「レジェンド&バタフライ」つまらない理由は?合戦少ない!上映時間長い?

「レジェンド&バタフライ」つまらない理由は?合戦少ない!上映時間長い?

「レジェンド&バタフライ」は東映70周年記念の超大作ですが

ネット上では「つまらない」という感想も見られます。

今回は「レジェンド&バタフライ」が

つまらないと言われる理由について調べてみました。

ネタバレを含みますので本作鑑賞後に記事をご覧ください

目次

「レジェンド&バタフライ」つまらないと言われる理由7つ

1つ目:合戦シーンが少なすぎる

本作は

・織田信長を描いた超大作
・20億円をかけて作られた超大作

ということで、

・桶狭間の戦い
・姉川の戦い
・長篠の戦い

このような合戦が当然観れると思った方が

多かったようです。

しかしふたを開けてみると、

織田信長の大切な合戦はほとんど描かれませんでした。

桶狭間の戦いは姫の鼓舞のシーンだけで物足りなかった

長篠の戦いは武田軍の兵士が倒れている描写だけでつまらなかった

比叡山焼き討ちもいまいち流れがわからない

このような不満の声が見られました。

脚本家の古沢良太さんは、

あえて誰もが知っている歴史を描く必要ないと思った

としてこのような物語になったそうです。

しかし、

ド派手な合戦を大迫力のスクリーンで観てみたかった

という方は多かったでしょう。

2つ目:上映時間が長すぎる

本作の上映時間は168分。

約3時間という超大作となってます。

信長の生涯を描くには短すぎるくらいですが、

やはり168分は長すぎたという

ネガティブな意見のほうが多く見られました。

ダラダラ長くて飽きてしまった

無駄に長くてつまらなかった

などの意見があります。

特に本作は大きな盛り上がりがあるシーンよりも

淡々と進むシーンが続くため、

長くてつまらないと感じた方が多かったようです。

スポンサーリンク

3つ目:歴史ものではなく恋愛映画だった

本作は、

・濃姫のために天下布武を目指すも闇に落ちてしまう信長
・信長に想いを寄せながらも素直になれない濃姫

この2人のすれ違いの恋愛模様に面白さがありました。

しかしながら、

歴史ものだと思ったら恋愛要素が強くてガッカリ

終始2人のラブストーリーでつまらなかった

という感想が目立ちました。

本作では

・信長が天下布武を目指したのは濃姫が望んだから
・明智光秀に謀反を起こされたのは、信長が濃姫への愛により軟弱になったから

このように、

信長の歴史の裏には常に濃姫への愛があった

という解釈がされていました。

このような描き方がとても興味深いものでしたが、

本格的な歴史ものを期待していた方には

つまらないと感じられたでしょう。

4つ目:濃姫が若いため時間軸がわかりにくかった

木村拓哉さん演じる信長は16歳から49歳で亡くなるまで

描かれているのですが、

その時々の年齢にあった姿になっているため、

時間の経過を感じられました。

しかし綾瀬はるかさん演じる濃姫は

ほとんどビジュアルが変わりません。

そのため濃姫だけのシーンはどの時代かわかりにくいです。

ラストでは50歳近くになっているはずなのですが、

20代のような美しさ。

綾瀬はるかさんが若くお美しいのはわかりますが、

もう少しメイクで老いを表現してほしかったですね。

いつまでも若いままなのでリアリティに欠けてしまい

興ざめしてつまらなかった方は多かったようです。

濃姫が何年たっても老けないから感情移入できなかった

綾瀬さんがいつも若くてきれいで不自然

などの意見がありました。

また、中谷美紀さん演じる各務野だけが

年を取り白髪交じりになっていたので、

なおさら不自然に感じられました。

スポンサーリンク

5つ目:展開が早すぎた

本作は3時間で信長の生涯を描くということで、

展開が早いシーンが多々ありました。

数年後・・・、数年後・・・と進み、

そのたびに信長が成長していったり、

闇に落ちていったりします。

おそらくその数年の間にさまざまな戦があり、

それにより成長したり病んだりしたことは

推測できますが、

急展開すぎてつまらない

と感じた方は多かったようです。

特に序盤の「桶狭間の戦い」あたりから、

頭角を現す流れは、

もう少し丁寧に描いてほしかったですね。

6つ目:コメディシーンがつまらない

本作はシリアスな歴史ものではなく、

コメディ要素も多い作品でした。

・初夜のはずが濃姫に力技をかけたれた信長がギブアップする
・濃姫を止めに入った各務野が姫のおしりをペンペンする
・若き日の信長の家臣たちの下ネタトーク
・各務野が「尾張は終わり」とダジャレを言う

など特に前半はコミカルシーンが満載です。

しかしこのコメディ要素への評価はあまり高くありません。

ギャグが寒くて恥ずかしくなった

コミカルなシーンが多いけど全然笑えなかった

変に笑いを誘うシーンがあってつまらなかった

このようにネガティブな意見が目立ちました。

本作は戦国の息苦しい描写が多いので、

シリアスなシーンばかりだと観ていて疲れるでしょう。

コメディ要素あることでバランスが良くなる効果がありました。

しかし、

その笑いのセンスがハマらなかった方も

多かったようです。

7つ目:ラストのファンタジーがよくわからなかった

本能寺で明智光秀の軍に攻められた信長は、

絶体絶命のなか、

濃姫が行きたいと言っていた異国へ2人で良く

という夢を見ます。

この異国への船旅シーンは唐突に始まるので、

最後のファンタジーは意味がわからなかった

ラストの異国の船のシーンは必要だった?

このようなネガティブな感想がありました。

信長の最期の本能寺の変を

よりインパクトがあるものにするために、

このファンタジーシーンは効果的ではありました。

しかし突然映画の雰囲気が一気に変わるので

その違和感がつまらないと感じた方もいたのでしょう。

スポンサーリンク

「レジェンド&バタフライ」は面白いという意見も多い

歴史がわからなくても楽しめた

信長の有名な合戦シーンが少なく物足りない

という意見がある一方で、

歴史がわからなくても楽しめて面白かった

という意見も見受けられました。

歴史ではあく信長と濃姫のドラマに焦点をあてたことで、

歴史ものに抵抗がある方でも

観やすい映画に仕上がっていました。

長編だったけれど2人のラブストーリーに引き込まれて
あっというまだった

という意見もありました。

綾瀬はるかの演技が素晴らしかった

濃姫が若いため時間軸がわかりにくかった

という意見がある一方で、

綾瀬はるかさんの演技の素晴らしさを

絶賛する声も非常に多いです。

見た目は若く美しいままでしたが、

歳を重ねるごとに

より複雑な表情になっていく濃姫。

自信に満ち溢れてた前半と、

悲しみや儚さを感じさせる後半。

その違いはしっかり感じられました。

さまざまな要素が楽しめた

・コミカルな笑えるシーン
・ラストのファンタジーシーン

がハマらなかった方もいましたが、

歴史、恋愛、笑い、ファンタージが詰め込まれた面白い作品

さまざまな要素があって見応えがあった

といった感想もありました。

3時間近くの長編だと間延びしてしまうことが多いですが、

本作はさまざまな要素を取り入れることで

飽きさせずに楽しませる、

エンターテインメント性のある作品でもありました。

スポンサーリンク

まとめ

今回は「レジェンド&バタフライ」の

つまらないと言われる要素を調べました。

リサーチしてみると

さまざまなネガティブな意見はありましたが、

面白いという意見も多くあり、

賛否分かれる作品であることがわかりました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「レジェンド&バタフライ」つまらない理由は?合戦少ない!上映時間長い?

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次