると絶賛されています。
公開前は内容に不安の声もありましたが、
公開されると、
ネット上では「泣ける」「感動する」という声が目立ちました。
今回はTHE FIRST SLAM DUNKが泣ける理由をまとめてみました。
THE FIRST SLAM DUNKが泣ける理由11
泣ける理由1:オープニングのカッコよさ

THE FIRST SLAM DUNKは、
宮城リョータの沖縄での幼少期エピソードから始まります。
・バスケ上手な兄がいてその背中を追いかけていたこと
・しかしそんな兄が事故により帰らぬ人となってしまったこと
・引っ越し後に三井寿と出会っていたこと
などが次々に明かされるなか、
「やはり原作とは違う物語になるのか」と不安になります。
しかし次の瞬間、
The Birthdayの「LOVE ROCKETS」の爆音とともに、
手書きの宮城リョータと湘北メンバー、
さらには山王工業高校のメンバーが登場。
一気に不安が歓喜に変わります。
オープニングがカッコよすぎて泣けた
オープニングで感動。これだけでも映画代払う価値あり
映画冒頭ながら、
このオープニングの時点ですでに涙した方は多かったようです。
泣ける理由2:湘北&山王メンバーが動き出すという感動

THE FIRST SLAM DUNKに対して、
・旧声優陣のほうが良かった
・カットされた名シーンが多い
・宮城リョータのエピソードは必要なかった
このようなネガティブな意見もありました。
しかしそのような不満があっても、
やはり動いている湘北メンバー、
さらに沢北・河田などの山王メンバーが動いているだけで感動した
という声が非常に多いです。
湘北メンバーが動いて話すだけでスラダン世代は泣きます
動く湘北メンバーがまた見れただけで感激
湘北メンバーに再会できて涙が止まらなかった
内容に納得できない部分があっても、
動いている彼らを目の当たりにすると、
感激のほうが上回るようです。
泣ける理由3:漫画タッチの映像

オープニングの手書きのイラストが動き出すシーンは、
原作ファンにとって嬉しいサプライズでした。
さらに本編の山王戦でも、
漫画がそのまま動いているような、
他にはない独特の映像に驚かされます。
最近のアニメ映画の傾向から、
「こんな感じに仕上がるのかな」
というイメージはそれぞれ持っていたでしょう。
そんな予想を大きく裏切る映像でした。
漫画がそのまま映画になっていて感動した
アニメの映画化でなく原作の映画化であることに泣けた
これまでのテレビアニメとは違う、
井上雄彦の漫画タッチの映像に対して感動の声が上がっています。
泣ける理由4:試合のリアルな描写

W杯のように実際の試合に感動して涙を流すことはありますが
アニメの試合に涙することはまずないでしょう。
しかし本作の山王戦はあまりにもリアルなために、
まるで試合を観戦しているかのように盛り上がり、
勝利に涙した方が多かったようです。
選手たちの息遣いやバッシュの音。
ボールの音はネットの音など、
臨場感あふれる演出でした。
さらにプレスされる圧迫感や
追いつめられて焦る気持ちを
湘北メンバーと一緒に体感できました。
試合がリアルすぎて最後は感動で泣きそうだった
試合のシーンは興奮して胸が熱くなった
原作の試合場面を読んでいる時のような興奮と、
それにさらに音や映像の要素が加わり、
感情を揺さぶられる試合シーンでした。
泣ける理由5:スラムダンクにバッチリはまった楽曲
本作の音楽は、
・オープニング主題歌はThe Birthdayの「LOVE ROCKETS」
・エンディング主題歌は10‐FEETの「第ゼロ感」
ということが発表されていました。
この音楽が最高にかっこいい。
冒頭で宮城リョータの過去エピソードが終わると、
「LOVE ROCKETS」のベースの音が始まり、
音楽とともに湘北メンバーが登場します。
青春スポーツ漫画のイメージではなく、
湘北メンバーの柄の悪さや強さがしっかり盛り込まれた楽曲に、
オープニングから涙腺崩壊した方は多かったようです。
さらに山王戦の宮城の名台詞、
「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!」が飛び出た後に流れた、
疾走感のある「第ゼロ感」も最高でした。
泣ける理由6:宮城リョータの知られざる過去

