タレントの渡辺徹さんが12月2日に敗血症でお亡くなりになったと発表がありました。
発表の中には細菌性胃腸炎からの敗血症とありましたが、
他の要因があったのではとネットでは話題になりました。
渡辺徹の死因は敗血症!原因は?
細菌性胃腸炎からの敗血症と診断されたと発表
渡辺徹さんは胃腸炎で入院されていたそうです。
1月20日に発熱、腹痛などの症状が出たため、都内の病院で検査を受け、細菌性胃腸炎と診断され、入院していた。その後、敗血症と診断され、治療を受けていたが、回復しなかったという
引用元 スポニチ 渡辺徹さん死去 61歳 敗血症 病気と闘った半生 10月舞台はほっそりした姿 榊原郁恵とおしどり夫婦
細菌性胃腸炎は食中毒として起こることが多く、
特に夏期に多く患者さんが増えます。
腹痛、下痢が主症状で、嘔吐や発熱も起きます。
敗血症とは何が原因でも起きる
敗血症とは感染症がきっかけとなって起きる、二次的な症状のことを指します。
何かの感染症を起こしている細菌などが増殖して炎症が全身に広がり、
その結果、重大な臓器障害が起きて重篤になっている状態です。
日本でも死亡例は数多く存在する病気です。
新型コロナウイルスのワクチン副反応？
渡辺徹さんは2021年の６月に新型コロナウイルスのワクチンを予約したと
メディアに明かしていました。
俳優渡辺徹（60）が、自身と妻でタレントの榊原郁恵（62）のもとに新型コロナウイルスのワクチン接種券が届き、慌てる様子をつづった。
日刊スポーツ 渡辺徹「来たーーーーっ！」ワクチン接種券届き夫婦で興奮
そのことから、ネットではワクチンの後遺症や副反応だったのではと話題になりました。
因果関係があるかは明らかにされていませんが、
摂取後死亡事例では敗血症事例が100件以上。
中でも目に付くのは基礎疾患である糖尿病および腎障害の起きている患者さんが多くいました。
後述しますが渡辺徹さんは基礎疾患に糖尿病を患っていました。
糖尿病から人工透析で免疫が落ちていた?
糖尿病は血液内に糖が多く存在し、
細菌の好む環境下であることは間違いありません。
ある日の収録中に胸が苦しくなり、正常値が100以内の血糖値が600もあった。体重は120キロ。大食いの仕事も次々と舞い込んでいた。
引用元 スポニチ 渡辺徹さん死去 61歳 敗血症 病気と闘った半生 10月舞台はほっそりした姿 榊原郁恵とおしどり夫婦
（略）
16年からは腎機能の低下で人工透析。
高血糖状態が続くと、必要な酸素が身体のすみずみに届かず様々な障害が起きます。
そのため身体の警察である白血球の活動が低下し、
身体に入った細菌に対しての十分な防御力を果たせなくなってしまうのです。
病原体の侵入を防げずに感染症にかかりやすくなってしまいます。
渡辺徹さんはその糖尿病を患っており、しかも人工透析を行っていたというのですから
一般の人よりも免疫が低下しており感染症にかかりやすい状態だったと思われます。
心臓も患っていた
2021年4月に渡辺徹さんは、
大動脈弁狭窄（きょうさく）症の手術を受けています。
大動脈弁は渡辺徹さんが罹患していた糖尿病なども原因で起きやすいとされています。
高血圧や糖尿病、高脂血症などを抱えていると動脈硬化が進みがちですが、大動脈弁でも動脈硬化は起こり、そうなると弁尖は石灰化します。多くの高齢者に、加齢によって硬化・石灰化した大動脈弁狭窄症が見られます。
引用元 NEWHEART 大動脈弁狭窄症とは
しかし狭窄症の手術は行われており、
敗血症原因である術後の感染症が1年後の2022年に起きたとは考えにくいため
こちらの要因は可能性が低そうです。
まとめ
渡辺徹さんが亡くなった原因についての考察まとめでした。
心臓の手術で入院された際に、
エピソードに息子の渡辺雄太さんに赤い下着を60歳還暦でもらって
身に着けていたと話されていました。
それだけに深くご家族やご本人も無念でしょう。
ご冥福をお祈りいたします。
