Bリーグが開幕されてからもうすぐで3年目になります。
そんな富樫勇樹選手は、NBAにも挑戦していた時期がありました。
しかし、NBAでの戦歴がないのはご存じでしたか?

富樫勇樹のNBAの成績は?
NBAダラス・マーベリックスへの挑戦

マブスが富樫選手との契約を公式発表しました。
NBA Japan 2014年10月15日
テキサス州ダラスに本拠を置く
全米プロバスケットボール協会 (NBA) のチームダラス・マーベリックス。
富樫勇樹選手は通称ダラスに2014年10月から所属しました。
しかし、すぐに契約を破棄されています。
現地10月21日、ダラス・マーベリックスはフォワードのエリック・グリフィンと、
2014年10月22日 The Sporting News
ガードの富樫勇樹の解雇を発表した。
すぐにNBAとの契約を終えてしまった理由

2014年10月、マーベリックスが富樫選手は10月11日に渡米し、
15日にはマーベリックスと選手契約を結んでいます。
ただし、これはNBAデベロップメント・リーグのドラフト会議を回避し、
マーベリックス傘下のテキサス・レジェンズに
確実に送り込むための便宜上のものでした。
その結果、21日に富樫選手は解雇されています。

これまでDリーグでプレーしてきた選手たちが皆そうであるように、
Dリーグを踏み台にして、
NBAを目指すことができるチャンスです
その後、マーベリックスは他の選手を獲得したため
富樫は予定を変更しドラフト会議にかけられました。
サンタクルーズ・ウォリアーズに指名された直後に
レジェンズにトレードされています。

レジェンズと契約した富樫選手は、
015年2月8日のリオグランデバレー・バイパーズ戦では
シーズン最多の12得点を記録しています。
しかし、2月のオクラホマシティー・ブルー戦で足首を捻挫してしまいました。
その後の回復も思わしくなかったため、
シーズンの残り試合全てを欠場することになりました。
富樫勇樹のサマーリーグ成績

富樫勇樹選手はNBAとの契約したものの試合での経験はありません。
しかし、NBAへのステップアップとなったきっかけに
NBA開幕前のサマーリーグでの出場があります。
富樫選手は、小学校と中学校は日本の学校でしたが、
高校はアメリカの高校に進学しています。
高校は、モントクリスチャン高校です。
バスケットボールファンでは知らない人がいない超名門校。

NBA選手、ケビン・デュラント選手が卒業生にます。
サマーリーグとは

サマーリーグとは、シーズンオフに行われるトーナメント戦です。
各チームで世界中から招待し実際にチームと本契約をするかどうか決めるものです。
- 前シーズンのレギュラー選手以外の新人
- 若い控えの選手
- NBA実績のない選手
学生バスケットボールからNBAへの移行を確認できるため、
このような選手達にとっては絶好のアピールチャンスとなっています。
富樫選手はNBAチームのダラスマーベリックスの選手の1人として招待されました。

そのサマーリーグには田臥勇太選手が同じチームに日本人で初めて招待されています。
田臥勇太選手は別のフェニックスサンズと呼ばれるチームと、
本契約を勝ち取り日本人初のNBA選手としてのキャリアも築いています。
富樫選手のサマーリーグでの成績

富樫選手は5試合のうち4試合に3番手のポイントガードとして出場していました。
日本を代表するポイントガードなのに3番手。
その4試合の中で、最も注目された試合が対シャーロットホーネッツ戦でした。
富樫選手はその試合で、11分の出場時間で12得点の成績を挙げています。
富樫選手の得意とするフローターショットは会場のファンを虜にしました。

NBAの平均身長が2mに対し、
身長が167cmの自分にとっては欠かせないシュート技術の1つ
現在のディープスリー

富樫選手といえば、
遠い距離からシュートを打つことや得点力の高さでで有名です。
このシュート技術が現地のファンやプレイヤーを虜にしました。
当時のハイライトでも紹介されたくらいに
富樫選手のフローターショットは素晴らしかったそうです。

まとめ
富樫勇樹選手はNBAと契約はしたものの、
Dリーグとの契約となり実際のNBAでの試合経験はありませんでした。
その後足首の怪我で解雇になっており
日本に帰国し現在は千葉ジェッツふなばしで活躍されています。
今後の富樫勇樹選手のご活躍を期待しています。