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安田純平がパスポートを発券してもらえない理由は?韓国人だから?時系列と発言の内容!

2018年7月に安田純平さんがシリアに拘束された際ネット上で公開された映像のなかで、

「私はウマルです。韓国人です」などと話し、臆測を呼んでいました。

そして2023年の8月にパスポートの再発給を拒否されている問題について会見を開き、

「私にとっての拘束は今も続いている」と訴えました。

なぜ安田純平さんはパスポートを発券してもらえないのでしょうか。

時系列にまとめていきます。

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目次
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安田純平がパスポートを発券してもらえない理由

2003年
イラク軍やイラク警察に数度拘束

イラク政府が行った人間の盾作戦に他のジャーナリスト等と共に自ら参加

2004年
渡辺修孝とともに拘束される
  • 日本人3人の人質の消息を掴むためにファルージャへ行く際に拘束される
  • 渡辺修孝とともに拘束されたが、4月17日に解放
2015年
拘束された画像が広まる
2018年
シリアから拘束動画が配信される

オレンジ色の服を着て、カメラに向かって日本語で話しかける動画を投稿

10月
トルコにいることが判明
  • 3年4か月にわたってシリアの武装勢力に拘束され解放されていた
  • シリア全土には「退避勧告」を出している状態
2020年
国に対し訴訟を起こす

トルコによる入国禁止措置と会見で説明

武装勢力に拘束されていた安田純平さんは2018年に解放され、

トルコを経由して日本に帰国しました。

安田さんのパスポートは拘束中に奪われていたため、再発行するよう申請しました。

しかしパスポートの再発行は外務省から発給拒否されたということです。

安田さんは、8月1日に日本外国特派員協会で開かれた会見で、

武装勢力の拘束が終わったが、私にとっての拘束はいまも続いている

パスポートがなく、今も日本から出国できないことを訴えました。

拘束中に「韓国人です」と話したことから憶測が広がる

私の名前は、ウマルです。韓国人です。
今日の日付は、2018年7月25日。
とてもひどい環境にいます。今すぐ助けて下さい

この20秒ほどの映像は、「シリアの日本人人質からの訴え」の英語タイトルで、

米動画サイト「Vimeo」にアップされました。

この時に「韓国人です」と名乗ったことにより日本国内では疑問や憶測が飛び交いました

また、奥様が会見中に「韓国」と口走ったことや、お母様が韓国でよく作られている鶴を作成していたことから

韓国人であるという憶測が飛び交っていましたが、安田さんの国籍は日本人です。

安田純平が「韓国人」と名乗った理由は?

安田純平さんは日本人です。

それではなぜ韓国人と名乗ったのでしょうか。

安田さんは解放された後こう語られています。

安田純平さん

日本人であることとか、私の実名を言うと、ほかの囚人が聞けば、もし彼らが解放された場合、
私の監禁場所を知っているので、例えば日本側に通報するとか、ほかの組織に通報するとかしたら、ばれてしまう

こういった理由から朝日新聞には下記のように答えられています。

  • 拘束中に、事情があってイスラム教に改宗しなければならなかった
  • スンニ派のイスラム教徒男性に多い名前である『ウマル』というのを選んでいた
  • 実名を言うとか、日本人とか言うのは禁止されていた

監禁場所が世間にばれたら攻撃されるかもしれないからということだそうです。

イスラム教に改宗しなければならず、自ら選んだ名前が「ウマル」。

そして、監禁場所の特定を避けるために、日本人であることや本名を口にしてはいけませんでした。

だから、「私の名前はウマルです。韓国人です」と話したということだったんですね。


安田純平がトルコに入国拒否されていた理由は

シリアに入ったあと武装組織に拘束され、

3年にわたり行方がわからなくなっていたフリージャーナリストの安田純平さん。

解放された後はトルコにいるという情報がカタール政府へ届き

日本政府は現地に担当者を派遣して、安田さん本人かどうか確認を進めてきました

安田さんの解放に向けては、トルコの治安当局と情報機関の活動があったそうです。

パスポート再発給不可

国家が国益を損ねるリスクの高いジャーナリズム活動に制限をかける事について、

妥当だという声が多くSNSでも議論されています。

海外に出て同じ目に遭う危険性のある人を行かせるわけにはいかないというのは、

感情と話しの筋としては納得する内容です。

よく話題となる税金で迷惑をかけたという説についてですが、

安田純平さんの身代金については、日本政府ではなくカタール政府が支払ったと言います。

身代金はカタールが払っています。

カタールが身代金を払った理由として

日本人の人命救助への貢献を国際社会にアピールするためだった」そうで、

日本政府は払っていませんでした。

安田さんを拘束した犯行グループが日本政府に接触し具体的な要求し、
何らかの利益を得たという具体的事実は現在のところ報道されていません。

安田さんは夫人に、不測の事態が起きても騒がないようにと言い残して出国されています。

憲法違反の可能性は?

イラスト

安田さんに対するパスポート発給拒否処分は

「渡航先に施行されている法規によりその国に入ることを認められない者にパスポート発給を拒否できる

という旅券法13条1項1号に基づいて行われました。

しかし、1か国でも入国禁止措置を取られた人からパスポート自体を取り上げ、

そのほかの190以上の国に行けないようにするという処分は、

憲法22条(居住移転の自由、職業選択の自由)に反する可能性があります。

しかし反面ヤフコメにこのような意見が掲載されており、1000件以上のイイネがついていました。

基本的人権には「公共の福祉に反しない限り」という制限が付きます。旅券法13条1項7号に旅券の発給を制限される者として、「外務大臣において、著しく、かつ、直接に日本国の利益又は公安を害する行為を行うおそれがあると認めるに足りる相当の理由がある者」と規定されています。この条項が過去に違憲か争われたこともありましたが、少なくとも当時の最高裁判例では合憲とされています。 彼は過去に国益を害する行為を行なっており、それに対して全く反省をしていない訳ですから再度行う蓋然性は高いと外務大臣(及び法務大臣)が考えるのも理解できます。(ヤフコメ)

このようにどちらの憲法を優先させるかで内容や方法が変わってきますね。

したがって、今後の展開や許可の国や制限の国など変わってくるのではないでしょうか。

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まとめ

ジャーナリストの安田純平さんが拘束されていた際に「韓国人」と名乗ったことから

今回パスポートを取れなかった理由は韓国人だから?と憶測を呼びましたが、

安田純平さんは日本人であり韓国人と名乗ったのには理由がありました。

また、今回のパスポート問題で憲法同士のぶつかり合いになりそうですね。

内容が更新されましたら追記していきます。

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