本作で描かれたのはこの2点です。
・山王戦
・宮城リョータの過去の物語
疾走感あふれる山王戦の間に、
宮城リョータの過去エピソードが入る形で物語が進みます。
・幼少期に父親を亡くしている
・さらにその後、憧れの兄も他界した
・それ以来、母親との関係は上手くいっていない
・母宛の手紙に「生きているのが俺ですみません」と書くほど追い込まれていた
このような辛すぎる過去を経ていたことには胸を打たれます。
少しずつ母親と歩み寄ることができたラストは、
涙なしには観れませんでした。
泣ける理由7:より深いものになった山王戦

THE FIRST SLAM DUNKではじめて描かれた、
宮城リョータの過去エピソード。
これにより山王戦がより深いものになりました。
・山王戦との対戦は、もともと兄ソータの夢であったこと
・リョータにとって山王戦は兄のためでもあったこと
・山王戦の舞台に立つまでには、数々の苦悩があったこと
このようなことが明かされたなかで観る山王戦は、
原作以上の感動的なものになりました。
さらにリョータと三井との過去エピソードも織り込まれたことも、
より感動的になった要因でした。
泣ける理由8:沢北のエピソード

「負けたことがあるというのがいつか大きな財産になる」
これは湘北に負けた後に
山王工業監督が言ったおなじみの名言です。
THE FIRST SLAM DUNKでは、
この名言に繋がる重要なシーンが盛り込まれていました。
沢北が湘北との試合の前に
「高校バスケでやれることはやり切った、もし足りないなら自分に必要な経験をください」
と神社で祈るシーンです。
山王戦後に、
「負けたことがあるというのがいつか大きな財産になる」という監督の言葉を聞いた沢北は、
神社で祈ったことを思い出し泣き崩れるのでした。
この沢北のシーンに涙した方は多かったでしょう。
泣ける理由9:花道と流川のハイタッチシーン

本作は宮城リョータの視点で描かれたため、
原作の主人公である桜木花道のシーンが少ないという物足りなさがありました。
しかしその分、
貴重な花道のシーンが際立った効果もありました。
その中でもファンの涙を誘ったのが、
試合残り1分の攻防からの、
花道と流川のハイタッチシーンでしょう。
数あるスラムダンク名シーンの中でも特別なシーンです。
これが映像で観れたことに泣けた方は多かったようです。
泣ける理由10:安西先生のガッツポーズ

ふだんあまり激しい感情を見せることがない安西先生。
安西先生の山王戦ガッツポーズのシーンで、
胸が熱くなったという声がいくつか上がっていました。
全日本代表選手として活躍した経験のある安西先生。
大学での監督時代を経て、
今は高校生を指導する立場に。
人を育てることは何より楽しいことだと思った
人の成長に関われることは素晴らしいこと
このように、
人を指導する立場だからこそ得られる感動に、
共感して感動したという意見も目立ちました。
原作連載時には高校生目線で見ていた方々も、
26年の時を経て、
安西先生の目線で観るようになったのかもしれませんね。
泣ける理由11:リョータと沢北のその後

山王戦で幕を閉じたTHE FIRST SLAM DUNK。
しかし最後にリョータと沢北のその後が描かれました。
沢北は原作にあった通りバスケ留学のため渡米。
なんとリョータも同じくバスケ留学のためアメリカに。
リョータと沢北は再びアメリカの地で対戦することになるのでした。
・湘北に負けたという大きな挫折を経験した沢北
・辛い過去と折り合いをつけながら必死に生きているリョータ
この2人に対し、
希望のある未来が描かれたところで終わったのは感動的でした。
最後の最後の感動シーンに、
さらに涙が止まらなかったというコメントがネット上で見られました。















まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はTHE FIRST SLAM DUNKが泣ける理由をリサーチしました。
映像、音楽、ストーリーさまざまな角度から
「泣ける」という声がありました。
原作にはない感動を映画館で体験された方が
とても多かったようですね。