2023年1月にはじまったTBSのテレビドラマ「夕暮れに手をつなぐ」。
初回から色々と批判殺到でした。
夕暮れに手をつなぐの炎上5選
1つ目:方言ミックス

広瀬すずさん演じる空豆は「宮崎から出てきた」という設定ですが、
話す方言は九州各県のミックスした方言。
九州以外の人たちが想像するステレオタイプともいいます。
脚本家の北川悦吏子さんはこのドラマの方言の使い方に対して
空豆を九州出身にしたくて全部の言葉を聞いてみたんですが、
ピンとくるものがなかったんです。
そこでブレンドしようと思い付き、おばあちゃんが長崎、
おじいちゃんが宮崎出身という設定にして“空豆語”を作りました。
なので、『こんな言葉ないじゃん!』って怒らないでください
(テレビジョン)
とやや強引ともいえる手法で方言を完成させました。

2つ目:婚約者ヤバい

空豆の婚約者である翔太は高校を卒業したら東京へ1人で上京します。
高校時代から付き合っている空豆は翔太を追いかけて東京までいきますが、
せっかく東京まで行った空豆を他の女性がいるからという理由で追い返します。
1か月後に迫った結婚式の手配までしてなぜほおっておいたのでしょう。
しかも、空豆の祖母の自宅を300万円でエレベーター設置まで手配をしていました。
別れたから支払はしないというのも無責任ですね。
3つ目:田舎から上京してきた設定がヒドすぎる

空豆さんは恋人を追って九州から上京してくる設定です。
奇行が多く、カフェやホテルに驚き
都会の出来事に1つ1つ大きく大袈裟に驚く様子など
田舎にはないものと決めつけてかかって大袈裟であると批判が起きました。
広瀬すずさんの演技力があって空豆に対しての嫌悪感はないものの
脚本に対しての疑問が膨らみました。
ファッションもわざわざ文字入りトレーナーを着たりとダサい感じになっています。
食事の様子も下品にさせたりと田舎に対する偏見が大きくなりそうです。
4つ目:ハーフ=可愛いという偏見

大家である夏木マリさん演じる雪平響子。
息子である川上洋平さん演じる爽介が結婚するという発言に対し

もしかして(結婚する人は)目が青い?
とすぐさま発言しており

私にはハーフのめちゃくちゃかわいい孫が生まれてくる
と話していました。
ルッキズムであり差別的な発言であると話題に。
ハーフだから白人であり、青い目だからかわいいという発言にもとれるこの発言に
ハーフの見た目で苦労したという人たちから意見が集まりました。
5つ目:「蕎麦屋」「空豆畑」「阿蘇の温泉」固有名詞を出してバカにする様子

1月26日に放送された第2話。
永瀬廉さん演じる音は熊本県の黒川温泉の仕事を持ち掛けられます。
その際温泉の曲を作るのはダサい
と同じ事務所のアーティストに言われてしまいます。
実際にある固有名詞を使ってしまったため、
ギョッと感じる人も多かったはず。
空豆は婚活パーティに参加しますが、
自分の職業を次々と発表する人たちに交じって
蕎麦屋の配達
といって爆笑されます。
同じ場には留学している(無職)もいましたが、
ウケをとってしまい空豆は萎えたようで婚活パーティは途中で抜けました。
また、その流れで実家は何をしているかという内容でも空豆は
空豆畑
と言って周囲を凍り付かせますが、職業差別と捉えられかねません。
まとめ
2023年1月にスタートした「夕暮れに手をつなぐ」の炎上5選でした。
田舎に対する偏見や、固有名詞を用いた差別的な表現が主でした。
永瀬廉さんや広瀬すずさんの演技力でカバーされている部分が大きいようですね。
回を増すごとに改善されるといいなと感じます。