高知県土佐市で巻き起こっている騒動をご存じでしょうか?
大阪から移住してきた夫婦が地域おこしの為にカフェを経営していましたが
理不尽な理由で退去を迫られているのです…。
一体何があったのか気になりますね。
今回はこの土佐市のカフェ騒動についてまとめましたので詳しくご紹介していきます!
8年前:高知県土佐市にカフェニールマーレを開業

カフェ・ニールマーレを開業したのは8年前です。
当時高知県土佐市は地域おこし協力隊を募集していました。
カフェのオーナーはバイク好きでツーリングで高知県によく行っていたのです。
食べ物も美味しいし自然が豊かな高知県を気に入っていました。
転職を考えていたオーナーが「どうせなら好きな高知県で暮らしたい!」と考えていた所、
高知県土佐市から地域おこし協力隊のオファーが来たのです!
オーナーは高知県で暮らせるし、土佐市は活性化するしどちらも好都合ですよね。
そしてカフェでの勤務経験のあるオーナーは高知県へ移住し、ニールマーレを開業したのです。
ニールマーレは8年かけて人気店に!

地元の食材を使用した料理やスイーツは好評で
県内外から多くの客が来店するようになりました。
県外からわざわざ来店したくなるほど美味しいということですよね!
全て手作りにこだわっている料理はSNSやメディアにも取り上げられるほど。
ニールマーレの人気は料理だけではないんです。
ローケーションが最高なんですよ!
太平洋が一望できる気持ちの良いロケーションはまさにインスタ映え!
景色と料理を楽しむことが出来るニールマーレは瞬く間に人気店となっていきました。
地域おこしとしては大成功ですよね!
騒動が起きる要素なんて1つも無いように思えます。
しかし、このカフェを営業している建物「南風」に問題があったのです…。
土佐市所有の「南風」という建物

カフェニールマーレは「南風(まぜ)」という建物での2階で営業しています。
「南風」はNPO法人が指定管理者になってるのです。
「南風」は観光施設で1階には直売所、3階には展望台があります。
道の駅のような感じですよね!
特に揉めるような問題はなさそうです…。
開業5年目:NPO法人の理事長が退去通告を持ってくる

なんとこの騒動を巻き起こしている張本人はNPO法人の理事長!
カフェの経営を始めてから5年目に突然退去通告を持ってきたのです。
あまりに突然なので不審に思ったオーナーは他のNPO法人の会員に確認を取りました。
すると「なんのことか分からない」とのこと…。
なんと理事長は個人の判断でNPO法人の印鑑を押した退去通告を作成したのです!
捏造したということですよね…。
その後NPO法人全員の印鑑が押された退去通告が届きますが、こちらも捏造。
理事長がサインを強要し、オーナーとの話し合いで決着がついていると嘘をついてサインを集めたのです。
土佐市役所には立ち退きの取り下げをしてもらい、退去は免れました。
この理事長は何がしたいのでしょうか…。
実はこの理事長は以前から目立つ言動をしていたのです。
NPO法人理事長のパワハラとセクハラ
理事長は以前から様々ないちゃもんをつけていたのです。
「俺の店を乗っ取った」「南風は俺が建てたから俺のもの」
この発言は全て嘘。
理事長の店では無いし、南風は土佐市が建てた物なのです。
調べればわかるような幼稚な嘘をつく意味が分かりません…。
それに加えて女性店長に対して
●ダメージジーンズのダメージ部分に手を入れる
●お尻を平手で叩く
といったセクハラまでしているんですよ。
女性従業員には恫喝、オーナーに対しては経営の口出しなどやりたい放題。
「バイトを雇うな」「俺が見つけた料理人を雇用しろ」
訳が分かりませんね…。
恫喝に関して土佐市職員に相談したところ
「尻でも触らせて機嫌をとればいい」
と言われたのだとか…。
呆れて言葉も出ません。
こういった事を言われたため、オーナーや店長は相談できずにいたのです。
確かに相談する気なんて起きないですよね。
意味の分からない冗談であしらわれるのですから。

土佐市役所がNPO法人に口出しできない理由

なぜ土佐市役所はきちんと対応してくれないのでしょうか?
実は「南風」は波介川河口導流事業の補填として建てられたもの。
川の改修工事に反対していた住民を切り崩し工作で抑え込み、施工に至ったのです。
この切り崩し工作に応じた人々がのちにNPO法人となり、その中心人物が理事長だったのです。
そのため土佐市はNPO法人に頭が上がらない状態に。
理事長が「俺は市長より偉い」と言う程です。
市長だけではなく市役所全体や市議すら何も言えない状況だそう…。
このままでいいのでしょうか?
しかもNPO法人は「南風」の指定管理者として毎年約2000万円の公金を貰っているのです。
オーナー達は弁護士を立てて自分たちを守ることにしました。
そのことを知ってすぐNPOも弁護士を雇いましたが、これは理事長の独断。
他の会員は何も知らなかったのです。
弁護士を雇用する費用は公金である2000万円から出される可能性が高いですよね。
2023年2月:土佐市職員による退去通告

2023年2月事態は一変します。
なんと土佐市職員が退去通告を伝えてきたとのこと。
そしてカフェニールマーレの次に入る利用者が公募されました。
NPO法人は締め切りの2日前までオーナー達に公募についての情報を伝えなかったのだそう…。
結局応募したのはカフェニールマーレともう1社のみ。
そしてもう一社の方に決定したのです。
この会社は理事長の知人が働いている会社。
自分の言うことを聞かないオーナー達を退去させそこに知人のお店を入れる
理事長の思惑通りになったのです。
オーナー達はこのことをSNSで発信すると伝えましたが、
「たかがSNS」
と理事長や市役所は鼻で笑ったのだそうです。
【5.12最新】物件を管理するNPOとカフェ間で賃貸契約が結ばれていなかった
物件を管理するNPOカフェとカフェの間で賃貸契約が結ばれていなかったことが判明しました。
あまりにも杜撰な物件管理にNPO法人への批判の声が高まりました。
しかし、特例の契約を交わした証拠がない以上、
原則の入居期限が切れたら退去というのが正当と認められる可能性が高いのでは?との声もあります。
まとめ
土佐市カフェニールマーレVS地元有権者の騒動についてご紹介していきました。
せっかく地域おこし協力隊として移住してきたのにこの仕打ちとは…。
自分の思い通りにならない、気に食わないからという理由でここまでするなんて驚きです。
オーナーや店長の気持ちは計り知れません。
この騒動はSNSで多くの人に拡散されています。
メディアが取り上げるのも時間の問題ですよね。
無事に解決して欲しいです!